2週間、割り切ろうとどんなに頑張ってみても、割りきれなかった出来事があります。
2週間前、具合の悪い赤ちゃんが生まれました。
それぞれの助産師のお産の進行中・分娩時の判断、産科医の判断と行動と説明、生まれてからの蘇生処置、小児科医の処置と説明。
ママのお産に対しての思いと赤ちゃんへの思い、パパの思い、家族の思い。
皆、自分は悪くないと思いたくて
誰もが誰かのせいにして逃げてきたことです。
誰もが少しずつ力不足だったことが重なって
今の状況になったんだと思います。
私も、あの人がこうしてくれなかったからと人のせいにしようとしたけど、
それだけが本当じゃないからずっとずっとつっかえていたものがありました。
もっと私に判断力や状況判断能力があって、冷静でいられたら
自分はこれをして、あの人にこれをあっちの人にはこれをしてと指示をだせて円滑に動くことができていたら、
一秒でも早くに赤ちゃんを苦しい状況から救ってあげることができたんじゃないかなと思います。
もっと上手く赤ちゃんの蘇生が上手くいっていたら、家族はこんなにも不安感や不信感を募らせることなくもっともっとすっと赤ちゃんとのこれからの生活になじめたんじゃないかと思います。
でも、私ひとりができてたらいいわけじゃなくて、緊急時にみんなが効果的に動けるようにしておくべきだった。
そんなことを思い、そうゆうふうにしていきたいと思います。
私は助産師として、ママと赤ちゃん2人の命を預かり、お産を取り上げさせてもらいます。
ひとりひとり、ひとつひとつに大事に向き合ってきたつもり。
でも、まだまだ力不足で、何かあったときに、何ひとつママや赤ちゃんの生涯を保障することができない。
ちっぽけな私には人の人生の保障なんて一生かかったってできない。
次に生かせばいいなんて言葉でかたづけられない、一生がかかっている仕事。
幸い、赤ちゃんは元気に退院したけれど。
こんな自分が助産師として働いてていいのか、
お産取り上げさせてもらっていいのか、
未熟児勤務させてもらってていいのか、
自分には助産師として働く資格がないんじゃないか。と、考えていました。
辞めることは簡単だけど、それで物事が解決するわけじゃない。責任をとったことにはならない。
だからこれからの準備をしっかりして、けして忘れずに向き合っていくことしかできないと思いました。
2週間前、具合の悪い赤ちゃんが生まれました。
それぞれの助産師のお産の進行中・分娩時の判断、産科医の判断と行動と説明、生まれてからの蘇生処置、小児科医の処置と説明。
ママのお産に対しての思いと赤ちゃんへの思い、パパの思い、家族の思い。
皆、自分は悪くないと思いたくて
誰もが誰かのせいにして逃げてきたことです。
誰もが少しずつ力不足だったことが重なって
今の状況になったんだと思います。
私も、あの人がこうしてくれなかったからと人のせいにしようとしたけど、
それだけが本当じゃないからずっとずっとつっかえていたものがありました。
もっと私に判断力や状況判断能力があって、冷静でいられたら
自分はこれをして、あの人にこれをあっちの人にはこれをしてと指示をだせて円滑に動くことができていたら、
一秒でも早くに赤ちゃんを苦しい状況から救ってあげることができたんじゃないかなと思います。
もっと上手く赤ちゃんの蘇生が上手くいっていたら、家族はこんなにも不安感や不信感を募らせることなくもっともっとすっと赤ちゃんとのこれからの生活になじめたんじゃないかと思います。
でも、私ひとりができてたらいいわけじゃなくて、緊急時にみんなが効果的に動けるようにしておくべきだった。
そんなことを思い、そうゆうふうにしていきたいと思います。
私は助産師として、ママと赤ちゃん2人の命を預かり、お産を取り上げさせてもらいます。
ひとりひとり、ひとつひとつに大事に向き合ってきたつもり。
でも、まだまだ力不足で、何かあったときに、何ひとつママや赤ちゃんの生涯を保障することができない。
ちっぽけな私には人の人生の保障なんて一生かかったってできない。
次に生かせばいいなんて言葉でかたづけられない、一生がかかっている仕事。
幸い、赤ちゃんは元気に退院したけれど。
こんな自分が助産師として働いてていいのか、
お産取り上げさせてもらっていいのか、
未熟児勤務させてもらってていいのか、
自分には助産師として働く資格がないんじゃないか。と、考えていました。
辞めることは簡単だけど、それで物事が解決するわけじゃない。責任をとったことにはならない。
だからこれからの準備をしっかりして、けして忘れずに向き合っていくことしかできないと思いました。
人間、神様じゃないよ。
たまぁ~にすごくカリスマ性があって、
『この人は万能なんじゃないか、間違うことなんて無いんじゃないか』
と思えるようなスタッフもいると思うけど、そうじゃない凡人は、日々迷いながら、反省、自己嫌悪と戦いながらの仕事で、いいんだと思う。
私だって、本当はもっと関わりたかった、私の支援ミスでコイツの将来だめにしちゃったっていう子どもは何人もいるよ。
でも、生きてつながっている限り、フォローしていくつもりだし、過去を振り返るより今をどうサポートするかをできるだけ考えるようにはしている。
何の権限も力も無いから、私には状況を見守っていってあげることしかできないんだけど、それでも、それが私にできることなんだって、思ってるよ。
私はえりつぃんに、自分と息子の命を預けるけるけれど、私はえりは絶対にいい加減に判断をするようなヤツではないこと、知っている。
凹んでしまわれたほうがつらいよ。
少なくとも私は、あなたを信じてる。
大丈夫。