
今回の選挙は政権選択の選挙らしいですが、
政権は政策を実行するためのものでしょう?
と、そう思っているあなたも、
とにかく、一度は政権交代しなけりゃこの国の閉塞感はなくならないよ!
と感じているあなたも、総選挙後のことも考えて、一度、政策の観点から<選択肢=政党>を考えてみませんか。私はそう思っています。そう思い、読売新聞の「日本版ボートマッチ」をやってみました。
これ(↓)です。
・YOMIURI ON LINE:日本版ボートマッチ
http://vote.yomiuri.co.jp/
日本版ボートマッチとは、それ自体の「自己紹介」によれば、
「日本版ボートマッチ」は、あなたの政治的立場や意見に最も近い政党を知ることができる投票支援ツールです。「スタート」をクリックすると、現在の重要な政治的、社会的な争点一つ一つについて、意見を尋ねていきます。
「賛成」「中立」「反対」「わからない」の中から、自分の考えに最も近いものを選んでください。結果画面で、 これらの争点に対する主要な政党の立場とあなたの意見の一致度が分かります。
「日本版ボートマッチ」を利用することで、どのような政策がいま重要視されているのかが、わかります。また様々な質問に答えることで、あなた自身を知るチャンスにもなるはずです。ぜひご利用ください。
而して、その要領は、
◆YOMIURI ON LINE:日本版ボートマッチの取説
(0)http://vote.yomiuri.co.jp/ にアクセス
(↑結構つながりにくい、「このURLは間違いだよぉー」の表示さえ出た!
そんな場合は「YOMIURI 日本版ボートマッチ」で検索して下さい)
(1)25問の設問に答える
(↑すべて、反対・賛成・中立・わからないの四択)
(2)特に重要だと思う争点を(いくつでも)選択
(↑その争点の得点が二倍になるらしい)
(3)アンケートに答える
(↑性別・年齢・地域・支持政党・政治への関心・投票習慣)
(4)終了・結果表示
備考:回線がタイトでつながりにくいかもしれません。
でも、別途用意してある簡易版なら多分大丈夫(?)
この読売新聞の日本版ボートマッチは、政党の政策をどうやって特定したのか(まして、数値化したのかは)不明。だから、毎日新聞の「ボートマッチ」(↓)がまだ説得力があるような(笑)
・エラボート de 遊びながら政策チェック☆あなたと政党候補者の一致度は?
http://blogs.yahoo.co.jp/kabu2kaiba/58575733.html

で、KABUの結果は、上の画像の通り、
25問(内8設問を「重要」に指定したので)33ポイント中、各政党等の
一致度は。当然というべきか、自民党が断トツの20ポイントでした。
・[20/33]自民党
・[10/33]国民新党
・[08/33]みんなの党
・[07/33]民主党
・[07/33]新党日本
・[05/33]社民党
・[05/33]公明党
・[02/33]共産党
それにしても、みんなの党が一致度の「値域」にあるのに、幸福実現党が入っていないのは、かなり失礼ではないでしょうかね。
実際、多くの保守改革派の同志・仲間・読者の方々から聞く限りでは、毎日新聞の「ボートマッチ:エラボート」では、幸福実現党が自民党についで二番目や、あるいは、(私もそうですが)断トツで一番の一致度になった。もちろん、我々が有権者の圧倒的多数派かどうかはわかりませんが、ブログでの力関係を見るに、少なくとも、我々が支持率5%を切る社民党や共産党という「泡沫政党」の支持者よりも多数派ではあることは確実。ならば、政策から政党と有権者の一致度を判定する「ボートマッチ」の試みで、今回、幸福実現党を外したのは(表向きの理由は、前職・現職の国会議員を抱えていないからでしょうが、幸福実現党もきちんと正規の手続を踏んで立候補しているのだから)フェァーではないと思います。閑話休題。
■「政党-有権者」の政策の一致の意味
ことほど左様に、主義主張から言えば幸福実現党が保守改革派の主張と一番近いかもしれません。では、我々保守改革派も「政策ではなく人物や習慣」で投票先(not 幸福 but 自民)を決めているのかと言えば、それは少し違うように思います。
というのは、選挙の争点となる政策とは政治哲学のスローガンとは異なり、実現可能な/実現を可能にできる政策である。蓋し、多くの良識ある保守改革派は、①「日本は日本人のものであり、日本人にとっては日本の国益が第一であり、そして、日本の文化・伝統・歴史が自己のアイデンティティの核心・基盤である」ことを確信していると同時に、②「日本を中心に世界が廻っているわけではない」ことも熟知している。だから、そこには自ずと(不愉快ながらも、泣いて馬謖を斬るよろしく)実現を政党に期待する政策の剪定・選定が(無意識にせよ)なされるのではないか。
この意味では、責任政党としては60%程度、その責任政党に所属する政治家としては80%前後が、最も旬の支持政党と支持できる政治家であると我々は(無意識にせよ)考えているのではないか、と。そう私は考えています。
■「政策選択=選挙の争点」への回帰の兆し
いずれによ、<8・30>2009年総選挙の結果は80時間後には明らかになる。ならば、2009年8月31日からの日本を考えるためには、各政党の政策と自分の共感度、そして、政党の候補者の人となりと自分の好感度を今からチェックしておくのも悪くない。と、そう私は考えています。最大4年間、彼等に2009年8月31日からの日本の舵取りが任せられることになるのですから。
その点、最後の最後に自民党を離党し麻生総理断に弓を引いた裏切り者、そして、お世話になった選挙区に後ろ足で砂をかけるように逃げ出した政治家以前に人間性が疑われる山内康一氏の後を受け、急遽、火中の栗を拾い、慣れない街頭演説で声を枯らしながらも、支持者と力いっぱい頑張っている私の選挙区の自民党候補者は立派だと思います。
自民党の不戦敗、すなわち、(政権選択の是非に関心が傾く多くの有権者にはそれが受け入れられないとしても、選挙と政治の根幹であるはずの)政策の選択肢を提供できなくなるという最低の事態を回避すべく、よって、所謂「逆風」の中、保守の矜持を有権者に問うべく己を空しくして立候補した候補者を得たことが、支持政党の如何にかかわらず有権者として誇らしい。少なくとも、神奈川9区の自民党は組織の呈を取り戻し責任政党の矜持を取り戻した。自民党と政策が最も一致する一人の有権者として、私はよくぞ「立候補してくれた中山のりひろ候補」と声をかけたい。
而して、
б(≧◇≦)ノ ・・・麻生総理断乎支持!
б(≧◇≦)ノ ・・・頑張れ、神奈川9区、中山展宏候補!
б(≧◇≦)ノ ・・・保守改革派は団結せよ!
б(≧◇≦)ノ ・・・頑張りましょう。