ある学生より、授業を受ける度に、だんだんとカニが好きな気になってきたという感想あり(笑)。
女子大生たちに好きな魚を聞くと、マグロよりも圧倒的にサーモンであった。
世の中、変わったなー。
まあ、でも、資源管理がメチャクチャなマグロよりいいのかもね。
サヤインゲンが育ってきた。
花も咲いた。
ソラマメもすくすく、今のところは。
ミヤコワスレも満開。
よかった。
連休は主に仕事となってしまった。
まあ、息子は中学校の生活が楽しくて楽しくて仕方ないようで、父がいなくてもなんともないようだ。
まあ、それでいいけど。
友だちと遊ぶことばかり考えている。
今まで以上にネジが緩みすぎているのがかなり心配だが…。
丸の内のデッカい会社で会議をした後、大手町の森を歩く。
その後、江戸城内を歩く。
気もちいいなあ。
お城を出た後、国立公文書館にもちょっと立ち寄る。
われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
「あたらしい憲法のはなし」。
当時の子どもたち向けの文部省が出した本だが、名著だ。
その一節を引用しておきたい。
たぶん中学生だったころ、家にあった『暮しの手帖』をパラパラ見ていたら、この一節が載っており、とても感動したことを、昨日のことのように覚えている。
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みなさんの中には、今度の戦争に、おとうさんやにいさんを送りだされた人も多いでしょう。ごぶじにおかえりになったでしょうか。それともとうとうおかえりにならなかったでしょうか。また、くうしゅうで、家やうちの人を、なくされた人も多いでしょう。
いまやっと戦争はおわりました。二度とこんなおそろしい、かなしい思いをしたくないと思いませんか。こんな戦争をして、日本の国はどんな利益があったでしょうか。何もありません。ただ、おそろしい、かなしいことが、たくさんおこっただけではありませんか。戦争は人間をほろぼすことです。世の中のよいものをこわすことです。
だから、こんどの戦争をしかけた国には、大きな責任があるといわなければなりません。このまえの世界戦争のあとでも、もう戦争は二度とやるまいと、多くの国々ではいろいろ考えましたが、またこんな大戦争をおこしてしまったのは、まことに残念なことではありませんか。
そこでこんどの憲法では、日本の国が、けっして二度と戦争をしないように、二つのことをきめました。
その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戦争をするためのものは、いっさいもたないということです。これからさき日本には、陸軍も海軍も空軍もないのです。これを戦力の放棄といいます。「放棄」とは、「すててしまう」ということです。しかしみなさんは、けっして心ぼそく思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの国よりさきに行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません。
もう一つは、よその国と争いごとがおこったとき、けっして戦争によって、相手をまかして、じぶんのいいぶんをとおそうとしないということをきめたのです。おだやかにそうだんをして、きまりをつけようというのです。なぜならば、いくさをしかけることは、けっきょく、じぶんの国をほろぼすようなはめになるからです。また、戦争とまでゆかずとも、国の力で、相手をおどすようなことは、いっさいしないことにきめたのです。これを戦争の放棄というのです。そうしてよその国となかよくして、世界中の国が、よい友だちになってくれるようにすれば、日本の国は、さかえてゆけるのです。
みなさん、あのおそろしい戦争が、二度と起こらないように、また戦争を二度とおこさないようにいたしましょう。
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