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英語と書評 de 海馬之玄関

KABU家のブログです
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普天間問題:鳩山民主党政権を擁護する奇特な海外報道紹介-それでもこの程度なんですけどね(上)

2010年05月07日 14時20分06秒 | 英字新聞と英語の雑誌から(~2010年)
鳩山由紀夫氏が首相就任以来初めてとなる沖縄を訪問したニュースは世界で報じられました。もちろんTop記事ではないけれど、政治関連で日本の首相の動向がこれだけ取り上げられるのはそうあることでもない。而して、それらは大体において「八方美人の優柔不断」なこの人物が自業自得で自分を窮地に追いやったというもの。そういう「生暖かく見守る報道群」の中で独り突出して鳩山民主党政権に好意的な記事を見かけました。そ . . . 本文を読む

普天間問題★ワシントンポスト速報「鳩山政権が現行案に回帰」は誤報ではなかった

2010年05月05日 14時46分32秒 | 英字新聞と英語の雑誌から(~2010年)
事態の帰趨を見極めるために少し遅くなりましたが、「民主党政権が「普天間問題の解決には、結局、現行案しかない」と認めた」と報じたワシントンポスト紙の<速報>を紹介します。 4月24日、この記事が報道された直後は「記事は事実と異なる」と述べていた鳩山首相・岡田外相も、その24時間後には記事が大枠正しいことを認め始め、そして、ご案内の通り、昨日、2010年5月4日には、鳩山氏自身が沖縄を訪れ、原則 . . . 本文を読む

捕鯨勢力による反捕鯨勢力の包囲殲滅網完成近しなの、鴨

2010年05月02日 17時44分19秒 | 英字新聞と英語の雑誌から(~2010年)
この四半世紀の間、膠着していた商業捕鯨再開に向けた交渉が動き出す気配を感じています。蓋し、国際法上は、単に、持続可能な商業捕鯨のための協議機関にすぎないIWC(国際捕鯨委員会)が文化帝国主義国に占拠され、実質的にAWC(Anti-Whaling Commission )すなわち「反捕鯨委員会」に堕落してから四半世紀、第一次世界大戦の西部戦線の如き<塹壕戦>が終わるかもしれない。そんな予感を覚え . . . 本文を読む

米国誌タイムが見た等身大の「鳩山民主党政権」-<善意>の上に咲き乱れる奇天烈と危険性(壱)

2010年04月14日 11時39分59秒 | 英字新聞と英語の雑誌から(~2010年)
普天間問題を契機に「5月退陣」が濃厚な鳩山首相。その鳩山氏を米国はどう見ているのか。現時点でのその決定版とも言うべき海外報道を目にしました。タイム誌が鳩山氏との独占インタビューを踏まえて放った”Change in Tokyo:Hatoyama's Bid for Respect”「日本の方向転換-その変更への支持取り付けを念じる鳩山氏」(Apr. 19, 2010)です。 雑誌ゆえに1週間 . . . 本文を読む

民主党政権の対中国<前のめり>に懸念する米国世論(上)

2010年04月12日 16時11分18秒 | 英字新聞と英語の雑誌から(~2010年)
鳩山首相は、2010年3月30日に行われた米誌Timeとのインタビューで、「米国の言いなりにならない」「今までは米国の主張を受け入れ、従属的に外交を行ってきた」と強調したそうです。他方、支那の脅威に関しては「透明性が十分ではない、軍事力の急速な伸びを常に注視しなければならない」と述べつつも、「支那の人口は日本の約10倍で、いつか日本のGDPを抜くのは当然だ。経済的により良い日支関係を作る方が大 . . . 本文を読む