山と蓋と日々の綴り

山登りのついでにマンホールの蓋を探してウロウロしてます。

紹太寺のしだれ桜と一夜城址をハイク

2012-04-07 | お出かけ

爆弾低気圧が抜け春の陽気が戻ってきたこの日、長興山紹太寺のしだれ桜見物に、町内会の仲間と行ってきた。
今回のコースは、自宅⇒入生田駅⇒紹待寺⇒一石垣山一夜城跡⇒早川駅⇒小田原駅⇒小田原城⇒自宅。

入生田駅に10時過ぎに到着。
改札を出ると、ピンク色のしだれ桜が我ら一行を迎えてくれた。
【入生田駅前のサクラ】

                                    
【紹太寺に行く道の途中で出会ったセンスの良い民家の飾り格子】


駅から紹太寺までは400m、徒歩5分ほどだ。
参道から山門をくぐると、歴史を感じさせる茅葺の本堂が正面に佇む。
本寺は、江戸時代初期の小田原藩主だった稲葉氏一族の菩提寺。
【紹太寺本堂】


境内には、薄ピンクと濃いピンクのしだれ桜二本あるが、今年は寒さの影響で開花が遅れていて、
ピンクのサクラは一部咲程度であった。ミツマタの変わり色を発見。ミツマタの花は「黄色」が一般的だが、
ここで咲いていた花は「オレンジ色」だ。薄ピンクのサクラとオレンジのミツマタの競演が見事だ。
【境内に咲いていた大きな薄ピンクのしだれ桜】


【薄ピンクと濃いピンクのしだれ桜】 


【オレンジのミツマタと薄ピンクのコントラストが見事】


ここから、お目当てのしだれ桜までは、結構急な勾配を10分ほど登る。
うーん、見えてきた、見えてきた。
【名物のしだれ桜が見えてきた。一瞬ワァーという歓声が出た】

            
【両手を広げたように枝が左右に伸びている。クルマと比べて木の大きさがわかる】


大きく枝を広げたエドヒガンだ。樹齢は推定330年を越え、樹高13m、幹回りは3.8mの巨木で、
神奈川の名木100選および同花の名所100選に選定されている。

例年だと満開の時期だが、どうだろうか4・5分咲きといったところだ。
それでも見ごたえがある。脇の道をもっと上まで上がって、見てみるとなおさら、大きさが分かり、見事な巨木だ。
【水仙も一緒に咲いていた】

                                
【見事な枝振り】


【坂の上から見たしだれ桜】


名残惜しいが、石垣山一夜城跡へ向かう。
風が強いが、快晴で歩くと汗ばんでくるほどだ。40分ほど坂道を歩くと一夜城跡入口に到着。
【日差しがキツイ中一夜城跡に向けてテクテク登っていく】
             

【いざ一夜城跡に強者が入城】


二の丸、本丸と登っていくと、見晴台がある。
小田原の街並みと相模湾が一望できる。波頭が立つほど風が強い。じっと見ていると、寒くなるほどだ。
ここで昼食休憩。買ってきた崎陽軒の焼売弁当が美味い。久しぶりに食べるが、味はいつものとおり。
【眼下に広がる小田原市街と相模湾】 

                           
【本丸跡まえの広場】


【ノンビリと昼食。ポカポカ陽気で眠くなる】


二の丸の見晴台からは、紹太寺のしだれ桜がくっきりと見える。
それほど、大きいということでもある。
【写真真ん中やや上に白く浮き出たところに紹太寺のしだれ桜が見える】


満腹になったところで、早川駅まで下っていく。
右側は相模湾が見え隠れしつつ、左側は小田原市街や小田原城を見ながら、だらだらと下る。
里山の雰囲気も楽しめる。
【早川駅に向かう下り坂から見えた大きな桜と街並み】  

               
【桜の向こうに小田原城が見える】


【坂の右側は里山の雰囲気。向こうに相模湾】


下り切ったところに、宝珠山海蔵寺がある。曹洞宗小田原三山の一つで名刹。
この境内にあった一本の桜がちょうど満開であった。
【海蔵寺本堂】 

                                           
【歴史を感じさせる大きなサクラの木】


【ちょうど満開であった】


早川駅から東海道線に乗り小田原駅で下車し、今日最後の目的地、小田原城へ。
このサクラは9分咲き程度。
【小田原城に向かう一行】 

                                    
【西日に照らされる小田原城とサクラ】


【天守閣に上がる階段前のサクラ】





大船で、いつもの反省会を催し帰宅。
約3万歩の歩行。いささか疲れた。



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