リゼロ17話まで視聴して

素直に面白い

残念なのがアニメ化にあたって端折りまくっているところ。行間を読みまくって妄想で脳内補完しないとなかなか見えてこない
どうやら17話まででラノベ5巻分くらい進んでるようですからね

1番残念なのがスバルが三章に入ってから支離滅裂のDQNに見えやすい所ですね
原作小説だとおそらく時間をかけて地の文での心情補足、丁寧にスバルの焦燥や苛立ち、狂いや絶望といった感情を書いてるとは思うんですが
アニメだとそれが矢継ぎ早に展開されるんで上部だけ見るとスバルがとんでもなく利己的な屑人間に見えてしまう

実際やってる事はその通りで間違いもないんですが描き方というものがあるとは思う
アニメ化にあたっての尺不足が1番の理由でしょうね


そして18話はとんでもない神回の模様
公式も都内の広告で「心灼く25分45秒が始まる」という持ち上げよう
ゼロから、というタイトルが示すようにこのアニメに神髄が18話で見れそうです

この作品に興味を持ったんでとりあえず2章からwebの方で読んでいこうかな


リゼロは演出や描写にかなりセンスがあるアニメだと思います
今までの放送で1番センスが良いと思った部分が、2章でスバルが崖から飛び降りるシーン

18話は心灼く25分45秒の売り文句なんで当然のように「OPなんてものはなかった」はおろか「EDなんてものも当然なかった」って事になるでしょう
主題歌の歌い手にとっては不憫ですが、ここまで毎週のようにOPとEDを削って尺取りや次週への引きに力を注ぐアニメも珍しい

18話は期待大ですね


とりあえずレムりんが可愛すぎて生きているのが辛いのでweb版の2章から読んでいこう

アドベンチャーゲームに例えると一章、2章は選択肢により1ルート内の枝葉に物語が分岐していく印象でしたが、三章は選択肢によりルート毎移動していく感覚が面白い

単純に規模がデカイ事件に遭遇しているからやり直し毎の変動もデカイって事なんですが

追記:
2章の崖飛び降り前演出をweb版で見た所、なんとスバルが悪夢で苦しむ際にラムレムが実は手を握ってあげていたという描写がなかった
あの優しさに気付きスバルが死に戻りを決意する演出をアニオリでねじ込んだとしたら脳が震える程にセンスが良すぎる

ペテルギウスも狂気の外側を先に見ましたが、web版だと狂人という印象だけで松岡君の功績多数な面白キチガイでは無いんですよね

アニメ化するにあたっての良改変がセンスが良いですね