英語と書評 de 海馬之玄関

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海馬之玄関Yahooブログ「55万アクセス」達成御礼!

2010年04月28日 13時02分34秒 | Weblog



皇紀2670年、平成22年、そして、西暦2010年の昭和の日の前日、今日、皇紀2670年、平成22年、そして、西暦2010年の4月28日、姉妹ブログのYahoo版-海馬之玄関ブログは延べ55万人目のお客様をお迎えすることができました。ブログ友には予めご通知してきましたように、事情があり、また、思う所もあり当分の間「冬眠」ならぬ「春眠」に入る予定。而して、その「春眠」前の到達。これ神様にいただいた「プチボーナス」なの、鴨。而して、この機会にgoo版海馬之玄関に「自薦記事リスト」を掲載しました。よしければ、ご一読いただければ嬉しいです。

・<改訂版>自薦記事一覧:保守主義の憲法論と社会思想

 -憲法学の再構築と占領憲法の破棄・改正を求めて

 https://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/5f7bef87927eae129943ca8b5bb16a26

 






前の御礼記事でも書きましたように、

実際、「KABU自身の浅学菲才の限界もあり、「曖昧ではないが、分かりやすくもない」という辺りが投稿記事の目標とする線です」等々、日頃の傲岸不遜、傍若無人な物言い。あるいは、2行読めば眠たくなる論稿のオンパレード、および、思う所があって最近とみに全記事に占める海外報道紹介の比率の高さ。これら、我ながら「ヒット数を上げないことが目標なのではないか」とさえ思える節もある。
    

そんな海馬之玄関のブログ運営振りを想起すれば、

たかだかブログとはいえこの55万ヒットにはかなりの感慨を覚えます。
我ながら不思議な程、嬉しい。なんと言っても、
今日、2010年4月28日に55万件ヒットということは、
2005年2月20日のブログ開設以来、

1894日目での55万+αヒット達成
1日平均、290.39+βアクセス


ということ。この数字には十分満足していますし、繰り返しますが「春眠」前に到達できたことは感慨一入。日々来訪いただいた皆様には感謝の言葉もありません。

而して、この「春眠」中にこの社会がどう変動するのか、就中、政権の枠組みがどうなっているのか、正直、楽しみです。この点に関しても過去の自分の記述を再度転記させていただきます。


私は、長い目で見れば(しかし、ビジネス的な長い目ですから「3年」以内くらいのスパンですけれども)、今回の政権交代、民主党政権の誕生は「保守改革派半永久政権」誕生のための陣痛みたいなものである。と、そう確信しています。しかし、これからのその3-4年間で日本が無くなる危惧を真面目に感じてもいます。ならば、我々保守改革派が行なうべきことは一つ。それは、健全で統治能力に長けた保守政党を育て強化すること(to foster and enhance a conservative political party that has moderation as well as skilful governance)。

而して、1989年-1991年の社会主義崩壊と資本主義の勝利を想起すれば、国家権力の万能感を基盤とした民主党政権の政策実行が不可能であり、かつ、国民の法的確信の中にビルトインされている伝統と歴史を軽視する民主党政権による社会統合が不可能なこと、よって、民主党政権が<北斗の拳>であることは自明でしょう。この立論に反証可能性を与える例を一つ。

ご存知の方も多いと思いますが、

現在のロシア国歌のメロディーは旧ソヴィエト・ロシアのメロディーと同じ。すなわち、ソ連崩壊に際して、ロシアは歌詞も曲も全く別のものを一旦国歌にした。けれど、旧ソ連国歌の楽曲が世界的な名曲であっただけでなくロシア国民に深く愛されてきたことに鑑み、2001年1月1日、歌詞を差し替えてメロディーは旧ソ連時代の国歌に戻された経緯がある。このエピソードで私は何が言いたいのか。

それは、ロシア革命の<成功>と、70年間とはいえ社会主義国家ソ連の一応の<成功>に本当に与して力あったものはレーニンの力量でもマルクスの天才でもなく、それは、(我が国の60年と70年の安保闘争が、一面では「左翼の袢纏」を着てする反米ナショナリズムの<祝祭>であったのとパラレルに)ロシアのナショナリズムの岩盤の強固さである、と。ロシア国歌を巡るエピソードはその端的な象徴である、と。ソ連崩壊後、現在に至るも「社会主義-共産主義」に対する低い評価がロシアで回復することがないにも関わらず、楽曲だけとはいえソ連時代の国歌が復活したことは、この経緯の証左ではないか。そう私は考えています。

ならば、『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』でヘーゲルの言葉としてマルクスが引用している如く「歴史は二度繰り返される。最初は悲劇として、そして、二度目は喜劇として」という傾向が歴史にはあるとすれば、民主党政権の存在はそれ自体<喜劇の北斗の拳>に他ならない。私は、確かに間違いなく名曲の名に恥じない「旧ソ連-現ロシア」国歌を聞くたびに、健全なナショナリズムを基盤とする我々保守改革派のそう遠くない将来における政権奪還を益々確信するのです(尚、マルクス主義と保守主義を巡る私の基本的な考えについては下記拙稿をご一読いただければ嬉しいです)。
    

・保守主義-保守主義の憲法観
 http://ameblo.jp/kabu2kaiba/entry-11144611678.html
 
・読まずにすませたい保守派のための<マルクス>要点便覧-あるいは、マルクスの可能性の残余
 
・保守主義の再定義(上)~(下)
 http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/141a2a029b8c6bb344188d543d593ee2
・風景が<伝統>に分節される構図(及びこの続編)






◎ロシア国歌歌詞(日本語訳)
ロシア 聖なる我等が国 ロシア 愛する我等が国 固き意志 偉大な栄光や 永久に汝が富ならん
称えよ自由なる我等が祖国 いざ集え 兄弟よ 先人が知恵 我等がもとに 讃えよ 汝が誇りを

南海より極地の果てへ 広がりぬ 我等が国 唯一の国 無二の存在 神が愛でし 我が祖国
称えよ自由なる我等が祖国 いざ集え 兄弟よ 先人が知恵 我等がもとに 讃えよ 汝が誇りを

夢と人生に広大なる大地 時は示す 我が道を 祖国が下に 誓い立てる 今もそしてこれからも
称えよ自由なる我等が祖国 いざ集え 兄弟よ 先人が知恵 我等がもとに 讃えよ 汝が誇りを
    



畢竟、自己の得意な技で世の一隅を照らすのみ。
今後とも日本のためにお互い微力を尽くしましょう。

日本国万歳、皇室に弥栄あれ!


共に闘わん。







連帯を求めて孤立を恐れず、力及ばずして倒れることを辞さないが、
力尽くさずして挫けることを拒否する。共に闘わん!



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