かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

2016独検(夏の巻)その2

2016-06-28 22:15:09 | 言語学
席について、そこで猛烈に喉が渇いてきた。
考えてみれば、家を出てくる前にお茶を飲んで以来、2時間半も水分をとっていない。
たぶん、大学構内に自販機があるだろうと見込んで、探しに行くことにする

さっき入ってきたのとは違う戸を開けて部屋を出ると、近くにフリースペースのような区画がある。
椅子とテーブルがあるだけで、自販機などはない。
廊下を通って階段を降りると、1階のガラス戸の向こうに自販機がある。
しかし、そこの扉は鍵がかかっていて開かない
すぐ近くに目的のものがあるのに、手が届かないもどかしさ、である。
あきらめて、他を探すことにする

建物を出ると、小さな植物園のような庭を通路が囲んでいる。
普段なら、立ち止まってじっくり眺めたいのだが、
この時はペットボトルのことで頭がいっぱいになっていて、植物を見る余裕などなかった。
学生課があると思われる建物には、カフェテリアがある。
そこにはファストフード店が入っているのだが、
この日は日曜日のため営業していない
がっくりして元の建物に戻る

こうなったら、手洗い場の水を飲むしかないのだろうかと思っていると、
独検の係員らしき女性に「ドイツ語検定会場は2階です」声をかけられる。
もしやと思い、自販機の場所を尋ねてみると、
反対側の入口を出た外にあると教えて貰えた。
果たして、歩いて1分くらいの所に自販機が3台あった
少し迷って、一番値段の安い水にする。

受験会場に戻ると、もう8割方受験生がいた。
5級というのは、春に大学でドイツ語を学び始めた学生が受験できるレベルだと教本に書いてあるのだが、
確かに大学生らしき人が多い。
制服を着ている若い女性は、たぶん高校生だろう。
わたしが最年長かと思ったら、明らかにわたしよりも年上と思われる人もいた。

席に再び着いて、水を一口飲むと、試験監督が2人入ってきた。
時刻は午前9時35分である。