老麗・美しく老いる

「美しく老いる」を余生の目標として、そのあり方を探る。

親の祈りー名前について

2009-04-22 06:37:33 | Weblog
自分の名前の文字を間違えられると
不愉快な思いがする。

市名は「龍ヶ崎市」であるが、
駅名は「竜ヶ崎駅」、
県立の高校名も「県立竜ヶ崎○○高校」である、
と怒られた事がある。ややっこしい。
どうして県と市で表記が異なってしまったのだろう。

もっとも吾が県でも
「埼玉県さいたま市」「行田市埼玉(さきたま)」が
あるから他県のことを軽々には言えない。

「さき」の表記では、
「埼玉県」の「埼」が
今度常用漢字に認められる事になるようだ。

「龍ヶ崎市」のように、山へんの「崎」は
山がそのまま海に突き出た所。

一方「埼玉県」のように、
土へんの「埼」は木の生えていない土(崖)が
海に突き出た場所。犬吠埼がある。

他に、石へんの「碕」もあり、
岩が海に突き出た土地をいう。
島根県に出雲日御碕がある。

私は貞雄。
貞夫や貞男、定雄などという字の人もいる。
文字にはそれぞれ意味があり、
名前には親の祈りがある。