炭の穴から宇宙へ ~ 神鍋白炭工房の野望

炭のミクロな穴からマクロな宇宙へと、炭焼きを通じて感じる事を綴ります。
神鍋白炭工房の炭焼き的な価値観を記します。

とうみ

2011-09-04 22:02:35 | ガンタ村小倉一刻の世界
小倉さんが唐箕 (とうみ)を持っておられたので、炭を選別するのに
ある程度の大きさを取った後、これで最終的に細かさ別により分けれないか?
と話をしてたら
今度、持って行くと言って下さり、
届きました。

 

どうも、大正の品物らしい。

炭の選別に使えるかどうか試してみます。



唐箕 (とうみ)
脱穀した籾、麦、大豆等に混入する稈切れ、わら屑、ごみ、
未熟粒の選別に、また玄米中の屑米の除去にも使用された。
中国から伝来して、我が国の農家では、選別用具として
最も大形で、主要な機具となった。
昭和30年代まで広く使用され、現在も一部使用されている。
手回しハンドルにより、4枚羽根の羽根車を回転する。
漏斗から落下する選別物は、風力により、一番口、二番口、
三番口に分かれて、精粒、屑粒、わら屑となる。
大正後期に製作され、現在も時折使用されている。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (栄治)
2011-09-05 06:21:53
昔うちにもあったような。懐かしいというより今でもあるんですね。
懐かしいですね (但馬屋惣兵衛)
2011-09-05 09:09:39
とうみは我が家にもありました。
親父殿がちゃんと管理していたらまだ使えたと思います。
 脱穀して殻を飛ばすのが得意技。いろんな穀物で使われていますね。近所でも使っていらっしゃいます。

 これで墨を選別するのですね。でも軽いほうが製品になるわけで、フィルターの選別が難しそうです。

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