ここ掘れ!!韓・カン

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 「グエムル」のキャストインタビューが笑えた。TV「シネマ通信」は韓国映画特集だった。

2006-08-28 01:59:17 | 韓国映画
テレビ東京で毎週木曜深夜25:30からの30分番組「シネマ通信」を皆さんチェックしているだろうか?今年4月から資生堂提供で復活した映画情報番組だ。

先週は韓国映画特集。大作からミニシアター系の映画までその時流も織り交ぜての特集枠は、30分番組にも関わらず毎回の内容は濃く映画宣伝も兼ねていても薄っぺらな番組特集とはなっていないのが特徴だ。監督自身にスポットをあてた特集などもあり興味深く気楽に楽しめるGoodな番組なのでまだ観ていないみなさんもぜひ・・・番組予約の留守録で^^。(深夜はやっぱりキツイ)

先週の特集「韓流を越えた 韓国映画の実力」ではこれから日本で公開される映画を中心に「ユア・マイ・サンシャイン」「トンマッコルへようこそ」キム・ギドク監督の「弓(ゆみ)」「グエムル」などを紹介。特集外のレポートでは「僕の、世界の中心は、君だ」の釜山ロケ地での主演女優ソン・ヘギョのインタビューやロケ地が海岸沿い等である為に嫌になるくらいに朝から晩まで海鮮料理ばかり食べていた事を話すチャ・テヒョンのインタビューが笑えた。

映画現場はロケ地によっては色々メニューも変わりそれも楽しみなのだが・・おいしいものでも毎日同じでは飽きるからね^^。ちなみに韓国撮影現場では基本的に弁当はなくあったかい炊き出しや移動中お店で食べます。
日本ではロケ弁が中心。鈴木清順監督の「オペレッタ狸御殿 」の撮影の為に日本撮影に参加した中国女優チャン・ツィイーは、撮影現場でみんなが冷めた弁当を揃って食べているのを見てビックリしていたそうである。

ほんと日本の現場は制作費事情もあるし・・大変。

ひとつ思い出す言葉がある。
プロデューサー一瀬隆重の名言:「日本の映画製作の根底を支えているのは予算的な問題からギャラ減額等も含め映画スタッフの犠牲で成り立っているのであり・・これらの問題等も含め日本映画産業は本当の産業として成り立っていないのではないだろうか?」
ほんとに全体的な日本映像産業はこれが真実だ^^!

話に戻って・・
「グエムル」の出演キャストインタビュー
始めて脚本をもらい出演交渉をされた時の感想が今となっては面白い。
ソン・ガンホ氏「始めて脚本をもらい出演交渉をされた時に私自身ほんとにこれが映像化出来るのか不安で・・なにせ韓国映画でも前代未聞の作品でしたから・・」

完成した映画を始めて観た時のペ・ドゥナはその感動を語り。制作時のエピソードでは
「もう怪物自身が後で合成されるのですから、現場ではそこに存在しない怪物と演技するのですからキャストの皆さんが演技の撮影が終わった後に言う言葉はみんな同じで「あとは怪物の名演技にまかせよう・・」って(笑)

「グエムル」は韓国では歴代興行2位となり歴代NO1の「王の男」の1230万人動員を抜くのは時間の問題となりそうだ。

日本公開まであと1週間!!

日本国内でこの「グエムル」がどう評価されるか・・今後の韓国映画を占う意味でも興味深々だ。がんばれ!!

朝鮮日報参照URL
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/08/27/20060827000025.html

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