「心身の神癒」より。

2014-02-23 05:31:07 | 日記

            ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


        第一話

五十五、 「ラザロよ出で来たれ」というコトバは、
        生命のみが常在するを知るが故に
        神霊の界層より発せられたものであった。
        あなたたちがこれらの言葉を把握することができれば、
        久遠常在の生命が把握されるであろう。
        あなたたちももまたこの言葉を発することができるようになり、
        あなたたちの発する言葉はそのまま実現するであろう、
        何故ならばそれは『今』の中で創造されたからである。

五十六、 あなたたちは外部からくる色々な意見によって影響され、
        周囲の状態によって暗示をかけられている。
        あなたたちは死や朽廃を信じている。
        しかし実在には死も朽廃もなく変化があるだけである。
        それが生命である。
        一切の変化の背後にこの常在の生命を見、
        かつそれを明確に自覚するならば、
        あなたたちの全身体の全分子がそれで満たされるようになる。

    
                ~ 感謝・合掌 ~






「心身の神癒」より。

2014-02-22 01:29:24 | 日記

             ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


         第一話

五十三、 『愛』は久遠、常在にして、栄光輝ける、今活在する生命である。
      それは安らぎであり悦びである。
      愛が常在するところの、しかも今の今活気凛凛たる生命であることを
      知れば、完璧までに満ち足り、もはや後方を顧み未来を案ずるの愚は
      犯さなくなる。
      このことを了解した魂は、過去に非ず、未来に非ず、現在の中にこそ
      常に活々として働き給う臨在者の欠くることなき豊饒の中で営為する。

五十四、 そのことに深く思いを致すがよい、そうすればあなたたちは悦びに充ち
       溢れるであろう。
       神我は常在の愛である。
       わたしがまこと明瞭(あきら)かに見たのが
       この愛であった。
       わたしは神が愛であることを直接に知った。
       神の子であるためにはわたしも又『愛』でなければならないのである。
       わたしにとって、もはや愛の他には何ものもないことを悟り、
       どのような仕打ちをわたしが受けたにせよ、わたしは神の子、すなわち、
       過去を知らず未来を知らず、罪も死も知らぬ、久遠常在完全なる愛であり
       続けねばならぬことをわたしは知ったのである。


                 ~ 感謝・合掌 ~



「心身の神癒」より。

2014-02-21 02:41:26 | 日記

         ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~



         第一話

五十、 霊的なるものの中に生きることは実在の中に生きることである。
      それも衝動的にではなく、又、〔自己限定もせず、他より〕
      限定もされずに〔生きること〕である。
      無限の中にどうして時間や空間のある筈があろう。
      神のましまさぬ処といってはないのであるから、
      あらゆる空間をみたしている神の心の中にあなたたちは生きていることを
      知るがよい。

五十一、 あなたたち自身が久遠に実存し常在する神の分霊、
       すなわち神の心の裡なる、生かしかつ創造する力であることを
       真に知るならば、時間や空間などある筈がないのである。

五十二、 あなたたちは時間も空間もない状態に到達し、
       自分の魂の中に宿り給うあなたたちの主なる神の完全さの中に
       入ることができるのである。
       主こそ、およそ実存する唯一の力である。
        I am(神我)は主(the Load)である。

   
            ~ 感謝・合掌 ~




「心身の神癒」より。

2014-02-20 01:46:53 | 日記

        ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


         第一話

四十七、 以上の〔わたしの〕話しは始めのうちはあなたたちにとっては
       奇妙にも思われるであろうが、それはあなたたちがまだよく
       理解していないからである。
       主の中に安らぐことは常に主とともにあることである。
       主は全能者の究竟(くきょう)の表現(あらわれ)なるが故に、
       その事が解れば恐れはなく、疑いもなく、人生はただ愉悦(よろこび)
       となるのである。

四十八、 俗世のさまざまな心労を背負った時のみ非哀(かなしみ)はあるのである。
       胸(ハート)を上に挙げ、あなたたちの父なる神は
       あなたたちの必要とするものを知り給い、
       一切のものをあなたたちの後に備えてい給う事実〔を知りその事実〕の
       中に在って歓ぶがよい。食卓の用意はすでにできているのである。
       その積りになれば、今饗宴に来り、与(あずか)りうる限りのものすべてに
       与かれるのである。
       唯一の要件は受け入れる能力である。

四十九、 〔そうすれば〕あなたたちのエネルギーは更新され、
       もともと時間、空間なるものを知らず、
       常在かつ久遠にして時間、空間を何ら要因としない処のものより来る
       平安と静謐(せいひつ)とを以って、あなたたちは、
       今後迎えるべき体験の大道を更に拡大するであろう。

   
                ~ 感謝・合掌 ~






「心身の神癒」より。

2014-02-19 03:29:17 | 日記

         ~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~


         第一話

四十四、 平安があなたたちの魂の中に来り、
       かつては悩みのもとであったものも、
       もはやあなたたちを困惑させることはないであろう。
       わたしのものはすべてこれあなたたちのものでもあることを
       知るようになるが故に、あなたたちはもろもろの世事に
       苦しめられることはないであろう。

四十五、 霊の一切の力であり、一切を支配する。
       しかしただ外から窺い見るだけであれば、
       目前に繰り拡げられた饗宴に些かなりとも与(あずか)る可能性はない。
       しかしまた、進んでその中に入れば、今の今宴に与るのである。
       実(げ)に『今』の他に時はない。

四十六、 このことを了解した時、あなたたちの熱き魂―――この魂は
        〔いずれは消滅する〕あなたたち〔の身体〕に与えられた時間内に
       極めて多くのことを成就してしまわなければならぬことを感じている
       ―――は愛と奉仕とが悦楽であり、
       心安らぐものであることを知るようになる。

     
                ~ 感謝・合掌 ~