「心身の神癒」より。

2014-01-31 00:35:42 | 日記

        ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


第一話

われは蘇りなり、生命なり、すなわち神の愛なり。

わたしが自らが蘇りである。生命である。
わたしを信じるものは死すとも生きる。
わたしの中に生き、かつ信じるものは決して死なない。

一. 神は愛であり、愛は神である。
しかしそのことが何であるかを知っている者はいない、
ただわれわれだけがそれが実在であることを知っている。
あなたたちは恐らくそれについていろいろと理論を立てて来たであろう。
―――しかし、そのようなことは決して為てはならないのである。
外部からの種々様々な意見に染まることなく、真理自体を開顕させるべきであり、
又、こうであると最終的に断定してしまってはならない、
断定してしまえば真理に至る道が閉ざされてしまうからである。


            ~ 感謝・合掌 ~





「心身の神癒」より。

2014-01-30 02:42:37 | 日記

               ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


訳者はしがき

人の救われるのは神学によるのではなく、真理そのものによって、真理そのものを生きることによって、である。
さればこそイエスは、「真理は汝を自由ならしめん」と仰せられたのであり、
「神学は汝らを自由ならしめん」とは決して仰せられなかったのである。
多くの宗教がそうであるが、現代のキリスト教も又人間「我」の小智が造り上げた神学に立てこもっている
(従って又他派と対立している)ために、かつての十二使徒時代の、
ただひたすらにイエス・キリストの語り給うた言葉(真理)によって人々の心身を現実に
癒やした力を失っているのが大部分である。
そのためイエスは第二次大戦後南アメリカ連邦のヨハネスブルグ在住の著者(故人)を
えらんで氏の上に再現し給い現在のキリスト教会の誤りを指摘しつつ、
二千年前に語り給うた真理(ロゴス)の真実義を明かし給うたのが本書である。
イエス・キリストをキリスト教徒のみの独占的存在と思うのは独断的迷妄であり、本書の訳者註にもある通り、
いわゆる異教徒であっても、かつ又名もなき一市井人であっても、彼らが真理を生き、
世の一隅を照らしている限り、イエス・キリスト(その他の、仏教風に云えば、諸天善神)
は彼らに御自身を示現し、かつ慈導し給うのである。

まさしく真理は万人のものである。
本書の訳出にあたり、原語のthe Christを神我(真我)、the Christ of Godを分霊としたことに対して
最初は抵抗を感ずる読者も少なくないであろうが、
読み進むにつれてイエス御自らのみ言葉によってまさしくその通りであることが納得されるであろう。
その納得によって読者が、そして又訳者も、transmutation (変性)してイエスとともに愛の権化となることを祈ってやまない。
尚、文中イエスが「わたし」と称される場合は、①歴史的人物としての
「わたし」、②万人に内在する神我としての「わたし」、③超越、普遍神と一体となる「わたし」、
従って創造主としての「わたし」、を意味する場合がある事を老婆心までに付言しておきたい。
訳文中の〔  〕内は訳者の補訳又は補註である。
本書は既刊(霞が関書房)の拙訳書「ヒマラヤ聖者の生活探求(全五巻)」と「解脱の真理」と
その内容において密接に関連している。
本書の読者がこれらの書をも併読されれば、真(神)我への自覚と、
その自覚より湧き出るもろもろの力とのいや増しに増し行くのを実感されるであろう。


                   ~ 感謝・合掌 ~






「心身の神癒」より。

2014-01-29 02:22:57 | 日記

         ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


        S・A・及びE・A・両人のお話し


主様が御自身を現わし給うという、
わたくしたちの生涯における最大のことが起こったのでございます。
そのお顔は、輝く青いおん目、茶褐色のお髭と肩まで垂れている御髪まで、
はっきりと輝いて現れ給うたのございます。

おん身からのお光はもうわたくしたちの目にはとても堪えられるものではございませんでした。
しかしそのうち輝きわたるそのお光にも馴れて、
ひとつひとつのお身体の動きをじっと見詰めることができるようになりました。
それはもう二度と忘れることのできない身振いするばかりの体験でございました。
お言葉の一つ一つが完全に整い、延々一時間以上もの間いっぺんもお言葉が途切れることも、
ひとつの間違いもございませんでした。
わたくしたちが一番驚いたのがそのことでした。
博士のお身体は主様が臨まれると何寸か大きくなりました。
ご変貌についてはそれまでにもいろいろと聞いてはいましたが、
これ程までのものとは思いませんでした。
このような事は始めての体験でございます。


              ~ 感謝・合掌 ~





「心身の神癒」より。

2014-01-28 03:41:46 | 日記

         ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


    世界中を廻ったことのある霊媒者ギルバート夫人


わたくしは三十年以上も霊媒をして参りましたが、
目のあたりに拝した主様の御変容のようなものは未だかって見たことがありません。
主様から放たれる光があまりにも強すぎて目を閉じなければならないくらいでした。
こんなにも天楽の音をハッキリと拝聴したことも今迄にありません。
講堂はまた霊界に先立った方々で一杯でございました。
明瞭、明晰で、毛筋程の不足も間違いもないみ声を一時間以上も拝聴するということは
何という悦びだったことでしょう。
このような大獅子吼は人間にはとても叶うものではございません。


             ~ 感謝・合掌 ~





「心身の神癒」より。

2014-01-27 04:37:10 | 日記

         ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


バタースン夫人のお話し

『主様が博士を通してわたくしどもにお話し下すった時、
わたくしの見たことや感じたことを現わすにはもう適当な言葉がありません。
しばらくの間は、今までに経験したのとは違ったある静寂に気付きました。
自分が突然別世界の中に運び込まれたのかと思われました。
すると博士の全身の輪郭が変わっているではありませんか。
そのお顔の様子は今までとは全く違ったものになり、いくつもの光の筋が出ているのです。
主のお顔貌(かんばせ)がはっきりと現れておいでではありませんか。
講堂はもう力と光とで充たされています。
その時には分かりませんでしたが、わたくしの中で大いなる変化が起こったのでした。
そうしてわたくしには生けるキリストに在る深い安心感が残りました。
これこそがわたくしにとっての最高のものです。』


             ~ 感謝・合掌 ~