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英語と書評 de 海馬之玄関

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ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:雪景色 de 新百合ヶ丘編(下)

2010年02月06日 05時29分13秒 | 徒然日記


「積雪」を求めて散策は高石神社に向かいます。Top画像はその高石神社の鳥居。でも、本当に最近雪が少なくなったと思います。やはり、地球温暖化のせいなのでしょうか。而して、雪が減った(とすれば、ですけれども)そのことは良いことなのかしら。とかとか、そんなことを散策の途中考えてしまいました。







上は雪に埋もれる、高石神社境内横の絵馬掛け。下は、高石神社敷地内のプチ公園、木馬さん達が久しぶりに雪化粧できて楽しそうだと思いました。



そして、雪に埋まる(とまでは言えないけれど)狛犬さんとお社。ちなみに、社の前の造作物は(この散策の翌日が節分だったので)豆まきのためのものです。探偵小説ならこの画像は「2月2日に高石神社にいたというアリバイの動かぬ証拠」になるのではないでしょうか(笑)

尚、高石神社に関しては下記過去記事を参照してみてください。

【高石神社関連記事】
・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 小田急沿線自然ふれあい歩道-百合ヶ丘駅~新百合ヶ丘駅コース+麻生図書館編(上)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/57698386.html





高石神社は小高い丘の上にあります。下は、その<山頂>から撮った細山・千代ヶ丘方面の雪景色。そう、この連載で何度か登場された「タンク王」や読売ランド方面の風情です。

【タンク王関連記事】
・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:
 小田急沿線自然ふれあい歩道-百合ヶ丘駅~新百合ヶ丘駅コース+麻生図書館編(下)
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/57699219.html



而して、先を急ぎます。下は、千代ヶ丘方面に向かう道から高石神社境内の社務所を振り返ってデジカメに収めたもの。そう、「明日は節分」だったのです。これも、「アリバイの動かぬ証拠」になる、鴨。







しかし、冒頭にも書きましたが、本当に最近は雪が積もらなくなったと思います。

実際、もう四半世紀近く前になりますが、大学の先輩が、ちょうど大学院受験の直前に郷里の親御さんから(確か彼女は城之崎か天橋立の近辺がご実家だったと思いますが)「雪降ろしに帰って来い」と電話があり、そいでもって「明後日、試験だからそれが終わり次第じゃ駄目?」って言ったら、「試験なんか来年もあるだろう。家が潰れたらどうしようもないだろう!」と言われ、試験の前々日に急遽帰省して、ほとんど24時間不眠不休で雪降ろしして、やっと、試験の当日に夜行で京都に戻って来たという武勇伝を聞いたことがある。

また、福井の武生辺りでは、近隣のコミュニティーメンバーが皆、雪降ろしで疲れ果てしまい、最後には時給1万円出しても人手が手配できなくなるとかの話も聞いたことがあります。なにより、私達の郷里の福岡県大牟田市でも、私達が子供の頃は、毎年、結構、数ヶ月は田畑は雪で覆われていたような・・・。


地球温暖化のせいなのでしょうかね・・・。
    
と、調べてみたらこんな様子らしいです。




これは、国土交通省『平成17年版 「日本の水資源」』の画像。要は、「年降雪量は、北日本日本海側では顕著な変化は認められないが、東日本日本海側の降雪量は1980年代後半から急激に減少している」、と。つまり、少なくとも東日本日本海側では積雪はやはり減っているということ。でも、(確かに、気象学というかはもの凄く複雑なのは分かりますが)もし、地球温暖化がその原因なら、東日本日本海側だけではなく北日本日本海側でも積雪量は減るなり、増えるなりするのが普通じゃないかいと私は思うのですが、皆さんはどう思われますか。
 
蓋し、

日本海側がなんで雪が多いかと言えば、パラドキシカルながらそれは、温かいからだ、と。よくこの話は聞きますよね。温かいから海水が蒸発して、その水分を大量に含んだ空気が日本海側から太平洋側に山脈を越えようとするときに雪に変わるのだと。だから、実は、新潟や秋田が米所とされるのは、別に、(他の産業がない)「田舎」だからというだけでなく、豊富な水と温かい気候という地の利があるからだとも。

それもあって、日本が工業化に<離陸>する前までは、これら雪国は(「おしん」のイメージとは少し異なり)ある意味豊かで人口も多かった。<離陸>直前の下の明治21年(1888年)のデータで新潟県が県別人口1位だったのもある意味当然だったの、鴨。すなわち、雪国は工業化への<離陸>前は、「雪」という与件と親和的な「生態学的社会構造」(自然を媒介とした人と人との特殊な社会関係のあり方)を持っていて、それなりに物心ともに豊かだったけれど、<離陸>以降、産業構造の全国的再配置が遂行されるの中で、「雪」と些か疎遠な「生態学的社会構造」に移行したの、鴨。と、そう私は思います。
    



ちなみに、一昨年(2008年)の統計では、雪の日の多い都道府県と米の収穫量の多い都道府県はこんな面子だそうです。数字だけでは何も論証したことにはなりませんが、雪の多さが貧しさや豊かさと直接に関係するわけではない。少なくとも、地球温暖化と積雪量の減少とが必ずしもリンクしていないのと同じ程度にはそう言えるのではないかと考えてしまいました。尚、私の言う「生態学的社会構造」の意味については下記拙稿の後段をご参照ください。

・日本語と韓国語の距離☆保守主義と生態学的社会構造の連関性
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/59190400.html


◎雪の日の多い都道府県
1位:北海道
2位:青森
3位:岩手
4位:秋田
5位:山形
6点:新潟
7位:富山

◎米の収穫量の多い都道府県
1位:新潟
2位:北海道
3位:秋田
4位:福島
5位:山形
        


という一文にもならないことを考えるのはこれくらいにして先を急ぎます。やはり、始動が遅いと散策も不如意になる。やはり、「早起きは三文の得」とは事実だとこの雪見ウォーキングで痛感しました。ということで、これからは慌しく画像中心に報告していきます(涙)。







千代ヶ丘エリアの子供の城、千代ヶ丘こども文化センター。

下は、新百合ヶ丘駅北口近くの十二神社の雪景色。
これはなかなか<雪国>していると感じました。

尚、十二神社と高石神社に関しては下記初詣記事もよろしければご参照ください。

【十二神社と高石神社関連記事】
・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:初詣 de 新百合ヶ丘編
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/59076640.html





そして、文化の街・新百合ヶ丘の旗艦、麻生文化センターと津久井道を新百合ヶ丘駅入口から撮影した画像。



ここまで来たら寄るしかない! はい。麻生図書館の雪景色、です。





尚、麻生図書館に関しては下記の過去記事を参照ください。

【麻生図書館関連記事】
・ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」番外編:麻生図書館雑感
 http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/59068653.html






加速度をつけて慌しく自宅に戻ります。上はその途中の麻生小学校。下は、ついさっきまで子供たちが「喜び庭駆け回り♪」していたと思しき、麻生小学校のグラウンド。



そして、再び小田急線を越えて上麻生の自宅近辺(新百合ヶ丘駅近辺)に到着です。最後の2枚の画像は、小田急線を越える山口陸橋から撮影した、柿生・五月台方面の小田急線線路と新百合ヶ丘駅。






ふっー、と。なんとか間に合いました。

ヽ(^o^)丿

ということで、これで今回の「ウォーキング de 我が街「新百合ヶ丘」:雪景色 de 新百合ヶ丘編」は慌しくお仕舞いです。最後まで読んでくださってありがとうございました。




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