そぞろ歩き

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、
その魅力を写真等により“そぞろ歩き2”からご案内中!

荏柄天神(神奈川・鎌倉市)

2008年03月02日 | Weblog
国の重要文化財の本殿(境内は国指定史跡)


荏柄天神は福岡の太宰府天満宮、京都の北野天満宮と共に三天神社と称される古来の名社。
鎌倉幕府を開いた源頼朝公は荏柄天神を鬼門の守護神と仰ぎ、1,180年社殿を造立したとある。
祭神は菅原道真公、言わずと知れた学問の神様、合格を願う多くの受験生等が参拝し、社殿は「合格祈願」や「合格お礼」の絵馬で覆われている。
本殿壁面に納められている、絵馬
(左の画像をクリックすると荏柄天神の公式HPにジャンプします。戻る時は戻るボタンをクリック)
 駐車場:無し


本殿の周りは絵馬・絵馬・絵馬で埋め尽くされている

 
荏柄天神と言えば梅の名所、紅白の梅が見頃を迎えている

 
樹齢900年の神木、大銀杏            かっぱ筆塚

 
参道の上は日当り抜群、春の陽差しを浴びてワンちゃん?も一休み

荏柄天神 地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)


遠山記念館(埼玉・川島町)

2008年02月24日 | Weblog
表玄関が有る東棟(茅葺き屋根、欅造り、約63坪)

「遠山記念館」は登録有形文化財である邸宅と美しい日本庭園、そして遠山元一氏の貴重な収蔵品が展示公開されている美術館からなります。
邸宅は1935年、日興證券の創立者である 遠山元一氏が出身地であるこの川島町に、没落した生家の復興と苦労された母上の安住の住いとして建設された邸宅で、当時の最高レベルの建築技術と全国各地から集められた銘木を使用して建てられたとリーフレットにあります。
建物は400坪を超える大きな木造建築で、東棟・中棟・西棟の三つに分けられ、夫々が渡り廊下で結ばれています。東棟は茅葺きで民家風、中棟は書院造り、西棟は数奇屋造りとそれぞれ異なった様式をバランスよく配置し、日本建築の素晴らしさを訴求しています。
古民家等、建築に興味の有る方にとってはとても魅力的な建物、一見をお薦めします。
美術館では3月16日(日)まで「雛の世界」展が開催され,様々な雛人形が公開されています。

上の画像は遠山記念館の沿革を記した銘板(クリックしますと拡大します、戻るときには「戻るボタン」をクリック)
 遠山記念館 (詳しくは公式HPをご覧下さい、こちらも戻るときには「戻るボタン」をクリック)

 入館料:700円     駐車場:有り(無料)

 
遠山記念館外観(手前の濠の前が駐車場)         堂々とした長屋門

  
書院造りの中棟(約87坪)     水琴窟(手水鉢の水を流すと美しい音色が聴こえます)

 
京風数寄屋造りの東棟(約61坪)                 離れの茶室

 
今は雛人形を中心にが展示されている美術館(美術館内は撮影禁止)   早咲きの梅、一枝

 
建物の素晴らしさはこの造作を見ても分かります  中棟、10畳の次の間に飾られている豪華な雛壇飾り


遠山記念館 地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)

三峯(みつみね)神社(埼玉・秩父市)

2008年02月17日 | Weblog
寛政12年(1800年)建立の拝殿、本殿はこの奧


標高1102m、奥秩父三峰山山頂に鎮座し、お犬様信仰など伝説が残る三峯(みつみね)神社。
1900年ほど昔、日本武尊がこの国の平和と人々の幸せを祈り、国生みの神、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)をお祀りしたのが始まりと謂われる。
三峯の名は、神社東方にそびえる雲取山、白岩山、妙法嶽の三つ峰が連なることから名付けられたという。
また、三峯神社には眷族(けんぞく 神の使い)としてオオカミが祀られている。かって日本武尊の道案内をし、その勇猛、忠実さから、三峯神社の使い神に定められたと伝えられている。 この謂われによるのか境内には、オオカミ像が数多く奉納・設置されてる。

参道入口にあるお清め所に祀られているオオカミ面
(左の画像をクリックすると三峯神社の公式HPにジャンプします。戻る時は戻るボタンをクリック)

 駐車場:有り(市営有料駐車場を利用 500円)

 
正面および横面から見た拝殿(一般の参拝者はこちらで参拝)

 
参道入口の大鳥居   木漏れ日の中、残雪がまぶしい参道が続いている

 
左:元禄4年(1691年)建立の随身門
右:神楽殿(三峯の神楽は霧の流れる境内にひびく笛と太鼓の調和よく、その巧妙な撥さばきによって宮本武蔵が二刀流を開眼したと伝えられる)

 
左:国土形成の神である国常立尊(くにとこたちのみこと)が祀られている国常立神社
右:三峯神社にゆかりの深い神様を奉った、摂末社(全部で23社あるとのこと)

 
神社内で下界が一望できる唯一の遥拝殿    三峯神社からの眺望

三峯神社地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)


大滝 三十槌(みそつち)の氷柱(埼玉・秩父市)

2008年02月10日 | Weblog
したたり落ちる湧き水が凍結して出来た天然の芸術、大氷柱!

秩父市大滝の三十槌(みそつち)地区の荒川岸にしたたり落ちる湧き水が凍って出来る天然の氷柱、岩清水が凍って作り上げる氷の芸術が見られます。
その大きさは、幅約50m、高さが約10m余りにもなるそうですが、最近では地球温暖化のせいか、はたまた、したたり落ちる湧水量が減少しているのか氷柱の大きさは年々小さくなっているとのことです。それにしても見事なものですので一見の価値がありますよ。
2月16日(土)迄、大滝氷まつり開催中、この間は午後6時~9時の間ライトアップされるそうです。
 駐車場:有り(有料 500円) ※無料駐車場も用意されていますが歩いて25分、約1.3kmもあるとのこと。
詳しくは、大滝観光協会のHPをご覧下さい。(戻る時は「戻るボタン」をクリックしてください)

 
一寸カメラを引いてみました       丸い岩を突き刺すように鋭く尖った氷柱

 
アップして撮ってみました、まるで滝のようですね


氷柱見学の後は近くにある日帰り温泉等で食事するのも、冷えた身体を温泉で癒すのも良いかも...。
(左:食事・土産品処「郷路館」、右:「歴史民俗資料館」と大滝温泉「遊湯館」)

三十槌(みそつち)の氷柱地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)


一之宮 貫前神社(群馬・富岡市)

2008年02月03日 | Weblog
総門を潜り、くだり参道から望む楼門や社殿

「一之宮 貫前神社」(ぬきさきじんじゃ)は群馬県富岡市一ノ宮に鎮座する、1400年の歴史を持つ由緒ある神社。
祭神は「経津主神」(ふつぬしのかみ)と「姫大神」(ひめおおかみ)で、現在の社殿は3代将軍徳川家光公の命によって建てられ、漆塗りで極彩色の社殿は国の重要文化財に指定されています。
そして、この神社には大きな特徴があります、
普通、神社の社殿は参道や門から石段を上がったところにありますが、この神社は正面参道の石段を登って総門を潜ると、くだり参道となっており、この石段を下ったところに社殿が位置したとても珍しい形態をしています。詳しくは一之宮 貫前神社の公式HPをどうぞ(左の大鳥居の画像をクリックするとHPにジャンプします。戻る時は戻るボタンをクリック)
  正面参道石階段の上に建てられている大鳥居からの展望   駐車場: 有り(無料)

  
総門(総門を潜ると眼下に社殿が望める)       くだり参道下から仰ぎ見る総門

  
絢爛な拝殿(国指定重要文化財、屋根は檜皮葺) 藤太杉上部(樹齢1,200年と伝わる大木)

  
趣のある本殿(国指定重要文化財、屋根は檜皮葺)        藤太杉根元部

 
楼門左前に祀られる月讀神社(祭神は月夜見尊)     本殿右横にある神楽殿


一之宮 貫前神社ト地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)



荒川河川敷の雄飛航空ヘリポート(埼玉・川島町)

2008年01月27日 | Weblog
格納庫の壁面は空撮写真が展示されています

埼玉県の荒川河川敷にある飛行場と言えば本田エアーポートが有名ですが、こちらはその一寸上流にある雄飛航空のヘリポート。
大きな飛行場などと違ってヘリコプターが間近で見れるので航空機ファンばかりでなく一般の方にもお勧めです。
また、格納庫はフォトギャラリーが併設され、プロの写真家の素晴らしい空撮写真が多数常設展示されています。
※空撮写真は雄飛航空のWebサイト『Sky Pictures』でも購入(有料)できるようです。
訪問時はヘリ(ユーロコプターEC130B4 乗客5名)は生憎、点検整備中で格納庫内でしか見られませんでしたが、その美しい機体を間近に見られて満足でした。(出来れば機会を見て発着シーンを見てみたいですし、搭乗もしたいものですが...。)
このヘリポートから成田空港まで直行出来ますし、遊覧飛行もできますよ。
スタッフの方はとても親切ですので近く行ったときに寄ってみてはいかがでしょうか?
 駐車場:有り(無料)

 
白いボディに鮮やかにEC130と描かれたユーロコプターEC130B4

 
格納庫前のヘリポート、荒川に架かる橋は「新井橋」   ヘリポートで遊ぶ看板犬


雄飛航空ヘリポート地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)

仙元山見晴らしの丘公園(埼玉・小川町)

2008年01月20日 | Weblog
仙元山(標高299m)の中腹にある展望台。

公園のHPによれば、
この公園は、町民からのアイデアを募集し、それを基に平成5年11月、 ふるさと創生事業で造られた施設。 仙元山の中腹、小川町が一望できる高台にある自然の地形をそのまま生かした公園。
特に呼び物は、この公園の目玉でもある全長203mのローラーすべり台。
素晴らしい眺望とスリルを味わいながら滑り降りて行けます。子供から大人まで家族みんなで楽しめます、あなたも是非チャレンジしてみて下さい。
 なを、近くには「埼玉伝統工芸会館」や「カタクリとオオムラサキの林」などがあり、見所が豊富です。
(仙元山周辺遊歩道の写真をクリックしますと拡大します。戻る時は戻るボタンをクリック)
  入園料:無料
   ローラーすべり台:大人(高校生以上)…200円  小人(小・中学生)…100円
   (お尻の下に敷くダンボール…100円 これがないと、サルのお尻?なってしまいます...。)
  駐車場:有り(無料) 小川町仙元山見晴らしの丘公園のHP

  
展望台からの眺望。小川市街はもとより浅間山や赤城山等が望めます
(それぞれの画像をクリックすると拡大します。戻る時は戻るボタンをクリック)


 
全長203mのローラーすべり台! すばらしい眺望とスリルが楽しめ、お勧めです。

「小川町仙元山見晴らしの丘公園」地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)

大道芸フェスティバル(さいたま新都心)

2008年01月14日 | Weblog
一人の女の恋物語をパントマイムで演じるバーバラ村田さん。二人?で踊る素敵なショー。


1月12日・13日、さいたま新都心に20組を超える超一流パフォーマーが集結!ケヤキ広場、芝生広場、駅前自由通路、コクーンプラザ等々の特設会場で素晴らしい大道芸を見せてくれました。
12日はあいにくの雨でしたが、13日は風が強かったものの晴天で多くの大道芸ファンが集まり、そのレベルの高い芸に魅了され、かつ、大喝采で賞賛していました。ここにその一部の芸人さんのパフォーマンスを大公開?させていただきます。
  さいたま新都心の象徴的な建物「さいたまスーパーアリーナ」

  
日常を危うく生きる都会の女を演じる加納真実さんのパフォーマンス

 
ハンガーマンの誰もが楽しめるトークと凄い芸、見物客も笑いとレベルの高い芸に大拍手

 
公害の海から生まれた?怪物ダークラクー、巨大な4本足と金色のボディーで迫ります。いや~恐ろしい!


さいたま新都心 地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)

不動ケ岡不動尊 總願寺(埼玉・加須市)

2008年01月07日 | Weblog
不動明王像、倶利伽羅不動剣が安置されている“不動堂”

成田山新勝寺、高幡不動尊と並ぶ関東三大不動尊の一つで、1616年總願上人の開山とされる古刹。2月3日の節分には長さ3m、重さ25kgの燃えさかる大松明を掲げた鬼が不動堂の回廊を駆け巡る勇壮な鬼追い豆まき式、9月28日には護摩火の上を裸足で渡る紫燈護摩(さいとうごま)火渡り式などの行事も行われ、多くの参拝客で賑わいTVなどにもよく取り上げられる。不動堂、倶利加羅不動剣(ぐりからふどうけん)、黒門(浮城と言われた関東七名城の一つ、行田「忍城」城門を移築)、散蓮華模様青石塔婆(ちりれんげもようのあおいしとうば)等は市の文化財に指定されています。
 駐車場:有り(無料)

  
現在、大改修工事中の仁王門          境内に入ると目につく不動剣碑

  
歴史を感じる鐘楼など


不動ケ岡不動尊 總願寺地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)


初富士見参(埼玉・桶川市)

2008年01月02日 | Weblog
富士山をバックに悠々と浮かぶ飛行船。

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお付き合いの程、お願い申し上げ奉りま~す。
昨年5月にも紹介しましたが、ここ泉福寺前の荒川土手は埼玉県内で車を止めてゆっくりと富士山が望めるスポットのひとつ。特に冬場はよく見えますし、何せ目の前はホンダエアポートですので飛行機等の離着陸が楽しめます。
今日は正月の二日でしたので流石に飛行機は飛んでいませんでしたが、その代わり飛行船の初フライト?を見る事が出来ました。

  南の空から飛行船がやってきました。写真をクリックすると係留した飛行船が見られます(戻る時には「戻るボタン」をクリック)
  駐車場: 有り(無料、荒川河川敷)

富士をバックに夫々のお正月

 

 

 

富士見スポット地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)


花と眺望の寺、師走の長谷寺(神奈川・鎌倉市)

2007年12月29日 | Weblog
観光客で賑わう、鎌倉大観音“長谷寺”山門

長谷寺のHPによれば、
長谷寺は、「観音山の裾野に広がる下境内と、その中腹に切り開かれた上境内の二つに境内地が分かれており、入山口でもある下境内は、妙智池と放生池の2つの池が配され、その周囲を散策できる回遊式庭園となっております。また、その周辺にとどまらず、境内全域は四季折々の花木に彩られ、通年花の絶えることのないその様相は、「鎌倉の極楽西方浄土」と呼ぶに相応しい風情を呈しております」とあります。(長谷寺のHP
この見事な庭園のほんの一部をご紹介させていただきます。
  鎌倉市民の足「江の電」、写真をクリックしますと長谷寺“眺望散策路”からの「鎌倉の海と街並み」が見られます。(戻る時は戻るボタンをクリック)
  駐車場:有り(有料 30分300円)   入山券:300円
  江ノ電「長谷駅」より徒歩5分(鎌倉から長谷まで 5分)

  
秋の名残の紅葉二景

  
寒空の下、凛として咲くヒャクリョウなど

  
木漏れ日に映える紅葉と若竹の緑

  
落ち着いた佇まいの中、一心に写経に励む人々(毎日自由に写経ができる) 心和む石仏様

長谷寺地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)


長興山妙本寺(神奈川・鎌倉市)

2007年12月22日 | Weblog
祖師堂 普段は静かな境内ですが、桜や海棠(カイドウ)の咲く時期は大変賑わうとのこと。


鎌倉時代に比企一族が住んでいたことから、この辺りを比企が谷といい、そこに建てられたのが長興山妙本寺。全国の日蓮宗寺院のなかでは身延山久遠寺、池上本門寺とならんで最古の寺と言われます。「比企の乱」で北条に滅ぼされた後、京都にいて生き延びた能員の末子・三郎能本(よしもと)が、一族の菩提を弔うために建立した。祖師堂は建長寺の仏殿と並ぶ、鎌倉最大級の木造建築だそうです。
また、妙本寺には比企一族の他、比企能員の娘で鎌倉幕府二代将軍源頼家に嫁した若狭局が祀られています。

駐車場: 有り(無料、二天門脇の急勾配を登った所に数台駐車ができる。場所柄、水に濡れた落ち葉で車がスリップしてタイアを空転させ、煙を上げている車を見ましたが、ギヤを一段落として余り吹かさないで登るのがコツかも? 余計なお世話ですね...。)
 鎌倉駅から徒歩5分

  
石碑に赤く色着いた樹々が写り、趣がありました    落ち葉の中に佇む石灯籠

  
鐘楼  二天門には龍の彫り物があり、手をたたくと龍が鳴くように聞こえると言われる

妙本寺 地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)


稲村ケ崎海岸の夕景(神奈川・鎌倉市)

2007年12月16日 | Weblog
“真白き富士の嶺碑”越しに見る夕景

稲村ケ崎:昔は干潮時にようやく通行できた難所で、新田義貞が1333年に鎌倉攻め行ったという古戦場として有名。義貞が海中に太刀を投げ入れて龍神に祈ると潮が引いたため、龍神が敵地への道を示してくれたと新田軍は勇み磯伝いに鎌倉に突入したという故事が知られています。
現在は海浜公園として整備され、江の島や遠く富士山を望めるロケーションとして多くの人が訪れます。特に夕日が沈む頃はシルエットが美しく、晴れていれば赤富士が見えるそうです。
この海岸は映画「稲村ジェーン」の舞台となった海岸でもあり、サザンの「稲村ケ崎は今日も雨・・・・」の歌詞にも出てきます。
真白き富士の嶺碑:1910年にこの沖合いで遭難した逗子開成中学校の生徒12名の霊を慰めるボート遭難慰霊碑
 駐車場:無し
 江ノ島電鉄稲村ケ崎駅から徒歩5分

  
今、辺りを黄金色に染めて太陽が沈んで行きます。

  
残照が波間を照らしています。    通り雨の後、虹が薄墨色の空に伸びて行きました。


残照に浮かぶ江ノ島。 右手に富士山が見えますが雲がかかり、残念。

稲村ケ崎海岸地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)



世界遺産暫定リストに登録の“富岡製糸場”(群馬・富岡市)

2007年12月08日 | Weblog
レトロの雰囲気の正門

富岡市の観光ガイドによれば、 富岡製糸場は明治5年(1,872)、明治政府により日本の近代国家への礎石として設立された日本で最初の官営模範工場。
操業当初に建てられた「木骨レンガ造」の建物は、130年以上経った現在もほぼ完全な状態で残されている。
富岡製糸場は昭和62年(1,987)に操業停止となり、115年に渡って生糸を生産してきた歴史に幕を閉じた。
現在、富岡製糸場は日本の産業革命の原点として、国史跡、国の重要文化財の指定を受け、世界遺産暫定リストに登録されている。  と記されています。
    
左:明治5年建築の証?   右:富岡製糸場で配布された「場内案内図」
(それぞれの画像をクリックすると拡大します  戻る時は戻るボタンをクリック)

  駐車場:市営駐車場を利用(有料 4時間迄500円、無舗装)
※富岡製糸場まで商店街を10分弱程度歩きますので足弱の人、身体の不自由な人は先に正門付近で降りる事をお勧めします。(ドライバーは頑張って歩きましょう...!)
 富岡製糸場内には障害者用駐車場や障害者用トイレもありませんし、バリアフリーでもありませんので車いす利用者等には一寸厳しい環境ですね。
 富岡製糸場の見学は一般的には2時間以内ですむと思いますので、市営駐車場の料金は2時間迄○○円にすべきと思いますが....。回転率も上がり、休日等の混雑回避になると考えるのですが、そう言う私がセコいのですかね。

  入園料:500円 一時間程度のボランテアガイドの案内(10時から1時間毎)があります。
※ボランテアガイドは大変熱心かつ、熱弁を奮って案内していただけるのですが、要点を絞って客観的、簡潔に説明していただけるともう少し短い時間ですみ、自由見学の時間に回せるのにと、思ったのは私だけでしょうか?

  
 左:東繭倉庫(重要文化財)クリックすると案内板が見られます。
 右:東繭倉庫の中庭側(建物内に土産店等あり)

  
 左:繰糸場(重要文化財)クリックすると案内板が見られます
 右:繰糸場内部(繰糸機はシートで覆われ中がよく見ず残念)

  
トラス構造の梁等 トラス構造について模型を使って熱心、かつ丁寧に説明するガイドさん

  
ブリューナ館(首長ブリューナの住い 重要文化財) 2号館(技術指導者宿舎 重要文化財)

富岡製糸場地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)



和歌の庭“六義園”(東京・駒込)

2007年12月03日 | Weblog
玉藻の磯より妹山・背山(中の島)を望む。後方は藤代峠

六義園は東京都公園協会のHPによれば、
柳沢吉保が五代将軍・徳川綱吉より下屋敷として与えられた駒込の地に、柳沢吉保自ら設計、指揮し、平坦な武蔵野の一隅に池を掘り、山を築き、7年の歳月をかけて造り上げた「回遊式築山泉水庭園」とあります。
庭園の名称は、中国の古い漢詩集である「毛詩」の「詩の六義」を、紀貫之が転用した和歌の「六体」に由来し、庭園は中之島を有する大泉水を樹林が取り囲み、紀州和歌の浦の景勝や和歌に詠まれた名勝の景観が八十八境として映し出されているとの由。
  紅葉と庭園のライトアップ 日時:~12月16日(日)9時~21時(最終入園は20時30分迄)
 
  藤代峠から園内を望む。写真をクリックしますと六義園のリーフレット(園内案内図)が見られます(戻る時は戻るボタンをクリック)
  駐車場:無し   入園料:300円

  
玉藻の磯より吹上茶屋を望む(中央が臥龍石、右手は中の島)   臥龍石上の水鳥や亀

  
紅葉も見事ですが松の枝振りは正に芸術品です        田鶴橋を渡って中の島へ

  
この紅葉は見事!の一言です。

  
ライトアップされたつつじ茶屋と紅葉(幻想的な趣がありますね)

六義園地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)