始まりはいつも1本の電話から・・・・・
ウチの事務所内で、私たちがいつも陰で
「FUNNY COMPANY その1」
と呼んでいる取引業者があって、そこからの電話。
(当然「その2」もあるけど、その話はまたいずれ

)
「明日ヒマか?」
たぶん、英語表現としては普通に客先(=つまり私)に対して
「明日お時間ありますか?」と言ってるんだろうけど、
この会社が言うと「明日ヒマか?」に聞こえるから摩訶不思議・・・
「特にアポもないけど・・・何?」
何だろう。また生産or納品のトラブルかいな(><)←よくある
それともランチorディナーのご招待か?←たまにある
「撮影があるから来て!」
よくよく聞けば、このFUNNY COMPANY、
会社案内のパンフレットを作ろうとしているらしく
それに掲載する写真をいろいろ撮影するらしい。
(社内外の外観、顧客との打ち合せ風景、工場の様子などなど)
つまり、
顧客代表として白羽の矢が立った模様
えーーーーっ、なんでウチの会社が????そして私も巻き添え?
ってかその前に
前日通知かよ_| ̄|○ さすがはFUNNY。
「いいけど、ヘアメイク&スタイリスト用意しなきゃ!」
(いやもちろん冗談ですけど・・・)
「そのままで十分!服も髪も何もせんでも十分キレイ!
絶ッッッ対いつも通りで来てよ!」
このニホンジン、浮かれて着物&完璧メイクでもしかねないと思ったか・・・
ものすごい勢いでフォローされました
***
そして当日。
「顧客役」参加者は、
わが社の先輩(32歳・童顔) と 私(25歳・見た目はもう少し上)
どう見ても重要顧客・・・じゃないよね
FUNNY COMPANYよ。人選、これでいいのかい・・・・?
~ シーン1・会議室編 ~
会議室にて打合せ風景を撮影。
商品を手に取り、身振り手振りを加え真剣かつ和やかに打合せする一同
●実際●
→音声は関係ないので、商品を手に持ちつつ正月休みについて
雑談。
→英語が不自由なニホンジンは、
必然的に身振り手振りが大きい。
~ シーン2・パートナーシップ編 ~
会社の入口にて、マネージャーとガッチリ握手をする様子を撮影
顧客としっかりした信頼関係を築きあげていることをアピール
●実際●
→身なりもビシッと整った「デキる風」40代後半のマネージャーと、
まさに普段着で挑んだ若年者2人の
アンバランスさ。
どう見ても「お偉いさん」と「新入社員」。
→笑いをこらえるのに、非常に苦痛を伴った。
ゆっくり手を差出し、お互い顔を見合わせたところ・・・・
目に飛び込んで来たのは、マネージャーの鼻から出ている
毛
この国で、こういう「毛」等はあまり気にしない人が多いのが事実。
チョロッ程度なら私だって見て見ぬふりをしてサラリと流せます。
でも・・・・・・ いかにも 「出てなさそう」 な人なのに
満面の笑みで
ファサーーッ。
もう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ダメ。。。釘付け。
場面が場面だけに、
しかも他の身だしなみや身のこなしは、完璧にジェントルマンなだけに、
ものすごい苦しみ(≧血≦)←笑いをこらえた
このシーン、私の写真は使わないで封印していただきたいです。
目線が泳いでると思うし、苦しみに歪んだ顔してると思うから・・・・_| ̄|○
~ シーン3・工程チェック編 ~
工場内部にて、生産担当者と共に製造途中の品をチェックする場面を撮影
実際の製造現場で、ものづくりに対する真剣な姿勢と臨場感を伝えます。
●実際●
→チェックした品物は、実は
うちの会社の商品ではない。
→音もうるさく、とても写真のように普通に会話はできない。
この3シーンにて、無事私たちが出番の撮影は完了。
あとは、どんな会社案内が仕上がってくるのか
いろいろ難癖(?)つけましたが、かなり面白い体験でした

私でよろしければ、また出演しますよ~

←多分二度と呼ばれない
ちなみに報酬は・・・・
中華料理のコース料理♪
(たいした働きしていないのに申し訳ないです

)