老麗・美しく老いる

「美しく老いる」を余生の目標として、そのあり方を探る。

泣くな自転車

2009-04-28 06:31:29 | Weblog
自転車に風当たりが強い。
事故が多いからだという。

最近、都会の道路に
「自転車専用道路」というものが出現した。
しかし、
専用道路上の駐停車を禁止しなければ効果はない。

地方の道路には「路側帯」というのがある。
歩道の無い道路の車道の左端にひいてある白線の内側部分で、
自転車などの軽車両と歩行者が通行可能である。
しかし、これも
路側帯の駐停車を禁止しなければ危険だ。

また、路側帯の真ん中に電柱がある。
道路が狭いためというよりも、
路側帯や側溝の整備が電柱の既得権よりも後になったからだ。
敷地内や農地内に移設してある所もあるが、
自転車や歩行者にとって、
路側帯の電柱ほど邪魔で危険な柱は無い。

最近、地中化が中断しているようだが、
狭い日本、
地中化を促進して欲しいものだ。

ちなみに、
自転車は、道路交通法上では
軽車両で路側帯も通れるが、
道路運送車両法上では車両で、
必ず車道を通らなければならない。

日本の自転車は、
まだまだ肩身の狭い乗り物だ。
泣くな自転車。