昨夜、飼っていた手乗りインコが旅立ちました。
享年11歳半。大往生のようです。
昨日の朝は放鳥とともに飛んできて肩にとまり、お気に入りの紐をかじり、私が両手をVの形に上げて呼ぶと飛んできて、互いに声のトレースをして遊ぶ。
まったくふつうの一日でした。
夜20時過ぎに、お風呂から上がってきたメジロが「ちょもがふらふらしてる」と言い出しました。
そのうち保温ヒーターの隅から動かなくなり、あわてて夫を呼んできて手の中に囲って温めましたが逃げません。
「手に乗るのはだいぶ調子が悪いんだよ…」という夫の言葉に絶句しつつ、メジロが「暖かくする?」とふわりとミニタオルをかけました。
インコは少し身じろぎし、小さくぴ、ぴ、と鳴き、苦しそうに5回ほど息をしたあと動かなくなりました…。
メジロと泣きながらインコをなで、箱に寝かせました。
20時20分。
最後までたくさん家族を幸せにしてくれました。
毛引きやヘルニア、老化と、ハラハラする周りをよそに淡々と日々を重ねてくれました。
ひとしきり涙が収まるとメジロはざっとかご回りを片付けました。
私は週末実家に顔を出す予定だったのをキャンセルする連絡をしました。
夫はペット葬儀についてネットで調べ、メジロの了解を得て明日の葬儀を予約しました。
飼い主はメジロ。
これまでもすべてメジロの意思優先でインコのことは決めてきました。
メジロの16歳の誕生日プレゼント、覚えています、インコの中びな。1800円でした。かごのほうがずっと高かった。
こんなに大切になるなんて。
電話した実家ではメジロのことをとても心配していました。
今日は実家の父の誕生日だったのに。
メジロがツイッターに報告したので、それを見たソラからLINEがありました。
ユメにもLINEし、みんな寂しい夜になりました。
私はそのあと午前3時くらいにようやく寝、メジロはあまり寝られなかったようで早くに起きてきました。
目が腫れていて、時折ぐすぐす言っています。
それでも朝一番にかご類を外でいっしょに洗いました。
もしまたインコをお迎えすることがあればと鳥かご、ヒーター、電池を抜いた体重計はおいてありますが、大半のものは処分しました。
インコが大好きだったえさ入れと水入れ、塩土入れ、牡蛎粉入れ、この4つだけは形見にとっておきたいそうです。
明日の葬儀に向けて写真とお花を用意するように出勤前の夫に言われていたので昔の写真を見返すと、インコのことはもちろん娘たちのいろいろな波乱も思い出されてまた涙。
今朝も、昨日の朝のように飛んできて左肩に止まるような気がしています。
洗濯物を出すのにインコが放鳥されていないか確認することも、音で驚かすので掃除機をかけるより箒で静かに掃くことも、切れないように好きな青菜や果物を買う必要ももうないんだと思い当たるたびに胸がつまります。
大地震や水害が起きたらなにはともあれ持って逃げるのはインコのカゴとえさだとずっと思っていました。
本当にありがとう。