村山由佳さんの処女作なんですけど。たぶん。なんで僕がこんなものを読む気になったかと言えば単なる気分転換です。まあ作者が未熟といえばそうなのかもしれないけれど、なぜ最後にあんな急展開でヒロインを殺さなければならないのかが意味不明。少し添削してあげたい気分ですが、そんな時間もありませんし、あったら作者自身がしてるんじゃないでしょうか?でも恋の部分がしっかりと書けてる分、愛の部分があまりにも薄い気がしてとても残念でした。最後がすっと終わってしまうような感じなんですよね。愛があればヒロインを殺すにしろ生かすにしろもうちょっと心に響く作品になったんじゃないでしょうか?
村山由佳さんを始めて読み、すごく惹き込まれて読んでいたのですが、なぜ?????という急展開&ラスト。理解できませんでした。
それでもリベンジ!と思い、村山さんの『野生の風』という本を読みまして、またもや超惹き込まれるストーリー。そしてなぜ???というラスト。こんなのばっかりなんでしょうか?この人の本。それ以来村山さんは読んでいません。
どーしよっかなー。
新書は高いから迷います。
個人的には彼女の心情表現は好きです。