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やまめの庭つくり

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盆栽つながり

2014-03-02 | イベント
昨日はさいたま市大宮盆栽美術館でセミナーがあり,朝5時半に家を出ました.
日の出前の真っ暗な時間帯に出撃するのは久し振りで,寝坊しないかドキドキしました

午後の講義は昨年と同じ山田香織先生.

相変わらず盆栽に関するお話は魅力的で,盆栽愛好家の裾野を広げようとする地道な努力にも敬服しました.

盆栽は究極の「根域制限」という言葉が印象に残りました.

何十年,何百年も数㎝の深さしかない容器で樹木が生き続けるなんて,海外の人から見たらミラクルそのもので,驚きと尊敬の目でボンサイをとらえたのでしょう.

毎年2月から3月に鉢から出して根を切ってまた植え戻す作業があると言うことですが,根の切り方がハンパじゃないんですよね・・・

最初に栽培法を確立した人は,本当に思いきったことをしたものです

やまめの家にも一才桜の盆栽があるので,今年根切りに挑戦してみようかと思っているのですが,なかなか勇気が必要です.

かといって何もしなければ枯れていく運命でもあるわけでyellow13

植え替えに挑戦したらまた報告したいと思います.




スマホで撮影したのでイマイチな写真ですが,盆栽美術館今月の盆栽「椿」.



懸崖仕立ての椿を初めて見ました.
このような状態で鉢が安定していることの方が不思議に思ってしまうのですが,厳しい自然の中でたくましく生きている様子を表している仕立てです.

白っぽい幹は太くて,古傷を自らの一部とし,毎年変わらず細身の赤い花を咲かせているんですね.この一鉢の中で生き続けている時の流れを感じます.

そして,突然ですが,これdown



ネーミングになるほどね~と言ってしまったサイダーです.

でも,これを見るたび「仮面ライダー」が頭に浮かぶのはやまめだけ!?




クリスマスローズ展

2014-02-28 | イベント
先週21~23日に池袋サンシャインワールドインポートマートビルにて第12回クリスマスローズの世界展が開催されました.

雪害でハウス倒壊などの被害を受けて大変な目にあったというナーセリーもあるというお話を聞きました.ピークの時期に出荷,出展を見送らなければならなくなって,本当にがっかりされたと思います・・・ham

RHSJでは会員募集のブースと,有志のマスター会員のコンテナやハンギングの作品を出展しましたが,昨年より空いているのか,むしろゆっくりと作品を楽しんで一緒に記念撮影などしていく人が多かったので,良かったんじゃないかなぁと思いました.



日本クリスマスローズ協会の会員の方達が育てているクリスマスローズがとなりのスペースにたくさん展示されていたのですが,どれもさすが・・・という株ばかりでした.

葉にも斑入りのものなどがありますが,やはり花に目がいきますね.

やまめの好みとしては,この薄いピンクで柔らかな風情を感じる株が一番惹かれました.



でも,あれもこれも,魅力を感じる花がたくさん.







新花コンテストで受賞していたものには多弁花(バラ咲き)が出てきています.



豪華ですね~kirakira2



クリスマスローズの概念が覆るような花がそのうち出てくるかも知れませんね.

クリスマスローズも青い花はなく,それを実現させる夢を抱く生産者の方もやはりいらっしゃるようで,いつかブルーの花にも出会う日が来るかも・・・

わが家のクリスマスローズも今年は一週間ほど早めに咲き始めましたが,雪で地面に押さえつけられていた花茎は無事立ち直り,しっかり大きな花を咲かせてくれました.





これから他の株も続々咲いてくれることでしょう

ラン・ラン・ラン

2014-02-23 | イベント
今日まで東京ドームで開催されていた世界ラン展.
RHSJのブースの裏は,色々なランで飾り付けられた背景をバックにスタッフの人が記念撮影をしてくれる場所になっていました.

若い男女のスタッフがにこやかに「お手持ちのカメラで写真撮りませんか~?」と声をかけ,撮ってもらうことになった人に対して「はい,ラン・ラン・ラ~ン♪」と響き渡る高い声で何度も何度も叫んでいたのが衝撃的でした・・・yellow22symbol6

毎年ラン展に行くと,同じようなランがたくさん並んでいるものなのかと思いきや,年によって微妙に出展者の方も流行などが意識されるのか定番とそうでないものがあるのか,珍しい花だなぁと思えるものに出会います.

ランについては詳しくないので,あくまでも,個人的に興味をひかれただけなのかも知れませんが.

例えば,花が虫が飛んでいる姿に見えるゴンゴラ.



バルブや葉が毛だらけのデンドロビューム・セニール.



花の形もランなのかよくわからなくなっているシュンランの仲間.
‘天膨牡丹’

‘余胡蝶’


花の構造は一体どうなっているのか,不思議で仕方がありません.

そうかと思えば潔いほどシンプルな形も.(風力発電のプロペラみたい・・・)



これもラン????と思ってしまう花の形.





それに比べて,正統派.凛とした迫力を感じた花はこれです.



花もそうですが,株全体として「ランらしい迫力」を感じたのはこの株.

この,花弁のびらびらといい,独特の色合いといい,いかにもな感じです.




中にはジャーマンアイリスっぽい花もありました.



花色の質感では,この花が一番ギャップが大きく感じました.
別々の花がくっついているように見えます.



その他色々なランをたくさん見ましたが,メインテーマの胡蝶蘭にはあまり魅力を感じることは出来ませんでした.たくさん展示されていればいるほど植物というより装飾品が並んでいるような気がして・・・

これは,お祝いなどで並んでいるイメージが強すぎるからなのでしょうかalienase2

身近で咲いていたらうれしいな・・・と思うのはやはり,セッコクやシュンラン・富貴蘭のような東洋ランの方がいいなぁyellow18
香りも素敵ですからね.





花の祭典

2014-02-20 | イベント
先日の大雪の影響で未だに孤立して被害に遭われている方々のニュースが報じられていますね.

物流も完全にストップして,道路で2日以上も立ち往生してしまったトラックの列,列,列・・・
自衛隊に救助される人,ホワイトアウトで凍死者まで出た雪の被害.
じつは大変な自然災害なんだと言うことを実感しましたalienase
もうこれ以上今年は降らないで欲しいものです・・・

火曜日は久し振りに日差しがポカポカしてホッとする空でした.

面白い形の雲発見yellow19



週初めに水曜から木曜にかけて雪の予報が出ていましたが,晴れ~曇りに変わり,ものすごく気が楽になりましたyellow22symbol5
今日は東京ドームで開催中の世界ラン展に行ってきました.



今年のメインイベントは胡蝶蘭とシンビジューム特集で,ランの王道を紹介している感じでしたが,なぜかいつも混み混みの特別展示ブースはガラガラに空いていました.
ラッキー♪だったので,目玉の,ツユクサの遺伝子を組み合わせた青いランを見てきました.



同じ青でも2年前の珍しい自然種のものに比べると人気が今ひとつのようで・・・

やはり,人工の,しかもランではない遺伝子が入ったものということに抵抗のある人もいるようですね.バラも他の植物の遺伝子をもらって青い花を目指している研究があります.

みなさんはどう思われますか.



ちなみに世界ラン展日本大賞はこちらdowndown



これもランには見えないなぁと思いました.別の植物だと言われても花をアップで見ない限り信じてしまいそうなほど独自の存在感を出していますね.

変わった花がたくさんあったので明日また紹介したいと思います.



先週末の出来事

2013-11-28 | イベント
先週の土日は練馬の渋谷園芸さんのレンタルスペースにてRHSJマスターズ・クラブ主催の「ビジネスのためのハンギングプランツ」というセミナー&作品制作が行われ,満員御礼の盛況となりました.

講師のS先生はいつもためになるお話を沢山してくださるので,みんなの目の輝きが違います.

そして,セミナーの内容はどこもやっていないオリジナル,貴重な経験が積めるとあって,モチベーションの高さが維持されたまま2日間が終了しました.

ここで終了ではなく,後日のお楽しみがあるので,家に帰った後も皆さんドキドキなんだろうなぁ・・・と心中推し量りつつ,それも貴重な経験で喜んでもらえたらいいなと思ったのでした.



会場(2階)の前には大きなケヤキ.風で大量の葉が雨のようにはらはらと降り続いていました.
掃除が大変そう・・・animal4exclamation2


ハンギングプランツのテーマは「クリスマス」

手作りのオーナメントなど,各人の工夫も光ってました.



すべて終了して解散した後,関東圏ではない参加者の方達が歓声を上げながら遠くにくっきり見える富士山に感動しながらちょっとした撮影会に.

静岡の方達はそれをただ黙って見つめるだけでした~(いつも大きな姿を見ているからね)



でも,やっぱりきれいな空と富士山のシルエットが見えてしまうと,見とれずにはいられません.富士山好きなんです.噴火しないでいつまでもこのままでいて欲しいと願うやまめでした・・・