英語と書評 de 海馬之玄関

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TOEIC公式問題集Vol.6いつもよりも楽しめました件

2020年03月30日 22時39分59秒 | TOEIC/TOEFLの話題

田中美久=みくりん先生 (HKT48)

 

Directions : For each question in this part, you will hear four statements about a picture in your test book. When you hear the statements, you must select the one statement that best describes what you see in the picture. ・・・Look at the picture above. Now listen to the four statements.

(A) She's stretching out against a tree.
(B) She's reaching for an item.
(C) She's holding a folder open.
(D) She's very cute.

Statement (D), “She's very cute,” is the best discription of the picture, so you should select answer (D) and mark it on your answer sheet, in that case you take TOEIC (Test of English for Idol - related Communication.  ↖ここ「,in which case you take ・・・」にすると、前に語られた情報を受けて「そうなると/その場合には・・・ということになりますよね。」と全然違う流れになります). Statement (A), however, “She's stretching out against a tree,” may well be the best one for another test of TOEIC (Test of English for International Communication), though.  

・日本人の究極の美意識としての<ほどほど>が一番可愛い?

 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/194b3d7b67adfb75f64f5d429fc6e2e2

 

久しぶりに出ましたね、「TOEIC オフィシャルガイド:公式TOEIC Listening & reading 問題集」(第6弾・令和2年2月)。年末から憲法改正論議に備えてということもあり、アメリカ憲法制定前後の文献を読んできていたので、正直、今のアメリカに戻ってきた感じがして楽しかった、鴨。

それにしても久しぶり? TOEICオフィシャルガイドフアンとしては年4回の季刊にして欲しいくらいだけれど、実は、TOEIC 本試験が2016年に現行形式に移行するにともない、その「新形式」(★)に沿って編まれた(↖あのー、IP受験・団体受験も現行形式のテストに移行してからまる3年経つというのにまだ「新形式」と言っていいのかしらね?)オフィシャルガイドは、今度のVol.6まで――新形式への移行を睨んだその広報媒体でもあった「新形式問題対応編」とシリーズのトップバッター「Vol.0」の間を含め、「Vol.1」と「Vol.2」の4ヵ月という例外を除けば、大体、――8ヵ月と10ヵ月のインタバルで送り出されてきた。ということは(, in which case )、ここ「久しぶり」は間違いで「予定通り:as scheduled」と書くべきなのでしょうか。

Directions: A word or phrase is missing in each of the sentences below. Four answer choices are given below each sentence. Select the best answer to complete the sentence. Then mark the letter not  (A), (K), (B), or (48) but (A), (B), (C), or (D) on your answer sheet.(Do not write your answers in your test book.)

Their latest  issue of the Official Guide for TOEIC Listening & Reading, say The TOEIC Official Test Preparation and Learning Book Volume 6, was published last February,  ------- .
(A) finally 
(B) as scheduled 
(C) at last
(D) after all 

 

 

★On the change and fluctuation in TOEIC

TOEIC はそれ以前から徐々に変わっていたと思いますけれど、――2006年の改定でそのリスニングセクションに米語だけではなくて、イギリス英語、オーストラリア英語、カナダ英語を加えた「激変」よりも、ある意味、大きな変化だった、鴨の――2016年の「新形式」への移行でもってその変化・変質は定量的にも(quantitatively)目に見えて肌で感じられるものになった、鴨。それは、そして、HKT48じゃなかったTOEICの作り手のSTU48じゃなかったETS自身が言う「よりオーセンティックな英語でのコミュニケーション」が遂行できる度合い(How can do)を、よりノイズ少なく測定しようと企てられた変化・変動なのでしょうか。

具体的には、――「(Do you)Want some more tea?」「(I'm ) glad (that) you like it.」「When is (it) convenient for you?」「(Do you) want to dispose of that old laptop computer or tablet but (you) don't know how to do it safely?」等々、主語とbe動詞および「do, have, make,getなどの頻出動詞」の省略とかの――ブロークンではない限度ではありますが、アメリカの日常の社会的のコミュニケーションでより頻繁に使用される表現の選好が強まったこと

加之、その傾向の一斑なのか、パート5と6は、以前にもまして「文法問題」ではなくて「語彙問題」のパートになった。そして、「文法」の論点も、[田中]動詞――人称変化・時制変化・能動と受動の態変化・仮定法とかの法変化といった――述語動詞の変化システムを巡る知識を尋ねるものは激減して、[美久]節の成立の可否正否を問いただす品詞問題が主流になったこと。要は、「AKB48とSKE48とNGT48からHKT48とNMB48とSTU48へ❗」じゃなかった「動詞から品詞ていうか副詞へ❗」の重点=大票田の変化。これらは定量的にも明らかだと思います。

而して、日本語を母語とする日本人と日本市民の受験者にとって――所謂「宅建」の試験が事実上は「民法の財産法」の試験であるのとパラレルに、――TOEICは、(H)470点までは中学英語の理解度合いのテスト、(K)730点まではリスニングのテスト、(T)960点までは(音声の形態も含めた)単語力のテスト、そして、(48)965点~990点は「運と実力」のテスト

・英単語は2000語も覚えれば充分?⬅そんなわけないだろう❗ (*^o^)/\(^-^*)

 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/58dcb4dfa601a3321646ab7d6bcf1029

・イギリス英語の入門書紹介――役に立つのにお洒落で楽しい「イギリス英語」の招待状のようなもの

 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/2387050ede4ca0a2947e1c5783157128

そして、現下の大概のビジネスシーンに置かれても「わたし英語少し出来ます❗」と言って(whether deliberately or unconsciously)嘘つきではない人かどうかの選別に関して、もし、このTOEICだけで判定させていただくとすれば、それは――冗談抜きのわたしの4桁の英語講師・英語教材編集者・アテンダントさんの採用経験からも、多分、――「3回連続で(3 times in a row)990点取れる人かどうか」が妥当な指標であると断言する。そんなわたしから見れば、はい、新形式TOEICへの変化はそれなりに意味があったの、鴨です。

ちなみに、英語母語話者のアメリカ人やイギリス人の大学院卒(with a certain higher degree)の同僚諸氏にも業務としてTOEIC本試験受けてもらってきましたが、「3回連続の990点」は彼女も彼も油断できないラインです。でもね、NMB48の贔屓の安田桃寧さんの桃寧じゃなかった、でもね、受験回によって違うけれど、リスニングセクションで4問落として、かつ、リーディングセクションでも――パート6がほぼ純粋の「語彙選択問題」になって難易度低下というかバグが出にくくなった現在、――まさかの2問間違いでも「990」出ることもままあるのだから、それそんなに高いハードルではないんですけどね。

尚、いつ受験しても――そう、二日酔いで臨もうが前の晩に彼氏さんから別れ話を「通告」されておられようが――965点を下回ることのないカテゴリーに選抜入りする体感的の目安は、リスニングは最早問題ではないはずですから、リーディングセクションで納得いく丁寧さで全100問を解き終えた時に5分以上は時間が余っているかどうか(リーディングセクションを65分あれば全問とりあえず、かつ、きちんと解答できる。いずれにせよ70分も要らないわよね、なら、残りの5分は邪魔かな、正直。)という英語での情報処理の「精度と速度」が表裏一体的に標準装備されているかどうか、鴨です。ちなみに、KABUは大体15分は余ります。でも、会場近辺の喫煙所がほぼなくなった昨今は余ってもなにもすることないんですよね。

(*^o^)/\(^-^*)

 


 

蓋し、ならば(Given these data,)、次号「Vol.7」のリリースはこの10月か12月。蓋し、――現下予断を許さないコロナウイルス事態の推移、ならびに、今秋に行われるアメリカ大統領選挙の動向および安倍総理が年内に断行されるだろう日本の解散総選挙のタイミングにもよる鴨ですけれど、――いずれにせよ令和2年の今年のうちでしょう。而して、よって(Therefore,)、上の(↖)パート5形式クイズ「TOEIC オフィシャルガイドの最新版が -------この二月に出ましたね❗」の正解は「B」とさせていただきます。

(*^o^)/\(^-^*)

 

0)新形式問題対応編(2016-02月)

1)Vol. 1(2016-10月)

2)Vol. 2(2017-02月)

3)Vol. 3(2017-12月)↖アイドルサイボーグ渡辺麻友さん「AKB48」卒業❗

4)Vol. 4(2018-10月)

5)Vol. 5(2019-06月)

6)Vol. 6(2020-02月)

 

TOEIC IPは2020年度4月からは場所や時間を選ばす24時間受験できるオンラインのIPテストが始まります。

IIBCによるプレスリリースは(↙)こちら。

https://www.iibc-global.org/iibc/press/2019/p139.html

 

 

最後にその「Vol.6」を一読した感想。

1770 年-1820年の時空から久しぶりに帰ってきたからなおさらそう感じたの、鴨ですけれど。Vol.6は「今の普通の英語での「よりオーセンティックなコミュニケーション」の度合い」が強いように思いました。

音声は別にして、例えば、「在庫が切れかかっている」を表すのに――be running out とかではなくて――「run low on」を使うのは(TEST 2 #59-61)、多分、オフィシャルガイドでははじめてだと思いますし、「Do you happen to have it in another color?」(TEST 2 #47-49)の「do you happen to do:あのー、ひょっとして、もしかしてなんですけど、~ということなんかされておられたりしますか」もオフィシャルガイド初出? ボキャブラリーは偶然の度合いが大きいでしょうが、それにしても、「衛星放送用アンテナ:satellite dish」(TEST 1 #38-40)は間違いなく初選抜。と、わたしの思い込みに過ぎない、鴨ですけれども、逆に、そう思い込んだからこそ200年前のアメリカから帰還したような、リラックスした雰囲気の中でVol.6楽しめました。

 

▼田中美久さん、なにげに、超「絶体絶命的」に可愛い❗鴨。

 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/2c43843f78cf6a9d301d20fb5295618c

▼日本人の英語力がもう少し向上すれば朝日新聞は倒産する、間違いなく (^_^)v

 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/5e2b0b025af0738758245db34c1213a9

▼【改訂版】おにぎりの日に思う異文化伝播におけるノイズ・・・🍙大げさ?

 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/6c8681e6d6b4c955ea152a6728586b49

 

 

・宗教と憲法--アメリカ大統領選の背景とアメリカ建国の風景

 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/3a1242727550e8e31a9133aa154f11bf

・移民の国アメリカが移民を排斥することは矛盾だという論理の論理の破綻について

 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/e6c9a76d9b62dc8b6095bddf57340032

・United States of America は「合衆国」か「合州国」か

 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/0a8d56362d8776e8555e35e4fe83a0ac

 



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