頑張るおばさん!

定年退職まであと○○年と数える年齢になった。何かしなくちゃ!ブログでもするか・・・。挑戦あるのみ。

認知症で食事が摂れないのです。

2015-06-02 23:46:52 | 日記
お久しぶりの更新です。父親が入院していました。

福井の結婚披露宴から帰って程なく
父親が入院することになり、ずっと介護をしていました。

完全看護の病院なので、看護師さんに頼めば良いのですが
ご飯を食べなくなっていたため
昼食と夕食の時に介助していました。(朝食は仕事の関係で無理)

環境が変わったことで、おかしな言動があるし
食事と言っても一口食べたら「いらん」って拒否する状態が
しばらく続きました。
毎日2本の点滴で維持していました。
認知症が進み、紙おむつはびりびりに引きちぎってしまうし
宇宙人の様な内容の話をするし、
どっと、疲れる毎日で
エアロビクスも水泳もお休みして
父親中心の日々でした。

症状が安定し始め頃
医師から、転院を勧められました。

公立の病院は療養型の病棟がありません。
治療という治療が無くなって
でも施設に帰るには食事の量が少なすぎる。
施設は病院のような点滴はしてくれない。
それなら、民間の療養型に移った方が良いと・・・。

施設からは、「家族が治療は必要ない、自然に終末を迎える方向で
良いのであれば帰って来ても良い」と言われ、
姉妹で何度も話し合いました。
今の段階で治療を辞めて看取りの時期と考えるには無理がある。
治療をして貰おうと・・・。

公立病院の医師と相談員さんと話し合って
民間の病院にベッドの空きができたら
そちらに移ろうということが決まった後
私から、「まず、一度施設に帰って様子を見ることは出来ないか。
父親は施設の職員さんと話をしたり、食堂でみんなと食べることで
食欲も回復するのではないか。様子を見て欲しい。それでもだめな場合は
民間の病院に入院することは仕方ないけれど・・・」と、別の案を提案し
それが受け入れられることになりました。

その後、ムラはあるけれど食欲も回復して
これなら、施設に帰っても大丈夫だろうという退院の許可が出て
今日、元いた施設に帰りました。

施設の職員さんに、「おかえり」と迎えて貰い
食事も病院では出なかった味噌汁や魚が出て
「これはうまい!」と元気に食べている姿を見て
本当に良かった!と思いました。

認知症が原因で、躁鬱状態が進み
躁の時は、とても調子がよく、おしゃべりしまくりで食事も摂れますが
鬱の時は、怒りっぽくなるし、食事も摂れません。
だから、また、食事が摂れなくなる時がきっと来るでしょう。
でも、今は私の判断は間違っていなかったと思います。


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2 コメント

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大変だったのね! (ハナちゃんの母)
2015-06-03 23:32:51
人は一人では生きていけませんね!
お仕事もしているし、今出来ることをすれば良いと思います。
施設はいろいろな事態に対しての対応が慣れていますものね。
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Re:大変だったのね! (kamiyama18)
2015-06-04 21:28:30
本当に大変でした。今は父親は、入院する前の生活にすっかり戻っています。やっと自分の趣味に時間が使えるようになり、久しぶりにエアロビクスに行ってました。
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