夕刻の街で

ショッテントーア駅から路面電車71番に乗る
先ほどまで見学していたウィーン大学や王宮裏のそばを通る路線である。
オペラ座前の停留所Oper（オーパー）でD番に乗り換える
ウィーンの路面電車は番号表示なのに、
なぜかこの路線だけDというアルファベットがついているのが謎だ

レンヴェーグで降りると、ホテルまでは徒歩５分ほどである
停留所近くには、ヌードルやソーセージの屋台がある。
普段のわたしなら素通りしないが、夕食を食べたばかりで満腹なので立ち寄らない
すぐそばにはピンクの看板のドラッグストアBIPA（ビーパ）がある。
中に入ると、ごく普通のドラッグストアである。
ばらまき土産用に、ハンドクリームのミニサイズを買う。
１個７９セント。
ドイツ製で、カモミールの香りがする。
さらに、自分で使うために足用パッチと靴の内側に貼るジェルクッションを買う。
パッチは６枚入り、ジェルクッションはかかと用と土踏まず用のセットである。

これは停留所近くの町中の風景である



ホテルに着いたのは、午後６時前である。
外はまだ昼間のような明るさである。
バスタブに湯を張って、１時間も浸かる
風呂上がりに、足の裏、土踏まずの前から指の付け根あたりにパッチを貼る
わたしは歩くのを厭わないたちだが、長く歩いたり立っていたりすると足の裏が痛くなってくる
サンダルのかかとと中央部分にジェルクッションを貼る。
ここで大事なものを買い忘れたことに気がついた。
水である。
仕方がないので、部屋の冷蔵庫からエビアンを出して薬を飲む。

夜８時半就寝
暑くて疲れた一日である