テレビ…に踊らされる日々

映えぬ平凡日常雑記

三大楽屋芸人誰ですか

2013年06月13日 | お笑い
■『玉城・広大・一木 三大楽屋芸人渋谷最大の決戦!2013』を観に行きました


クオリティと取り入れるスピードのこりゃめでてーな広大、おもしろさのセブンbyセブン玉城、出っ歯の一木
東京よしもと若手随一のモノマネの猛者の3人が、ここに揃った。決戦開始のゴングが鳴る。
審査員も、東京よしもと若手随一のクズとの呼び声高いロシアンモンキーすーなかとグランジ佐藤大でないとつとまらない。
こんな雨の日の夜9時、∞ホールで出待ちの大行列ができている向井の横を通り過ぎ
シアターD入口で、出待ちへの神対応をしているジャスタウェイとファンの間を割って入り
わざわざこの渋谷最大の決戦を見に来ているお客様達も、どうかしている。

司会は、できませんは言いませんミルククラウン竹内
今宵も、何度となく竹内のキメ台詞がシアターDに響いた。
竹内「誰??」

新ネタしばりなんて一切ないのに、なぜか3人は新作モノマネを乱発する。
しかも、新作なのにどのモノマネも古き良き80年代90年代を彷彿とさせる。
平成も25年、元ネタがわからないどころではない。
常に、あの人は今モノマネ状態だ。
じゃあ最近のモノマネやりますととくこが繰り出したのは、最近のトシちゃん。
お笑い好奇心は人一倍と自負しているが、さすがに全モノマネを検索する気も失せた。
帰り道でたまらず、あれがキョンシーですか??ゆうゆって誰ですか??と乞うてしまった。
お笑いファンの若いお嬢ちゃん達からしたら自分の生まれるずっと前のモノマネを延々見せられ、よもや苦行だったろう。
一応、ディズニーモノマネでギャル達のご機嫌を伺っていたが
生身の一木のダッフィーちゃん、リアルに似すぎていてコワい広大のジャファーが客席をパレードしようとも
NOフラッシュNOキャーだ。


楽屋芸人とも呼ばれている3人のモノマネは、芸人視聴率楽屋視聴率No.1
目のつけどころ、取り入れるスピード、モノマネの才能に長けているが故に
楽屋でさんざんやり尽くして飽きてしまい
いよいよ舞台でそのモノマネを披露する頃には、真似はおろそかになりオリジナルの部分に力を入れてしまっているらしい。
悲しいかな、それでは舞台では評価されず次の仕事に繋がらない。
いつまで経っても、劇場の楽屋から出て行けない。
そして今日もまだ楽屋にいて、楽屋でモノマネ芸を磨き楽屋芸人の名を欲しいままにする楽屋芸人ループに陥っている。

時に新しすぎ古すぎ盛りすぎて伝わらないモノマネを武器とする3人のモノマネには
ビニールテープとゴミ袋と油性マジックを多様した、今日の学童で作ったの??レベルの、ハンドメイド感が過ぎる衣装の数々と
メイクとカツラが必須となる。
対決の度に、お色直しの時間を要す。
その間の舞台はどうするのか、ネルソンズでしょ。
という訳で、衣装を変える毎にネルソンズが舞台に上げられ、雑にネタをやらされていた。

今、関東でどんな営業よりも辛いと言われるこの舞台で何度となく繋ぐうちにネルソンズは驚く程の伸びを見せた。
最終的にネルソンズ達も、今年のキングオブコントでこのネタかけようと思いますと自信をつけていた。
でも、本当に自信を持って欲しい。
以前、着替えタイムの繋ぎでネタをやらされていたジャンポケは今や売れっ子。
笑わず嫌いと芸人ドラフト会議とこのライブの繋ぎは、売れっ子の登龍門と言われている
と、ニセお笑い都市伝説を堂々と書き込みライブの存続を願う。

広大玉城一木と言いながらも、当たり前のようにもれなくとくこが全モノマネに参戦し圧倒的存在感と仕上げてきた感を見せつけていた。
モノマネだけでなく歌うまの広大玉城一木とくこ、なのに、全くハモれていない。
これもまた、楽屋に長居してしまったが為に誤って辿り着いてしまった秘境なのだろうか。

広大玉城一木とくこも竹内も大もすーなかもネルソンズも客席も誰も勝敗を気にしていなくて、全く覚えていないが
これからは広大玉城一木とくこで東京よしもとモノマネ四暗刻を名乗ると言っていたのは覚えている。

いつまでも才能の無駄遣いで、テレビの世界から遠ざかり芸能人の誕生パーティーやショーパブとの距離を縮め続けて欲しい。
年々元ネタがわからなくなって、ついていけなくなっていくばかりだが
今年も熱戦をありがとう。

渋谷最大の決戦2012


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