ほのぼの生活*ちょっとHAPPYさがしませんか?

ささやかだけど大切な日常の記録
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思い出のエビフライ定食

2024年06月02日 | 父と母のこと


丹波篠山に帰ったら
絶対に食べたいと思っていた
久水のエビフライ定食

両親も、ここの
エビフライが好きで
何度も足を運んだ場所
地元の人にも人気で
お昼時は混んでいます




5年ぶりに行ったのに
お値段は、そのままの1100円
煮物、おみそ汁
タコとキュウリの酢の物
お漬物、ご飯がついてこのお値段
エビも大きくて美味しかった

お店は、ご夫婦で営まれていて
ご主人が手際よくお料理をして
奥様がテキパキと
お店の中を動かれます

その流れるような動きと
阿吽の呼吸を見ていると
お店を開業して32年の
ご夫婦の歴史を感じました

帰り際にお話をすると
両親のことも覚えていてくださって
とてもうれしくなりました

「おじさんも、おばさんも
前より若返って見えますね」と
本当にそう思ったので伝えたら
少しハスキーな声でおばさんが
「いえ、いえ、そんな~」と
少し、照れくさそうに言われました

どうか、まだまだお元気で
ずっと、お店を続けてください



この席で
両親と一緒に食べたことが
まるで、この間のことのよう
また、帰った時は
必ずおじゃまします

今回の帰省は
両親の面影を
辿る旅でもありました

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早春の味は思い出の味

2024年03月15日 | 父と母のこと


今年も、フキノトウが
顔を出す頃になりました

毎年、秘密の場所で採っていましたが
いつもより多めにほしかったので
メルカリで頼みました

朝早くに採ったものを
山形から送ってくださったので
とても新鮮で香りもいいです




重曹を入れて
サッと茹であくを抜いて
細かく刻んですりつぶします

毎年、年に一度だけ
登場する「すり鉢」
祖母は、いりごまをするのに
よく使っていました
あの香ばしい香りが好きでした




ごりごり音を立ててすっていると
クロエが「おかあさん、なにしてるの?」
と、のぞきます

おかあさんのお母さんから
教えてもらった
ふき味噌を作っているんだよ

「クロエもたべられる?」
これは、少し苦いから
クロエにはあげられないね

食べられないとわかると
ちょっと、残念そうなクロエでした( 艸`*) 





ペースト状にすりつぶしたら
白みそとお砂糖
それから、お酢を少し入れます

大体、10日前後で食べてしまいますが
その間は、味が変わらなくて美味しいです




東京に来てからは
母が、毎年、送ってくれました
「食べたら胃がスッキリするからね」

本当にその通り
胃の調子が良くなります
今頃は、実家の庭にも
フキノトウが出ているかなぁ



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記憶を辿るレシピ*母のエビフライ

2022年08月11日 | 父と母のこと


小さな頃からエビフライが好きで
母によく作ってもらいました

手早く衣をつけて
油にジューッと落とす手先を
いつも横で見つめていました

今思えば
料理をしている母の姿が好きでした

まだ、何も作れない子どもだったので
母が作る料理は
私の憧れでした

私も、母のようになりたいと
いつも側にいたように思います



「いっぱい食べや」
そう言って母は料理をすすめてくれました

おなかがいっぱいになった私は
とても幸せな気持ちになりました

エビフライを食べると
そんな母の温かさを思い出します

両親に守られ
何の不安もなかった時代
これからも、ずっと私の宝物です

このエビフライは
おとうさんが作ってくれました
いつも作ってくれてありがとう



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感謝を込めたタケノコご飯

2022年04月21日 | 父と母のこと


今日、きれいな筍をお店で見つけて
タケノコご飯を作りました
お店で買ったのは初めてです

長い間、毎年、毎年
両親が送ってくれていました

家の近くの竹林で父が掘った筍を
母と二人でドラム缶で茹でて
段ボール箱いっぱいに詰めて送ってくれました

「お父ちゃんが採って来て、すぐ茹でて送るから柔らかいで」
そんなことを母が電話で言いました

箱を開けると米ぬかとふるさとの香り
季節の物を食べさせたいと思う両親の気持ちも
一緒に入っていたと思います

両親が旅立ってから
筍を見ても買う気になれず
気がつくと季節が進んでいましたが
今日は、何年かぶりに買ってみようと思いました

ぬかを入れてあく抜きをしながら
両親のことを思いました
時がたつほど
ふたりの優しさが身にしみます

今まで、送ってくれてありがとう
感謝をしてもしきれません





タケノコご飯がふんわり香りよく炊けました
両親と一緒に食べましょう
写真を見ながら食べていると
母が、美味しいと言ってくれているようでした



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二月の白い山

2022年02月04日 | 父と母のこと



3年前の2月14日
ふるさとに帰った時の写真です

東京に帰る日
施設にいる父に会いに行った帰り
悲しい気持ちで車の窓から外を見ると
粉砂糖を振りかけたような山がきれいでした

あの時は、まだ歩いていて
食事に行ったり、家に帰ったりできました
父の一番の願いは家に帰ることだったのに
少しの時間しか、居させてあげられなかった

どうして、一晩でも外泊させてあげなかったのか
少し、無理をしたらできたはずなのに
そんな後悔が、私にはあります




2月の寒くて曇りの日は
あの日の記憶が蘇ります
痩せた背中
温かい手
サンドイッチを美味しいと言いながら食べたこと

心に開いた穴は
何を持ってきても埋まらず
親という存在の大きさに気づかされます

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