goo blog サービス終了のお知らせ 

三歩進んで

なかなか平穏とはいかない人生を模索する日々。

中学校の授業参観

2009-05-04 16:51:54 | 中学校

先月末に、メジロの中学の授業参観と学級懇談がありました。
顔合わせ、というところですね。

今年の担任が保健体育の先生だったので、参観内容も体育で、体育館で「集団行動」の披露とバスケットのシュ-ト練習でした。
幼稚園時代から10年目のお付き合いの子どもたちなので、久しぶりに見ると成長がめざましかったです。

さて、集団行動は、「番号」「右向け右」などで隊形を変えるのですが、見ていたお母さんが「軍隊みたい・・・」とぽつり。
日本の学校教育はどうもそっちのほうから始まったのでどうしてもそういう雰囲気はあるのですが、これがなかなか。
堂々と参加しない子、必ずふざけないではいられない子、のんびりマイペースを崩さない子。
保護者がいてもおかまいなしです。

先生は100%を求めず70%くらいでいいと思わないとやってられないだろうなあという感じでした。
ひょっとしたら保護者がいるからよけいにテレがあってちゃんとしないのかしら?

学級懇談会では、普段のほうがちゃんとやっていますとやはり先生が苦笑されていました。
懇談会に出るメンバーも、どこかで見た顔ばかりですので、なごやかに近況報告して終わりました。
このまま平穏に一年過ぎるといいのですが。

また、この日、ユメの学年の首席だった男の子のお母さんに久しぶりに会いました。
やはり下の子の参観に来られたそうです。
息子さんは、現在明るく楽しい浪人生活をしているそうです。
いい大学を目指しているんでしょう。
もう一年大変でしょうがガンバレ!


恐怖の賭け!?

2009-03-01 22:29:35 | 中学校

中学校一年生のメジロは、学年末テストがありました。

日本史を勉強しているときに、書く練習をあまりしていなかったので、
「日本史は漢字も間違っちゃだめなんだよ」
と家族が注意したところ、
「大丈夫!私は間違えたりしない」
と自信満々の返事。

そこで、
「そう、じゃあもしまちがったら晩ご飯はお茶碗の中にお米じゃなくてアメってことで!」
「アメ!?・・・いいよ」

売り言葉に買い言葉で賭けに乗ってしまったメジロの運命は!

「だめかもしれん」

テスト返しの日、メジロは暗い顔で帰ってきました。
「えー?漢字間違えたの?ご飯お茶碗一杯160kcal、アメだったら8個だね~」
と言いながら見せてもらった社会のテストは、固有名詞の漢字は全部クリアしたのに、「飢饉」の「きん」の最後の一画が足りなくて2点引かれていました!
先生からも「惜しい!」というコメントつき。

家族で覗き込んで、
「あらら・・・これは漢字にする必要がなかったとこじゃ・・・」
「常用漢字外だね・・・」
「ま、これはいいか」
「え!?いいの?やったー!」
メジロ、アメごはん!?を免れたと大喜び。
アメのほうが好きな子もいるのでしょうが、メジロにはものすごい恐怖だったようです。

漢字を間違えなかった場合のごほうびを約束しておくちゃっかりさのないあたりはまだかわいいもんです。


ブログの効用

2008-12-05 11:11:17 | 中学校

メジロの期末テストが帰ってきて、夜反省をしていました。
数学は、計算間違いや、式を計算せずにそのままほうっていおいて×。
英語は、家では書けたつづりを間違ったり、問題文の指示を読み損なって(気をつけようと自分でその指示にアンダーラインまで引いておいて!)ミス、等々。
何で毎回同じ間違いを繰り返すかなあ、とため息です。

国語が一番悪かったのですが、その中で「コラムにタイトルをつける」という問題があって、5問中2問しか正解できませんでした。

そんなに難しかったのかな、とぼやいたら、メジロがにっこり、

「お母さん、やってみる?私が間違ったところをお母さんが合ってたら、私の『うかつポイント』1、ということで」

なんじゃそりゃ!
私ができるかどうかが『普通考えてわかるものかどうか』の基準になるわけ?
うかつポイントが10たまったら「ええいこのうかつ者!」と大手を振って叱れるとか???

気を取り直してしばし考え、なんとか答えをだしたところ、ほっとしたことに全問正解でした。
「すごーい!私のうかつポイント3!お母さん見直した」
とメジロに言われ、・・・いやその中一の問題ができたって誉められてもな、と苦笑。

ふと思ったのですが、このコラムのタイトル当て力?は、ブログのタイトルをつけることで鍛えられたのではないでしょうか。

ブログの記事を書くときには、自分で書きたいことの中から話題を選び、自分のことを知らない人が読んでもわかるように書いて、推敲して、内容で一番伝えたいこと・記事の調子が伝わるような雰囲気のタイトルを考えます。

コメントをいただけたりお友達が増えたりするのが楽しくて続けていましたが、これは小学生だったら『作文』とか『日記』という宿題になるような国語のトレーニングを日々しているようなものです。

しかし、メジロだって家庭内ブログには記事を書いているはずなのに・・・
もっと投稿させるべき、かな!


再び授業参観

2008-11-14 18:12:52 | 中学校

昨日は数学の授業参観に行ってきました。
今回参観は4人!
前回の4倍で激増(^^;)です。

さて、数学の担当は、元気のいい、でもやさしい先生と、ティームティーチングのおっとりした先生の、ベテラン男性コンビでした。

範囲は「比例」で、新しい単元なので、小学校の復習から始まりました。
辺の長さと面積の関係を表にし、「気づいたことは?」と言われて目を白黒させる生徒たち。
理科の授業では、章全体の見通しや、先々の学習に対する位置づけを話すことでつながりを意識させようという先生の意図が見えました(そこに時間を取る分授業はアップテンポ)が、数学では少しずつ「気づいてびっくり、じゃあこれならどうなるの?」という地道な積み重ねが授業全体を構成していました。
等差数列は足し算じゃなくて掛け算で計算しないと先々大変だから、と言わないと、なんで足し算で答えた子がダメで掛け算で立式した子のアイディアが採用されるのかわからないのでは?(先生は二つのアイディアを並べて、「うーん、じゃあここはこっちの考え方で行こう!」とあっさり言われただけでした)、などとはらはらする親を尻目に、生徒たちは刹那的に先生の質問に答えて、授業は進行して行きました。
少しずつ生徒に考えさせるので、先生が教えれば5分の内容を、40分くらいかけて生徒に気づかせるという正統的な段取りの授業でした。
事前にノートに書いた答えを先生が見て回って、ちゃんと書けている子をほめておいて、あとで発表させるべく当てるのは、授業進行のためというより生徒の気持ちを傷つけないことに気を配っている印象を受けました。

帰ってから、メジロに「数学の授業、ゆっくりだけど退屈じゃない?」と聞いたところ、「数学は先生のコンビがカワイイから好き」という答えが。
自分の父親よりも年上の教師たちを・・・かわいい!?
これはまた・・・そういえば中学のころ、ユメも同じ年頃の体育の先生がかわいいとお気に入りでした。
さすが姉妹!

「それより、今日はそれどころじゃなかったから・・・気づかなかった?」
はあ?
「今日筆箱忘れていったの!念のため一本だけ持ってたシャーペンで乗り切った!」
とりあえず忘れ物には気をつけてください・・・。


中学校の授業参観

2008-11-12 11:27:13 | 中学校

中学校の授業参観に行ってきました。

教育熱心な地区では中学校の授業参観も保護者の参加が多いそうですが、このあたりでは中学校になると急に参加者が減ります。
各クラスに一人二人・・・

とりあえず、3日間のうち1日目と3日目に行くことにして、まず初日の昨日、理科と社会を見てきました。

理科の先生は、ユメが中三のときに転任してこられたベテランの先生で、授業もはっきりきっぱり教えたいポイントを明確にし、成績の基準もはっきりさせて授業をされていました。
ただ、「これは高校になっても、下手したら大学になっても必要な知識だから」と強調して重要性を浸透させようという試みは、中一の生徒にはまだ「予想も出来ない未来の話」のようでぽかんとしていました。
メジロはわりと生き生きと発言していました。理科得意だもんね・・・。

社会の先生は、物腰の柔らかな若い先生でしたが、帰ってきたメジロに一番に聞いたのは、
「あの先生、歴史が専門じゃないよね・・・」
「うん。地理が好きなんだって」と、メジロ。
大航海時代を教えるのに、バスコ・ダ・ガマの続きで話したせいか、マゼランの世界一周した航海ルートの向きが逆でした。
また、地動説を唱えたのでガリレオは刑死した、と言ってしまいました。
授業が済んで中学校を出てから、自分の知識が不安になって、図書館に行っていろいろ歴史書を借り出して確認してしまいました・・・。
がんばれ、先生!間違って覚えると生徒が入試でこけます!

社会の授業中、メジロはぼーっと話を聞いてノートを取っているだけでした。むむむ、露骨に関心低い。
逆に、理科の時間、ただノートに落書きをしていたある女の子は、社会の時間は先生の話をちゃんと聞いていました。
また、やたらにぎやかな男の子がいて授業の進行の妨げになるほどだったのですが、結構鋭い発言もあり、私だったらそのネタでしばらくしゃべっちゃうなあ、と思ったりしました。

いやいや、中学校の授業も面白いです。
また明日、今度は数学を見てこようと思います。
・・・生徒たちに顔を覚えてしまわれそうだけど・・・。