枕元の書斎

タオルケットと夏のパジャマで、明け方「寒い寒い」と震えているのはどこのどいつだい？
あたしだよっ←夏と一緒に消えていきそうなニシオカスミコ・・・

あまりに暑かったせいか、「もう涼しいという油断は大敵だ。」と気候に疑心暗鬼なもんで、いまだに夏の格好。毛布かけて寝て明け方蒸し暑かったら負けって気がして・・・。
これで風邪をひいたら大馬鹿者ですね。はい。


さてさて。
そんなことで秋っぽい話題をひとつ。

あなたは枕元に何を置いてますか？目覚まし？携帯？めがね？

私は大抵本が何冊か・・・。今現在５冊ほど。

ブックオフで一冊１０５円ての中から買ってきたばかりのこれからのお楽しみでございます。
どれも１０５円だから買ったというもので、正規の値段だったら読まないものばかり。
気にはなってたけど・・・という基準でためらいなくごっそり。ありがとう、１０５円。

おかげで見事にバラバラなジャンルのマイ枕元書斎。
←マルコとサカキバラセイトの夢をさっそく見ました。うーんうーん


昔から布団に入ってからなんか読むのが好きで、いつもなんかしら枕元に置いてあった私。

内容というよりどっちかというと「活字を見たい」ってだけな傾向だったので、読むものがなんにもないと字の多いチラシとかを持って布団に入ったりもしてました。
←不動産のチラシとか見て寝る中学生ってのも、どうだったんだか・・・。

お金ないからそうそう新しい本も買えないし、昔は古本屋なんか素人が入れる雰囲気じゃなかったからねぇ。

そんな貧乏な私があるときひらめいたグッドなアイデア。
「あれを買ってよめばいいんだ。」と。

ちょっと高いけど、かなり当分読み暮せるし、今の流行や知りたかったことも載っててタメになるし、これっきゃ、ないでしょー。

で、買ってきました。これ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　イミダス　←２０００円くらいした。

「おねえちゃん、すごいの買ってきたね。」←となりの布団の妹。
「ふっふっふ、これなら当分読めるでしょ。」と、さっそく横になって広げてみる。
「おっ、流行語大賞みたいのも載ってる。へーへー。これ、すごいよぉ。」イミダスの素晴らしさを聞こえるように語る私。
「へー・・・・。良かったねぇ・・・。ZZZZZ」←すぐ寝る妹。

ちぇっ。
せっかく買ってきたんだからとどんなに素晴らしく成功した買物だったかと、もっと広く認知してもらいたいのに・・・。
ねぼすけのバカ妹め。フン。

しかたなく反対を向いて１人で読みすすめる私。どれどれ。
話題の芸能人なんかも載ってるのかぁ。へー。えっと・・・。

バサバサッ

本が閉まっちゃった。どこだったっけ？？芸能・・・芸能・・・

バサバサッ

もぉぉぉっ。横向きだと閉まりやすいから、持つか。

えーーーーと、えーーと。

バラバラッ。目に当たるんだよっぉ。しかも重いっつーのっ。

電話帳みたいなもんだから、ページペラペラで、あっという間にバサバサっと読んでたところがわかんなくなっちゃうイミダス。

うつぶせで見てたら、うでも肩もカチカチで辛すぎるし・・・。手の汗でページがくっついてビリビリ破れちゃうし

上下左右、グルグルとイミダスを持って回ってみましたが、どうしてもポジションが確保できずに挫折しました・・・。

となりはグーグー寝てる妹。←意味なく張り倒したい。

せっかく買ったのに・・・。失敗なの？失敗なのね。イミダス。シクシク。

破けちゃったから返品もできないし。（←破けてなくてもできないけど）


もう読んでないのかと思われるのが悔しくて、しばらくは無理して広げてましたが、1週間も持たずに告白。
「イミダス重くて、もうだめ。」
「無理に読んでる感じだったもんね。」
「はい・・・。」

だれに負けたのかはわからないけど、非常に敗北感を感じた遠い昔の思い出。トホホホ。
イミダスのバカァッ。

そんなイミダス、さっき調べたら、去年で廃刊だったらしいです。ふふふ。ザマミロ。