男は黙って石川直宏

明らかにAkiraKaji改め、石川直宏を全力で応援するメンズによるブログ。

2002年の加地評。

2005年04月17日 00時04分09秒 | 加地総合
いくら加地が早期回復しそうだと言っても、加地ネタは多く持っておくことに越したことはない。
というわけで、先日ヤフーにて「加地」という安易過ぎるキーワードで検索をかけ、加地ネタを探していると、ある2002年の日本代表の掲示板にたどり着いた。
そこには代表の右サイドについて熱い討論が繰り広げられていた。
そこには代表に呼ばれる前の加地の名前が踊っていた・・・。

「山田は使えん!FC東京の加地を呼べ!!」

「攻めあがるのが早い右サイドはたくさんいるけど、加地は戻るのも早い」

「名良橋、山田はもういらない!代表の足を引っ張ってる!」

「加地なんか絶対ジーコ見てないよ。というか知らないんじゃない?」

「加地が代表呼ばれるには、まずジーコが解任されないとね」

「加地の絶妙な飛び出しと、鋭いクロスは絶対代表の武器になる」

などなど。
加地褒めまれまくり。
とても現在の世論を考えると想像もつきません。
とりあえず、この掲示板をざっと目を通して感じたことは。


「加地は日本代表に最も相応しい右サイドだ!!」


ということではなく。
単に「日本にいいサイドバックがいない」ということである。
今も昔も、代表の右サイドは非難の対象です。
つくづく可哀想なポジションだと思います。
ファンの代表選手に対する理想ばかりが飛躍しすぎて、現実離れしてしまっているのです。

では、何故このような事態に陥ってしまったのか。
それは、紛れもなくジーコの責任。
彼が余りにレギュラーを固定しすぎ、他の選手を試さなかったからです。

私は加地ファンという立場ですが、今まで加地ばかりを起用したジーコの姿勢はおかしいと思います。
加地のプレーが余りにお粗末だ試合もありますし、去年の山田のJでの奮闘振りは代表に値する活躍でした。
しかし、それなのにジーコは試さなかった。
きっとジーコの頭の中では、山田より加地という図式が完成していたのでしょう。
今のチームには、加地のような泥を被ってくれる選手が合っていると。

しかし、それではサポーターが納得しません。
サポーターは12人目の選手だなんて言葉もありますが、それは事実。
常に毎試合応援してもらっている以上、サポーターの意見を尊重することも大事。
実際山田を起用することで、加地よりも数段素晴らしい活躍をしてくれるという発見もあるかもしれません。
また、「これなら加地の方がまだ良かった」なんてこともありえます。
どちらにしても試すことでサポーターは納得すると思うのです。
代わりがいないならしょうがねーな、と。

だから今度のキリンカップでは、1試合くらい右サイドに加地ではなく山田を試してみて欲しいのです。
そうすれば、アンチ加地の方々、山田派の方々も満足することでしょう。
私はもちろん、加地なら試された上でまた代表に定着してくれると確信しています。
なによりも、現在の「加地は優先的に起用されている」とか、「なんちゃて代表」とか評価されている現状が嫌なのです。
山田を試して、ジーコが山田のほうが良いとして加地を代表から外したとしても、それは本望。
加地には、再度代表を奪い返して欲しいと応援するまでです。

何より代表はクラブチームではありません。
日本人サッカー選手のほとんどの人が、そのメンバーに選ばれることを目標にプレーしています。
その中で代表のメンバーを固定してしまうということは、リーグでプレーしている選手のモチベーションを下げてしまうことにも繋がり、リーグのレベル低下にも繋がる可能性も無きにしも非ずです。

だからジーコよ。
代表にはもう少し流動的な人選をしてほしい。
そうすることで、サポーターの選手・監督に対する信頼は増し、応援する熱意も上がるってもんです。

話が飛躍してしまい、加地から代表トークになってしまった・・・。
要するに、代表ってつれーなー、と。
そんな批判の渦の中、寡黙に頑張る加地の姿勢に心打たれる、今日この頃。

(文中では「山田」と限定していますが、その内容には加地に代わる右サイド候補の選手達【永井、石川、駒野、田中隼、西】なども含まれます)


それにしてもGooブログ。
「アクセスが集中してるため」ってどれだけ繋がんねーんだよ!
昨日からずっとじゃねーか!
しかもブラウザで戻ると何でテキスト消えんだよ!
何回書き直したと思ってんだコラ!!
やっぱテキストはワードで作るべしと思った今日この頃PART2。