憧れはポルターガイスト

昨日は私としたことがダウンしちまいました。

どうもお昼に食べた「薄っぺらいとんかつ」の油にやられたもよう…多分。
二度と行かないぞ銀座ライオン。

夕食のおかず買いにスーパーに入ったとたん、気持ち悪いやら、胃が痛いやら、下から出るのか上から出るのか、とりあえずトイレ～～～～～。て感じで。

ちょっとしか出ないから、また売り場に戻って買い物すると、また波が来て、ちょっとしか出ない…で、買い物の続きして…のくり返し。つらいわ。
チョイ悪オヤジならぬチョイ出しマダム。ほのかな香り。

こんなに母がバタバタしちゃ、カートにすがるように買い物をしてるのに、「大丈夫？」と声をかけつつも、トイレに行った隙にお菓子をかごにしのばせる奴ら。
死んでも買うかっ。

で、何も思いつかないんで、カレーの材料を買って帰ってきました。
ヨレヨレ。～　～　～

「お母さんは倒れるので、誰かカレーを作ってください」ということで、バタリ。
「えー、明日漢字検定で、これから勉強するのにー」と1号。←明日の今日になってはずせない予定らしい。
仕方なく2号が「玉ねぎの皮って何枚？」なんていう質問をしながら下拵えをはじめたところに相方帰宅。ナンダ？ドウシタ？

10歳児よりは若干役に立つ46歳児の登場でカレーもカレーらしいものになっていく。めでたしめでたし。じゃ、おやすみ。

となりの和室で本格的に寝てたら、プーンといい匂いで目が覚める。

3人でカレーを食べてるらしい。
普段は私があーじゃこーじゃと話を振ってしゃべってる感じの団欒が多い我が家なんで、3人だけの会話ってあんまり聞いたことがないつうか、私一人離れて聞いてるって状態がなかったので変な感じ。

「カレー、辛くなくて美味しいな」←甘口親父。
「うん」「うん」
「お母さん、どうしたんだろな」
「東京行ってまたなんか見つけて食べたんじゃないの？」
「こないだも一人で変なもん食べてたし」←ゲテモノ喰いだとでも思ってるのか？
「そういや、一人で映画にも行ったしな。」
「ずるいよねー。そんなことやってるからだよ。」←バチだとでも言うのかっ。
「たまには映画でも行きたいなぁ」←おや、珍しい発言。
「何見たい？？」
「お父さんは船の沈むやつが見たいなぁ。ほら、ドラマもやってたやつ」
「あ、イヌザルか。」←ウミだろっ。
「そうそう。」←違うって。
「3人で行こうか。今度。お母さんおいて」

なんて、ひどい家族なんでしょ。
誰も心配してない上に、罰当たりだから置いて出かけよう計画まで立ててるなんて。

しかも「イヌザル」だって。桃太郎かいっ。勝手に行けよ。

もし私が死んじゃってて、幽霊で帰ってきてたら、こんな感じなのかしらね。

死んでれば、くやしまみれに電気消したり、ガタガタいわせてビビラせてやれるのにな。

生きてる上に具合が悪いので、反論も反撃もできず、完璧に負け組の私。クヤシー。

今朝起きたら元気になってて、結局意地汚く食べたからだよ程度の扱いで終了です。
トホホ

そんでもって、流し場は「カレーまみれ状態」。ノロッテモイイデスカ。