鶴亀万年

元素周期研究会総帥の亀けんじがおおくりする、あまり役に立たないお知らせや気まぐれな情報が連日満載!

久しぶりに見にきました

2017-01-18 08:47:06 | Weblog
パワーアップした猫02

傍若無人な子猫

2016-03-27 14:23:53 | Weblog
現在のところ拙宅には動物がもう1匹。

3年半も放置しました

2016-03-21 10:47:29 | Weblog
とくに深い理由があったわけではないのですが突然放置してはや3年半。
とくに理由もなく再開してみました。
最近はフェイスブックを利用している人が多いようですが、
登録はしてみたものの、自分はあまり積極的に参加していません。
お誕生日のメッセージとかを送ってくれる人もいなくはないのですが
何もしないでいると結果として「無視」ということになるわけで
もちろん悪意も他意もなく、たいへん申し訳ないとは思っており、
この場を使ってふかくふかくお詫び申し上げる次第です。
今回の写真は、とても臆病なのですがそれにも増して好奇心の旺盛なシロ。

燐寸主義:林静一

2012-09-09 08:51:16 | Weblog

 再びあんまり長いこと更新しなかったのでデザインを変えられてしまいました。
 それはさておき本日の燐寸は林静一画伯の作品をモチーフにした一品。これは当り矢燐寸からのリリースでありますが、やはり30年くらい前に入手したもの。たぶん現在も出回っているのではないかと思われます。燐寸に対してまったく違和感のないイラストというのも珍しいところですが、この作品は最初に見たときからまったく自然な感じでしたね。林画伯といえばロッテのキャンディー「小夏ちゃん」で一気にその名を一般に知られるようになりましたが、こんなところでも使われているんですね。もっとも、一部の者どもの間では1970年代の高級青年マンガ誌『ガロ』や同じく70年代初頭URCレコードの製麺所イラストのLPジャケットなどで知られておりましたけどね。

元素周期『マンガで覚える元素周期』32:ゲルマニウム

2012-07-07 02:29:37 | Weblog

 どうも、ごぶさたしております。29銅、30亜鉛、31ガリウムはすでにご紹介済みでありますので本日の元素は番号32のゲルマニウム。中高年世代にはゲルマニウムと聞いてまず思いうかぶのはラジオですね。ゲルマラジオってやつ。科学雑誌の付録なんかにもついていたりして、よく作ったもんです。買えば何千円もするトランジスタラジオが自作でき、電池がいらないのでタダでずっと聞けるというのが超インパクトありました。でも工作が適当だったのと、さすがに電池がないと出力が小さいというのがあって、聞くことができたのは自宅からいちばん近くに送信所のあったラジオ関東の放送だけでした。
 そんなゲルマニウム、初期の電子機器に使われていたトランジスタやダイオードの材料としてモテモテだったのですが、それは遠い日の記憶。今ではシリコンなどにその座をすっかり奪われてしまって、最先端からはぐぐっと後退。あやしい健康器具として第二の人生を送っているようです。でも、あれこれ話題にされてはいても効果のほどは個人的な感想ばかり。科学的な根拠など、まったく明らかではありません。いくら窓際元素といわれても、かつての科学の粋がそんなことではいけませんね。
 それにしてもこのゲルマニウムキャラ、いいですね。顔のつぶつぶ、本当はトランジスタラジオのスピーカーんとこの小さい穴なんでしょうけど、無精髭ですね。うらぶれ、落ちぶれた感じがとっても素敵です。

燐寸主義:馬印

2012-06-24 11:01:40 | Weblog

 色と絵柄からすると某共産主義国製のようにも思えますが姫路市にある播磨燐寸のブランド。ひとこと「馬」というのが何ともいえませんね。同社は鈴鶴印や鶴盃印などの伝統的なブランドを持っておりますが、この馬印は現在は発売されておりません。そのかわり、馬の首の部分だけをアップにした絵柄の「星馬印」というのを現行品としてリリースしております。
 赤い地色に黄色い星、跳ねる白馬が勇ましいですが、ちょっと印刷が悪いというか、版下がくたびれている感じ。でもまあそんなところがリアル燐寸ともいえるでしょう。
 衰退する燐寸メーカーが多い中で、この会社は100円ライターやチャッカマン、紙箱製品などとともに各種の燐寸製品をお取り扱い中です。本社は山陽本線の姫路の少し先にある網干という駅のすぐ横にありまして、この界隈は燐寸工場のたくさんあるエリア。現在はハリマ(株)となっておりますが、もとをたどれば大正時代の創業という古い会社です。本社には瓦葺き洋館風という建物が今も残っておりましてなかなかの雰囲気です。機会があったら燐寸工場巡りツアーでも企画したいところ。

元素周期『マンガで覚える元素周期』28:ニッケル

2012-06-17 09:47:56 | Weblog

 本日の元素はニッケル。充電池の材料としてもおなじみですが、金属の中で磁石によくくっつくのが鉄とコバルトとニッケルというわけで、コバルト同様に鉄の仲間で性質もわりと似ております。
 産出量は鉄のように多くはありませんが、第二次世界大戦のころまでは鬼退治で有名な京都府の大江山にも鉱山がありました。現在はロシアやオーストラリア、インドネシア、カナダなどが主要な産地となっております。
 昔は50円玉にニッケルが使われていて磁石にくっついたりしましたが、今は合金ですね。白銅とか洋銀とかいうやつ。白銅は銅に10~30%のニッケルを混ぜたもので、わが国におきましては100円玉、50円玉に利用されております。洋白とか洋銀とかいわれるものは、銀はまったく関係なくてやはり銅を主体にニッケルと亜鉛を5~30%混ぜたもの。500円玉の材料がこれですけども、フルートなどの楽器の材料でもありますな。
 充電池は便利ですが、何度も使っているうちにだんだん汚れたり塗装がはげてきたりしちゃいますね。カメラや楽器ならそういうのもかっこいいんですが、電池だとさすがに見苦しい。そのあたりをテーマにしたのが今回のマンガ。けっこう気に入っております。

燐寸主義:鶴丸印

2012-06-10 19:28:33 | Weblog

 製造元の大和燐寸は老舗にして業界大手、現在の大和産業です。同社の今もあるブランドはこの鶴丸印のほかに、うきわかもめ印や御所車印がありますがどちらも所持しておりません。関東ではあまり売っていないみたいですね。
 ところで、この鶴丸印という絵柄はかなり昔からあるものなんですが、ごらんのようになんか妙な感じになってしまっています。もとは線画に着色という由緒正しい燐寸主義にのっとったものでありましたが、30~40年ほど前あたりからこんな落雁みたいな絵になってしまいました。残念。

元素周期『マンガで覚える元素周期』27:コバルト

2012-06-02 11:52:58 | Weblog

 原子番号25マンガンの次は26鉄ですが、すでにご紹介済みなので今回は27コバルトです。いちばん身近なのは塩素の原子が2個くっついた塩化コバルトですかね。キャラのお嬢さんもそんな感じの気象予報士。水分を含むと青から赤に段階的に色が変わっていくので、天気予報をするネコの置物とか、乾燥剤シリカゲルの湿気お知らせ粒などに利用されておりましたが、発がん性が指摘されて規制が入り、今ではその用途には使われなくなってしまいました。シリカゲルに入っている色の粒も、最近のはすべて安全な代替物になっているようです。
 純粋なコバルトは銀色の金属で隣り同士ということもあり、性質は鉄に似ております。だから、たくさん使う用途なら鉄の方が安いし手に入りやすいしで、コバルトが大量に使われるという分野はあまりありません。でも合金の材料としてはとても優れているらしい。そんななかでよく知られるのはサマリウムコバルト磁石に使われるやつと、コバルト60という放射性同位体(ラジウムみたいにすべての原子が強力な放射能を持っている危ないやつもありますが、どんな元素にも、こうした放射能のあるやつがほんのわずかずつ含まれてはいるんですね)を医療分野で利用しているというところでしょう。
 あとは不純物が適当に混ざったものが青や緑、黄色の顔料として、陶磁器や絵の具にわりと広く使われておりますね。
 元素としては18世紀の前半に発見されていますが、純粋なものを取り出すのが当時の技術としてはとても難しかったため、悪い妖精が魔法をかけた金属として、ファンタジーのザコキャラでおなじみの「コボルト」という名前にされてしまったのです。

燐寸主義:スリーエイト印

2012-05-20 00:33:38 | Weblog

 しばらくぶりの更新ですが、まだ続きます。本日の燐寸はたぶんまだ現行品として存在するスリーエイト印。紺色の地に白抜きの数字が鮮やか。きっぱりとしたデザインで、2色刷にしてはなかなかいい感じです。それにしてもなぜ数字の8が3つ並んだ図柄なのかまったくわかりませんが、そんなところも燐寸主義のいいところ。これは神戸燐寸の製品となっていますが、違う会社からほぼ同じデザインのスリーナイン(999)印というのも発売されています。そうなるとスリーセブン(777)印のないのが不思議な気がしますが、ないものはないんですね。