かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

王宮前にて

2015-05-09 09:18:19 | 旅行
王宮に入る前に、さらに写真を撮りまくる
わたしの撮る写真は
建物の全景が写っていない


細かい一部分だけ写っている



構図が斜めになっている

何を写したものだかわからない

という特徴がある

いよいよ王宮に入ることにする



入り口に当たる建物のトンネル状の通路をくぐって入るのだが、
トンネル内にも小さな店舗がある。
大半は土産物屋だが、ガイドブックに載っているプチポワンの店を見つける
『マリア・シュトランスキー』は超高級プチポワン専門店で、
ガイドブックには「見落としそうなほど小さな店」と書いてあったが、その通りである。
「グリュース・ゴット」と言いながら店に入る。
わたしの外見から観光客とわかったのか、店での会話は挨拶以外は英語である。
店員さんが3種類のサンプルを見せて、刺繍の細かさを説明してくれる。
母と妹へのお土産に、いちばん細かい刺繍の入った商品を購入する。
母には真ん中に小さく刺繍の入ったがまぐち
妹にはピアス
やはり、それなりの値段がする

他の土産物店で、自分用に国旗のピンバッジと水(微炭酸)を購入し、いよいよ王宮本体に入る




王宮までの道のり

2015-05-06 20:26:34 | 旅行
昼食を取り終わって、アルベルティーナを後にする
正午を過ぎて、恐ろしいほどの日差しである
通りにはフィアカーと呼ばれる2頭だての馬車が走っている
話の種に乗ろうかとも一瞬思うが、最短の20分コースでも55ユーロのため、
乗らないことに決める(金額は、ガイドブックで確かめた)


次の目的地である王宮まで、なるべく日陰を選んで歩く
建物の下をトンネルのような形で歩道が通っている
中は涼しい


トンネルの中には、このようなショーケースがある
民族衣装らしきものが展示されている




ゆっくりとあたりを見ながら10分ほど歩いて、王宮前広場に到着する



真夏なのに、冬の空を思わせる青い空と白を基調とした建物との対比が美しい



これらの写真を撮っているうちに、うっかり車道に出てしまう
危うく車にぶつかるところだった
ウィーン旧市街は車道までもが石畳だが、普通に車が走っている
写真に夢中になっていて危ない目に遭うとは、お上りさんそのものである


軽めの昼食

2015-05-04 10:20:38 | 旅行
エアコンの効いた館内で涼みつつ、絵を堪能した後、
(いや、涼む方が主だったかもしれないが
ミュージアムショップに入る
わたしは美術館や博物館が大好きだが、中でも館内に併設されているショップがとりわけ好きである

この写真はショップに入る前に撮った建物の奥行きである
やはり宮殿である


これは廊下に飾ってある彫像


ショップには絵をモチーフにした雑貨がたくさんあり、目移りする
いろいろと物色した挙げ句、絵はがきを2枚とステレオグラムを3枚購入する
絵はがきは横に細長い形で、ザッハートルテとプラーター(遊園地)の観覧車がプリントされている
切り抜いてのりで貼って組み立てると立体模型になる仕組みだ
(もったいないので組み立てていないが)
ステレオグラムは、オペラグラスのような形で、中を覗くと芸術作品が立体的に見える
クリムト(der Kuss)とエゴン・シーレ(例の有名な自画像)とムンク(もちろん『叫び』)をチョイスする
色物好きなわたしの趣味を反映した選択である

昼食は館内に併設されているカフェでとることにする
どうもヨーロッパでは客はテラス席に案内することになっているらしく、
かんかん照りだというのに外の座席になる
ただ、パラソルの下なので思ったよりは暑くない
クランベリージュースとガスパチョを頼む



後でガイドブックを見てわかったことが2つある
1つは、デューラーの『野うさぎ』を所蔵しているのに、それを見逃したこと
もう1つは、昼食をとったDo & Co アルベルティーナが、結構な高級店であることだ
冷静に考えれば、ザッハーも超高級ホテルなのだが、
そんなところに自分が入って食事をとってもいいものだろうかと思う


アルベルティーナ

2015-05-02 17:11:10 | 旅行
写真を撮っているうちに暑くなってきたので、建物の中に入ることにする
チケットカウンターでウィーンカードを見せると、少し割引になる
リュックなどの大きな荷物は、クロークに預けることになっている
5セント払ってリュックを預けると、カメラは持って行ってもいいと言われる
写真撮影可(ただしフラッシュは不可)なのである
遠慮無く撮影させていただくことにする

展示室は予想通りエアコンが効いていて涼しい
そして嬉しいことに、あちこちに長いすが置いてある
(たぶん)ピカソの絵の前で休む


他にも、このような名画がある(もちろん、長いすに座って堂々と見る)




絵画や彫刻を鑑賞していると、部屋の反対側でちょっとした騒ぎが起こる
15歳くらいの女の子が突然倒れたのだ
黒いポロシャツを着た数人が、水やら担架やらを持って集まる
たぶん係員か学芸員だろうが、手慣れた様子で、瞬く間に少女を外へと運び出す
その間、館内にいる客は誰一人として騒がなかったのが驚きである
みんな遠巻きにして見ているが、救助の邪魔にならない距離感を保っている
このあたりがヨーロッパだなあと思う