歌手の坂本九は、
私と同じ昭和16年の生まれだった。
昭和60年の日航ジャンボ御巣鷹山墜落事故で
43歳の若さで亡くなった。
常に全日空を利用していたのに、
お盆の帰省ラッシュのため満席で、
仕方なく日航機に乗って事故に遭ってしまった、
という逸話がある。
昨日、妻が突然、
その慰霊の園のある群馬県上野村へ行こうと言い出した。
往復170Km、6時間のドライブである。
国道299号線は
神流川の右岸、左岸をくねくねと進む。
道沿いにある濃紅色の桃の花が満開、
雑木々は丁度若葉の季節で、
山々を緑のグラデーションに彩る。
そんな中に、合掌をかたどった慰霊塔は
静かに山の色、空の色を映していた。
その坂本九は、
昭和18年、217名が死傷した
常磐線土浦駅列車衝突事故では、
その列車に乗り合わせていたものの、
事故直前に
他の車両に移っていたために難を逃れた、
という逸話もある。
「上を向いて歩こう」という歌声が、
残響のように降ってきた。
私と同じ昭和16年の生まれだった。
昭和60年の日航ジャンボ御巣鷹山墜落事故で
43歳の若さで亡くなった。
常に全日空を利用していたのに、
お盆の帰省ラッシュのため満席で、
仕方なく日航機に乗って事故に遭ってしまった、
という逸話がある。
昨日、妻が突然、
その慰霊の園のある群馬県上野村へ行こうと言い出した。
往復170Km、6時間のドライブである。
国道299号線は
神流川の右岸、左岸をくねくねと進む。
道沿いにある濃紅色の桃の花が満開、
雑木々は丁度若葉の季節で、
山々を緑のグラデーションに彩る。
そんな中に、合掌をかたどった慰霊塔は
静かに山の色、空の色を映していた。
その坂本九は、
昭和18年、217名が死傷した
常磐線土浦駅列車衝突事故では、
その列車に乗り合わせていたものの、
事故直前に
他の車両に移っていたために難を逃れた、
という逸話もある。
「上を向いて歩こう」という歌声が、
残響のように降ってきた。