「心身の神癒」より。

2014-02-28 03:53:56 | 日記

          ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


         第一話

六十九、 キリストはあなたたちの中に在るのであって、
        外部からのものは何ら役には立ちえない。
        ひとつの魂が進化すれば全人類が高揚する。
        それは全人類がひとつになるためである。

七十、 現在のみが唯一の要因であって過去も未来も存在するものではない―――と、
        時間〔の問題〕を完全に悟り切ってしまえば〔人類のこれまでの〕
        誤った考えや代々にわたって受け継がれてきた病も消滅するであろう。
        存続するものがあるとすればそれは人間の為す善のみである。
        然らば、無知や罪の働きを論(あげつらう)って、無智や罪をそして
        又過去を祭り上げるのは止めるがよい。

七十一、 たいていの人々の心は罪の力という重荷をかつがされている。
        彼らには世の無智と罪とを通しては神我を見ることはできない。
        神の愛を通してのみ神我を見ることができるのである。
        常に現在に生きる神の子こそは愛なる父の完全無欠の現れである。


                    ~ 感謝・合掌 ~







「心身の神癒」より。

2014-02-27 03:02:10 | 日記

         ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


          第一話

六十六、 磔刑とは、人はすべて十字架にかかるとの意味である。
        あらゆる者がそれぞれのゲッセマネの門をくぐらなければならない。
        或る者は或る道を行き、或る者は他の道を通って。
        こうしてあなたたちは自分自身の経験によって浄められていく。

六十七、 生命を再び得んがために十字架にわたしの生命をかけそれによって
        生命を再び得たことがあらゆる経験のなかで最大のものであった。
        しかしそれはわたし自身のためではなく、
        およそ生きているすべての人々、
        そして又『わたしを信じる人々が決して死なないようにするため』
        であった。
        事実彼らは久遠の生命の秘蹟をすでに得たのである。

六十八、 次に来るのが蘇りである。
        死に定められたこの肉の身より魂の蘇りである。
        神我は肉の中に顕現した神の霊であり、
        昇天とはこの実在を真に認識すること、
        久遠の神我を真に把握することである。


              ~ 感謝・合掌 ~




「心身の神癒」より。

2014-02-26 02:21:43 | 日記

        ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


        第一話

六十三、 油注ぎとは神に生命を捧げることである。
        然る後に神のみによって造られた神殿〔身体〕の裡なる
        〔神我〕は目覚めている。

六十四、 悟りの程度に従って神我は顕現する。
        故にあなたたちの生命、生活、生涯を神に捧げることである。

       
六十五、 しかしその時誘惑が来る。
        誘惑は神我(キリスト)によって克服されんがために
        世にあったのである。
        『わたしは世に勝った』のである。


             ~ 感謝・合掌 ~





「心身の神癒」より。

2014-02-25 05:20:44 | 日記

         ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


        第一話

六十、 キリストの七つの大行は、過去のものではなく、
      今この瞬間あなたたちにとっても現実となるのである。
      神我が、人間の手を以って造られたのではない神殿において、
      大生命の生誕を経験するのである。

六十一、 母マリアの双腕(もろうで)に抱かれた神の子の象徴(すがた)は、
       すべての嬰児(みどりご)の中に神我が生まれつつある象徴(しるし)
       である。
       父なる神が個別化して各人一人々々となったのであり、
       〔かくて一人々々が〕久遠なる神の子すなわち神我の顕現として生誕し、
       地上に生を得ることとなったのである。

六十二、 〔その故に〕周囲を見廻し、互いに見合して聞くがよい、
        『汝いづこより来りしや?』と。
         父のみぞ知る。


                  ~ 感謝・合掌 ~



「心身の神癒」より。

2014-02-24 03:11:02 | 日記

     ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


          第一話

五十七、 神我(アイ・アム)が主である、『わたし』は変らぬ。
        目を見開いて自分自身の中にこの大いなる真理を見るがよい。

五十八、 〔神を〕顕現する心構えができた分だけあなたたちは
        神に似つかわしくなったのである。
        人類の胸(ハート)の中にある神の子即ちキリストが人々に手を差し伸べ、
        早く人間自身の神性意識に目覚めようと促している。
        なぜならば各人一切の中に神我(キリスト)は在って
        永遠に生きているからである。
        この真理に気付いたとき胸(ハート)は永久に平安である。

五十九、 『わたしは主なる汝の神である。わたしは父と一体であり、
        父とわたしは決して離れることなく、わたしたちは常に
        あなたたちの中にあって共に働いている』。


               ~ 感謝・合掌 ~