「心身の神癒」より。

2015-02-28 00:40:38 | 日記

     ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

    
           第十話

73、神我は間違っているものと正しいものとを見分け、
      かつ知り尽くしている。
      神我はまた誤りを直す。
      誤りが直されると誤っている状態は消滅する。
      神我は神と人との間の仲介者である。
      彼は神をよく理解し人をよく理解している。
      神我は神ご自身のみ霊が個別化して顕現したものである。

74、あなたたちの中に個別化した父があなたたちの裡なる
      神我となったのである。
      従って神我は神をよく知り人間をよく知っている。
      神我は肉の弱さを理解しており、世の苦悩を理解している。
      あなたたち一人々々が自分自身に内在する無我の神我状態に
      到達しない限り、人類全体が等しく神我であることはついに
      理解しえないままに終わる。

75、このことについてあなたたちはなお多くの学ぶべきことがある。
      無我なる神我の状態に入って始めて人類の十字架の犠牲の意義全体を
      知解することができるのである。


        ~ 感謝・合掌 ~



「心身の神癒」より。

2015-02-27 00:42:21 | 日記

      ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
             第十話

70、真理を知り、これらの疾病、災禍厄難が
      相対的なものであることを見極めた時、神我はそれら一切を超克し、
      あらゆる逆境や逆調の排除者となる。

71、あなたたちには、あなたたちに内在する神我の偉大さを
      把握しつくすことはできない。
      神我は人の魂の中に宿り給う神の臨在を絶える間もなく
      展開しつつあるからである。

72、世に在るすべての魂の中に神の臨在が宿っておられ、
      神我はこの臨在を不断に展開している。


           ~ 感謝・合掌 ~




「心身の神癒」より。

2015-02-26 01:12:32 | 日記

      ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

   
              第十話

67、あらゆる者が真理に目覚めるようにはなる。
      しかし真理は心情(ハート)が清純(きよ)くなるまでは
      全面的には啓示されない方がよいのである。

68、聖なる愛の心臓(ハート)があなたたち自身のそれと
      一致して鼓動するようにならなければならない。

69、あなたたちが真理を自覚すれば、
      格別の努力をしなくても真理が真理自体を啓示するようになる。
      多くの人々は一応発展はしたものの真理には無智であり、
      そのために自分自身でさまざまの病や災禍厄難を造り出してしまったのである。


             ~ 感謝・合掌 ~





「心身の神癒」より。

2015-02-25 00:38:56 | 日記

      ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

    
            第十話

64、何があなたたちを苦しめようと、どういう境遇にあろうと、
      恐れるべきものは何ひとつないのである―――
      神我はすべてに打ち勝つ。
      これがあなたたちの力、あなたたちの中に在る神の力である。
      それは太初からあなたたちの中に在り、かつ身体の中にあっても、
      外にあっても常に変わらぬ創造力である。
      かくて天上天下のあらゆる力が〔すでに〕
      あなたたちに与えられているのである。

65、あなたたちは身体によって束縛されているのではなく、
      悪の力を信ずることによって自分の心の中で縛られているのである。
      生命の樹を杷(つか)め、それがあなたたちを自由にする。

66、生命の樹によって、未発達の人も目覚め、
      「神我」、即、神と人とに内在する唯一の創造力について
      学ぶようになるであろう。
      「わたしは生命である」。


            ~ 感謝・合掌 ~



「心身の神癒」より。

2015-02-24 01:24:27 | 日記

      ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~

    
             第十話

61、手を伸ばしてこの生命の樹をしっかりと掴むがよい、
      なぜならばそれは湧き上がっては久遠の生命となる生ける
      水の泉であるからである。

62、世にある多くの人々は成る程〔色々の面で〕発展はしたものの、
      元々それは迷妄より発したものであり、偏りのない万遍なき、
      完全な発展ではない。
      それが世における多くの病患の原因となっている。

63、しかしまた苦悩を通じ、体験を経て始めて自分の霊的神我を
      把握するようになる方が、そうでない行き方よりも良いのである、
      なぜならその方がこの世における親切な「悪」であり、
      それがあなたたちの悟りを助け、あらゆる虚妄をよく観察することによって
      神我力を発達させてくれるからである。


           ~ 感謝・合掌 ~