脊髄にウイルスが入ってから
下半身不随になり、病院から足のリハビリを見放されていた父。
それでも、ずっと「リハビリを受けたい!」と言い続けていました。
施設に入所後は、いろいろと制限があり
主治医の診断がなければ、整形外科を受診することができません。
下半身不随になっているので、家族も、以前入院していた病院も
そして現在入所中の施設も、リハビリをしても効果がない!と思い込んでいました。
でも「夜中にけいれんが起き、眠れない」「ウイルスが上半身に上がってきたら怖い」という父のたびたびの訴えを聞き、
父親ももう89歳。
父の希望を聞いてあげよう!と思ったのです。
施設の看護師さんに、
「整形外科を受診したいので、主治医に伝えてほしい」と。
そして、27日の会議の時に
「とりあえず、整形外科を受診してからにしましょう」ということになりました。
そこで、今日、整形外科を受診。
発病当時は全く感覚も無く
動くことも無かった足が、
今日の診察では、動きは悪いものの
両足とも動くのです。
この父の状態を把握していなかった私は心の中で
謝りました。
医者も、「これなら、リハビリである程度は回復しますよ。一日も早くリハビリを開始しましょう」と言ってくれました。
毎日リハビリとなると
施設に入所したままで家族で対応ということは
厳しいものがあります。
そこで、整形外科に一時入院することに。
今日、すぐにリハビリを行ったのですが
理学療法士さんが、「ちょっと立ってみましょうか?」って言ってくれたときは
涙がでそうだった。
もちろん、立てる訳ありません。
でも「お父さん、何年ぶりやろうね?立つなんて考えたこともなかったね」って
二人で感動しました。
両足とも筋力は残っているものの
一定の角度で固まっているので、
これからが、大変でしょう。
私が入院の準備で留守にしているときに
理学療法士さんが、父の病室を訪ねてくれて
「月曜日から、みっちりしますよ。」って声かけてくれたとのことでした。
理学療法士さんの話で、脊髄を痛めている人は
けいれんが起きたりするということも
聞き、完全に父親の頭の中では、父の考えるウイルス説が無くなった訳では
無いでしょうが、少しは安心したのではないかと
思います。
発病したときに、
いきなり父に降りかかった災難に
落ち込んでしまい、
このまま父は家にも帰れない
ずっと車いすの生活になるんだって
思って、前に進むということをしてこなかった自分を
反省します。
もっと、早く気がつくべきでした。
1ヶ月の入院です。
どこまで回復するかは不明ですが
前が拓けるということは
こういうことなのでしょう。
父の可能性に期待して、
私は、応援していきます。
下半身不随になり、病院から足のリハビリを見放されていた父。
それでも、ずっと「リハビリを受けたい!」と言い続けていました。
施設に入所後は、いろいろと制限があり
主治医の診断がなければ、整形外科を受診することができません。
下半身不随になっているので、家族も、以前入院していた病院も
そして現在入所中の施設も、リハビリをしても効果がない!と思い込んでいました。
でも「夜中にけいれんが起き、眠れない」「ウイルスが上半身に上がってきたら怖い」という父のたびたびの訴えを聞き、
父親ももう89歳。
父の希望を聞いてあげよう!と思ったのです。
施設の看護師さんに、
「整形外科を受診したいので、主治医に伝えてほしい」と。
そして、27日の会議の時に
「とりあえず、整形外科を受診してからにしましょう」ということになりました。
そこで、今日、整形外科を受診。
発病当時は全く感覚も無く
動くことも無かった足が、
今日の診察では、動きは悪いものの
両足とも動くのです。
この父の状態を把握していなかった私は心の中で
謝りました。
医者も、「これなら、リハビリである程度は回復しますよ。一日も早くリハビリを開始しましょう」と言ってくれました。
毎日リハビリとなると
施設に入所したままで家族で対応ということは
厳しいものがあります。
そこで、整形外科に一時入院することに。
今日、すぐにリハビリを行ったのですが
理学療法士さんが、「ちょっと立ってみましょうか?」って言ってくれたときは
涙がでそうだった。
もちろん、立てる訳ありません。
でも「お父さん、何年ぶりやろうね?立つなんて考えたこともなかったね」って
二人で感動しました。
両足とも筋力は残っているものの
一定の角度で固まっているので、
これからが、大変でしょう。
私が入院の準備で留守にしているときに
理学療法士さんが、父の病室を訪ねてくれて
「月曜日から、みっちりしますよ。」って声かけてくれたとのことでした。
理学療法士さんの話で、脊髄を痛めている人は
けいれんが起きたりするということも
聞き、完全に父親の頭の中では、父の考えるウイルス説が無くなった訳では
無いでしょうが、少しは安心したのではないかと
思います。
発病したときに、
いきなり父に降りかかった災難に
落ち込んでしまい、
このまま父は家にも帰れない
ずっと車いすの生活になるんだって
思って、前に進むということをしてこなかった自分を
反省します。
もっと、早く気がつくべきでした。
1ヶ月の入院です。
どこまで回復するかは不明ですが
前が拓けるということは
こういうことなのでしょう。
父の可能性に期待して、
私は、応援していきます。