男は黙って石川直宏

明らかにAkiraKaji改め、石川直宏を全力で応援するメンズによるブログ。

加地、なんと全治4週間。

2005年04月12日 06時28分06秒 | FC東京の加地
私は確かにこう書いた。

「加地が途中交代なんかありえません」

「疲れない、怪我しないというのも、選手の立派な能力です」








って、加地怪我しちゃったよ~~~!!


10日、磐田戦。
加地亮、後半6分。負傷交代。

あんな痛そうにプレーする加地、初めて見ました。
いや、足ツッてる姿は結構見る機会はあったのですが、自分から代えてくれとジェスチャーするのはほんとに初めて。

ついこないだ
「加地はタフだぜ!」
「怪我しないんだぜ!!」
なんて熱弁ふるった直後だったので、交代した瞬間から頭の中はホワイトアウト。
早くもこのブログの信憑性が問われることに・・・。

でも、まぁ負傷してからしばらくプレーできたし、交代の時も痛がりながらも走ってたから、1試合くらい休めば直るかな?
なんて甘く考えていた矢先の「全治4週間」。


グハッ


でもまあ、怪我するのは自然なことですよ!(今さら何を)
いくらタフだって言っても、たまには怪我することくらいありますよね?
皆さんも一年に一回くらいは血出すでしょ?
加地だって毎試合走りまくってんですから、たまには休養必要です!

ただ一番気がかりなのは、これから4週間。
ほぼ1ヶ月。



このブログどうしよう・・・。
ここ、加地「専用」ブログっす。
毎週試合に出てこないとなると、日々過去から加地ネタを引っ張ってこないと・・・。
苦しい・・・。
まさか加地が怪我するなんて、夢にも思ってませんでしたからこんな状況になるなんて。
「想定の範囲外です」

いや、こんな時でこそ、このブログの真価が問われる時!
「一体誰に問われるの?」なんて疑問は置いといて、加地が怪我で苦しんでいる時に、私達も一緒に苦しみを分かち合わなければ真のKajistaとは言えない!
よって私は過去ネタだけで、この1ヶ月間何とか乗り越えることをここに誓う。

だから加地、今は何も気にせず治療に専念してくれ。
加地の素晴らしさを伝える役目、しかと勝手に承りました。
書こうと思えばいくらでも書けるんです。加地の魅力なんて。
だってまず私、加地の最大の魅力についてまだ語ってませんから!

まぁ、その最大の魅力ついてはこのブログのリーサルウェポンなので、
①練りに練ってテキストが完成する。
②書くネタが尽きる(死)
以上の条件を満たさない限り、なかなか出しませんよ。うふ。


というわけで、とりあえず手始めに磐田戦に見えた、加地の魅力を1つ紹介。

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加地は両足を負傷し自ら「プレー不可能」と判断し、ベンチに交代の合図をした。
その間も必死にプレーしていたが、歩くのも痛そうな苦痛の表情。
にも関らず、交代の時。
なんと走る・・・。

「痛いんだろ!?」

「顔が歪んでるぞ!?」

しかし、加地はコートを出るまで歩くことはなかった・・・。


加地は、交代を告げられコートを出るまでも、プレーの1つと認識してるのだろう。
試合中、90分間手を抜くことなく全力でプレーする加地の姿勢が、こんな所にも垣間見ることができた。
コートにいる限り、プロという立場を理解し全力を出し切る。
加地のプロ意識の高さを再確認させられる、ほんと印象的なシーンでした。

加地は男だと思います。
というかサムライです。
審判の判定や、相手のラフプレーに「アァ!?」なんて噛みつく血の気が多いことを男らしさと言うのでしょうか。
ロベカルや、ベッカムにも恐れずに噛み付くことがサムライでしょうか?(別に大久保嫌いじゃないですが)
日本の男。つまりサムライは、黙って背中で語れ。
これこそが日本男児の美学。

真面目、努力という言葉でのし上がってきた男、加地亮。
判定やラフプレーに対して、決して激昂することなくプレーで己を表現し続ける加地。
私はこの加地こそに、サムライの称号を与えたいと思う。(何様?)
交代や退場の判定にふて腐れてノソノソ歩いてコートを後にする選手が多い中、加地のサムライスピリットがやけに美しく心に映える・・・。

「プロだから勝利より優先するものはない」という言葉を武器に、時間稼ぎのために過度に倒れたり、痛がったり、ノソノソコートを後にするような「プロ意識の意味を勘違いした選手達」には、加地の爪の垢でも煎じて飲ませたい。