老麗・美しく老いる

「美しく老いる」を余生の目標として、そのあり方を探る。

朝日も沈むー定額給付金

2009-04-05 06:52:39 | Weblog
朝日が東窓から差し込むようになった。
死んで浄土もないものだから、
沈む夕日にはお願いしない。
しかし、
昇る朝日には手を合わせている。

今日、定額給付金の申請書類を提出しょうと思う。
国民として最低の生活さえ保障されない人達にとって、
最近の社会の仕打ちは、
朝から日が沈むような暗い日々だろう。

「2万円いただければ、自殺を考え直します」
という人がいた。
だから、この定額給付金も、
あの人にとっては、
当面の死を回避するに足るほどの莫大な金額なのだ。
その一方で、
家政婦さんが間違ってゴミ箱に捨ててしまっても
気づかないような人にも給付すると言う。

そもそも税金は、富の再配分のシステムであるが、
この「定額給付金」は、
税金のバラマキ以外の何ものでもない。
 
私は、金融機関への振込みを選択した。
給付には「申請後1~2ヶ月を要します」という。
私達の保険も年金も先行き不安だらけだが、
それ以上に国の借金を背負う孫のために
「ありがとう貯金」にしておこうと思う。