かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

2016年夏の旅(その14)

2016-09-03 12:02:59 | 日記
昼食を食べ終わり、海岸沿いを南下し、佐和田へと向かう。
レンタカーの返却は4時で、まだあと2時間ほどある。
次の目的地は、前日近くを通った佐渡博物館である。

駐車場に車を停めて、中に入る。
博物館といっても、それほど大きくはない。
入場料500円を払い、まずは1階の展示を見る。
1階は、佐渡の自然がテーマらしく、動植物が紹介されている。
中庭にも出られるようになっているのだが、この暑いのに外に出る気はしない。

2階には、わたしの関心のある展示がある。
まずは、金山の歴史。
ここで初めて、佐渡は金よりも銀の産出が多いことを知った。
金山にある資料館とはまた違った展示物を見る。
金のより分けに使った、もともとは農機具の道具は、実際に動かせるようになっていて、
わたしも試しにハンドルを回してみる。

そして、ジオパークとしての佐渡。
地質学や化石など、わたしの大好きな分野である。
展示室の入口では、恐竜の化石がお出迎え
と思ったら、大型哺乳類の化石だった
佐渡がもとは2つの島で、氷河期を経て海面が下がり、島の間に土が滞積して1つの島になったことも
ここの展示で知った。
そう言えば、島のあちこちで斜めになった地層を目にしたが、
あれも地殻変動の形跡なのだろう。
こんなことを書いていると、まるで『ブラタモリ』のようである
今夜NHKで久しぶりに放映されるこの番組では、何と奇遇にも佐渡を取り上げる。
是非ともご覧いただきたい。
(わたしはN○Kの回し者ではない

展示室と展示室との間にある小部屋では、ワークショップをやっている。
何だろうかと思いながらその先にある特別展を見ると、それはペットボトルアートだった。
ペットボトルを切り刻んだり、表面を削ったりしながら、色々なものを作ってある。
作品は海の生物や花が多いが、朱鷺を作った大作もある。
また、ペットボトルから魚(どうも川魚らしい)ができるまでの手順が展示してあり、興味深い。
ここの展示だけが写真撮影禁止であった。
そして、先ほどのワークショップをもう一回覗くと、それはペットボトルアートの実演だった。
予約制とのことだが、知っていれば参加申し込みをしたかもしれない。

1時間程度見学して、博物館を後にする。
帰る前に看板を良く見てみる。
塗装がひび割れていると思っていたが、実際は違っていた。
この看板は、佐渡の地形図(国土地理院発行)を背景にしたもので、
ひび割れに見えたものは、道路であった

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