晩春から初夏、そして、梅雨を経て仲夏へと移り変わろうとしている。
だがね、猫の額ではこの頃、花が払底する。
とは言うものの、長年連れ添ったホワイトエンジェルは、常の年と変わりなく、この時期とばかりに装飾花ばかりか、真の花(両性花)をも開花が進んでいる。
サクラと同様に、このアジサイも生物季節観測の対象の一つとされているようだ。では、アジサイの開花宣言とはいかなるものか? それは、「真の花が2~3輪咲いた状態となった最初の日」を開花日とするようである。はい~、猫の額のホワイトエンジェルも、無事開花ということでよろしいようなのである。
上述した通り、新規に開花した花は数少ない。そんな訳で、このアワモリショウマも何度となく登場することになる。
泡のような小さな花だけど、かなり咲き進んだでしょ。
キレンゲショウマはこれからの花、8月頃が花期とされている。まだまだ固いつぼみがそこに在るだけ。
四国の霊峰・剣山に自生するこの花は、宮尾登美子の「天涯の花」で、主人公・珠子を象徴する花として描かれている。
いつも、梅雨の頃までは比較的順調に育ってくれる。しかし、花が咲こうという頃ともなると、葉が焼け、つぼみが虫たちの餌食となる。
そりゃぁ~、剣のお山と比べると、ここは煉獄の地と言っても過言ではない。無事育ってくれよというのは虫が良すぎるのか?
📸2024年6月19日:葉水キケンのコクランである。
( 画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰)📸2024年6月19日:頭頂部まで咲き進んでくれたよ。
(画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰)
ランというものは難しいモノとして敬遠してきた。ただ一種、大阪の山野草の師匠から頂戴したラン科ヒナラン属のイワチドリのみが、坪庭の一隅に仮住まいしているのみである。
まあ、このコクラン、300円という値札にほだされダメモトで連れ帰ったのだが、葉は数枚茶枯れてしまったものの、しっかりと花の姿を拝むことができた。
猫の額の主、気をよくしてラン系の山野草に血道をあげることがなきよう祈るばかりである。
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