かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

トラムに乗って

2015-05-20 21:26:01 | 旅行
5分ほど歩いて路面電車の停留所に着く
Burgring(ブルクリンク)である。
程なく電車が来たので乗り込む

トラムの中は冷房が入っていないが、窓が開いているので涼しい。
以下は、車窓から撮った写真である。





トラムの通った路線から判断するに、これらの写真に写っているのは
フォルクス庭園、国会議事堂、ブルク劇場、市庁舎だと思われる。
特に4枚目の遠くに写っているものは、まぎれもなく市庁舎だろう。
私の良くない点は、何も考えずに写しまくることで、
後になって「これは何を撮ったものだろう…?」となってしまうことだ

4つめの電停Schottentor-Universität(ショッテントーア・ユニヴェルズィテート)で降りる。
ウィーンの路面電車網は路線が多く、充実しているとWikipediaに書いてあったが、その通りだと思う。


Happy belated birthday!

2015-05-17 15:49:32 | フィギュアスケート
昨日5月16日は、わたしの好きな(元)選手の誕生日だった
一昨年、昨年と彼のFacebookのウォールには自分の描いたカードを投稿したが、
今年は写真(ドイツ語で『誕生日おめでとう』のメッセージ入り)を投稿した

同じ日の生まれには、
アシュリー・ワグナー選手(アメリカ)
アディアン・ピトキエフ選手(ロシア)
などがいる(どちらも好きだ)

どうしても現役選手の方が注目度が高いため、
FacebookやTwitterにはアシュリーに向けての『おたおめ』メッセージが目立つ
そんな中、新体操&フィギュアスケートのサイト(イタリア)が
Happy Birthday!と題して写真を投稿してくれた
それも例のスピンの(爆笑しているような表情の)写真を

昨日めでたく28歳となってしまった彼は今何をしているのかというと、
昨年の5月末に引退を発表し、現在は大学院に通いながら
お世話になったクラブでコーチをしている
今年1月に行われた全米選手権には、5つあるカテゴリのうち
ジュブナイル(一番下)、インターミディエイト(下から2番目)、ノービスの各クラスに
教え子を連れて行くことができた
昨年はインターミディエイトに一人だけだったが、
その選手は4位に入って、ピューターメダルを獲得した(今年はノービスで6位)
もちろんその様子は、IceNetworkの生中継でしっかり観た

この写真は、昨年11月に行われた東地区大会のキスクラである(ストリーミングよりキャプチャーした)

温厚で穏やかな彼が、珍しく選手を叱責している様子が見て取れた

その翌日行われたフリーでは、この通り(ご機嫌である)


ともあれ、選手だったときと同様に、コーチとしても頑張ってほしいと心から願っている
誕生日おめでとう




王宮の裏庭にて(ここも暑い)

2015-05-17 14:14:30 | 旅行
次の目的地に向かうべく、王宮を背にして西方向へと歩く
これは歩いている方向にある尖塔である(が何だかわからない)


王宮の裏側には広い裏庭がある
まさに絵に描いたような市民憩いの場である


これらは振り返って撮った王宮である



裏庭まで行くと、ちょうど木陰にベンチがあるので座って休む
日なたは脳が蒸発しそうな暑さだが、日陰は風が通ると涼しい


墺国の夏は、普段は最高気温が30度いくかいかないからしいが、
この日は40度に迫ろうかという恐ろしい暑さであった
もっとも、日本(特にわたしの住む北関東内陸部)とは違って、カラッとした暑さであるので
日陰に入れば何とか過ごせそうな気がする


こんなに痛いほどの日差しだというのに、芝生に寝そべって日光浴をしている人たちがいる
さらに、日なたで遊んでいる子どもたちもいる
墺国人の動じなさを実感する

ミネラルウォーターをぐびぐびと飲みながら、次に行く場所を考える
大通りを挟んだ向かい側には、美術史美術館や自然史博物館、さらにMQ(ミュージアムクオーター)がある
美術館に興味がなくても外せない名所だが、何と言ってもこの暑さである
40度近い中を歩いて行くと思うと、それだけでうんざりする
旅行前に見たサイトか本には、「欧米で日傘を差して歩くのは日本人か韓国人くらいである」と書かれていたので、
日傘を持ってくるのをやめたのだが、持ってくれば良かったと後悔する
わたしはそこまで美容に気を遣っているわけではないが、肌が極めて弱いので日焼けしたくないのである
そこで上記3カ所は割愛して、とりあえずトラム乗り場へと向かうことにする





王宮の外へ(暑い)

2015-05-14 19:41:44 | 旅行
王宮の中を見ていたのは、全部で1時間余りである
それほど見学に時間をかけないのは
とにかく人が多くて(少し)うんざりしていたのと
わたしが皇妃エリーザベトにさほど思い入れがないからである
確かにかわいそうな人生だと思うし、美にかけた執念には圧倒されるのだが、
悲劇的な末路は本人が自ら招いたように思えてならないからだ

王宮を出て、中庭より振り返って建物の写真を撮る

やはり斜めの構図である

近寄りすぎて何を写したのかわからない


この時点で午後2時前で、外の気温は40℃近くある。
ただし、空気が乾燥しているので、建物の影に入ればいくらか涼しい


青い空と白っぽい王宮の対比が美しい(が、日なたは脳が沸騰しそうな暑さである)



本当なら、王宮エリアにはスペイン乗馬学校や新王宮など見所がまだまだあるのだが、
あまりの暑さと人の多さに断念する

借りれば良かった

2015-05-12 21:47:26 | 旅行
いよいよ王宮に入る。
チケット売り場で、シシィチケットを買う。
このチケットは、王宮だけでなく、シェーンブルン宮殿と王宮家具博物館にも有効である。
ウィーンカードの割引でも23ユーロもするが、後のことを考えてこれにする。

クロークにリュックを預け、中に入る。
入り口ではシシィこと皇妃エリーザベトのシルエットが出迎えてくれる。
(写真撮影ができないのが残念


まず最初は、銀器コレクションの部屋
銀器とは言うものの、金や陶磁器の食器類も展示されている。

そこから階段を上がって3階に行く。
そこが入り口で、通称シシィ博物館である。
エリーザベトの生涯を展示で偲ぶことができる。
ドレス、調度品、生活用品、列車の特別室まで再現されている。
さらに、暗殺に使われた凶器(実物)も展示されている。
ドレス(レプリカ)は皆、ため息の出る美しさである
そして、墺国フィギュアスケートのペア代表(当時)のコスチュームのモデルになったとおぼしき服を発見する
男性用はもちろん皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の軍服
女性用はエリーザベトのドレス(薄い黄色)である。
余談であるが、件のペアはその年の春に解散し、女性はプロスケーターになった。
男性は新しいパートナーと組んで、翌年のソチ五輪に出場した。

シシィ博物館の次は、皇帝の部屋、さらにシシィの部屋と続く。
例の有名な化粧室兼体操室は入り口から中を眺めるだけしかできない。
さらに、バスルームやトイレは実際に使っていたものである。
バスタブがそれほど大きくも豪華でもないのに驚く。

王宮全体が平日だというのにとても混んでいる。
あちこちでドイツ語が飛び交っているのを聞き、
(地元の人がずいぶん見学に来ているんだなあ)と思う。
そして、多くの人が携帯電話のような黒い物体を耳に当てながら見学している
それはオーディオガイドだった。
後でガイドブックで調べたら、チケット売り場で借りることができる(有料)
しかも日本語にも対応していると知り、「借りれば良かった」と思う