たきゆの徒然日記

ゲーム、アニメなど趣味を書いています
好きな作品はMGS、COD。Fate、勇者であるシリーズ、ヘブバン

ああそうか、キャストリアの魔術の師匠って

2021-08-05 23:23:00 | Fate
オベロンだったのか


だからあんなにマーリンにしては優しいぞ。妙だな?って感じだったのか


要らないモノとして妖精國からつまはじきにあっていたキャストリア
そんな彼女に自分の境遇を重ねていたのかもしれない


マーリンが「今回はやけに独り言が多かったね」と主人公に言って去っていくが
オベロンはマーリンに感知されないように自身の存在を装っていたのだろう


ヴォーティガーンとしてではなく、オベロンとして見た場合。彼の目的は難解である


嘘の中に嘘があり、本心も混在しているから何が本当の目的かわからないようになっている


最初の行動原理は汎人類史への復讐
物語の中の都合の良い登場人物として、好き勝手にもてはやされ
飽きたら捨てられる

人間の身勝手さに嫌気がさした


妖精國も汎人類史も、ヒトは嘘や欺瞞で塗り固めて社会を生きており
その傲慢さ、醜悪さに吐き気を催して
「気持ち悪さ」からそんな気持ち悪いものは要らないと世界をなくしてしまおうとした


キャストリアは実はオベロンになり得た存在である

妖精眼という、嘘を見抜いてしまう力があるが為に世界の醜悪さにさらされ続けたキャストリア

モルガンのように、汎人類史への復讐
自分の国を持つ。という確固とした目的があるのなら、その責め苦にも耐えられただろう

だけど、キャストリアにはなにも自身から外側に向かう動機がない
あるのは漠然とした、予言の子としての使命だけ



そんな無垢な少女が世界の汚濁に晒されて、どういう選択をするのか
オベロンは興味を持ったのだろう

だから、マーリンを装ってキャストリアに近づいてみた



ティターニアとは、空想上の存在でしかなく
オベロンもティターニアが実在しているとは考えていないはず


そんなオベロンが、唯一ティターニアという自身にとって輝ける星を見出した存在

それがキャストリアだったんだろう


戴冠式からの物語が始まるまでは、オベロンは二面性があるキャラだと思っていた
今まで優しくしてくれていたオベロンとは、別の側面のオベロンがいて
それが敵になると


でも実際は違った

後編までの綺麗で優しいオベロンと、戴冠式以降の本性を表したオベロンは
同時に両立しうる存在

嘘と本心が並列した正当性をもつオベロンならではの立ち回りだったのだろう



ベリルは何の物語も生まず、退場したかに思えるが
実はベリルにとってのティターニア。輝ける星はマシュだった


純粋培養された、汚れを知らない無垢なる存在
カルデアの無菌室で生きていたマシュがベリルにとっては天使に見えたのだろう


DDDで両手両足義手義足の黒髪ヒロイン(♂)と同じ背景に感じる


汚れを知らない、世界を知らないからこそ無垢でいられる


マシュは一部で世界を救う旅に出て、世界の善と悪、美と醜を知った

しかしその上で、未だに汚れなき存在として確立している

その奇跡に、今まで生きてきたベリル自身のルールが否定されたように感じて
マシュに異様なまでの執着を持つようになったのかもしれない

最新の画像もっと見る

コメントを投稿