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『土曜お昼のミステリー『横山秀夫特別企画 永遠の時効』』 2014年日本

2022年04月08日 20時05分47秒 | ■映画・ドラマ
"土曜お昼のミステリー『横山秀夫特別企画 永遠の時効』"


先日、BSテレ東で放映していた『土曜お昼のミステリー『横山秀夫特別企画 永遠の時効』』を観ました。

-----story-------------
「横山秀夫」の短編小説を映像化!
刑事たちの強烈なライバル意識、功名心と葛藤、緊迫する取調べ、新聞社との駆け引き、容疑者が残した謎の数字。
群像サスペンスの傑作!

捜査一課の強行犯係に所属する「田中武次(中村俊介)」は、自分を「人の恨み方を知っている人間」と話す取調官。
ある日、暴行を受け保護された「丹羽奈保子(入来茉里)」を聴取した田中は、曖昧な供述から“ストックホルム症候群”を疑う。
同じ頃、「奈保子」が保護された場所近くの沼から白骨死体を乗せた車が発見される。
2つの事件を巡り刑事たちの功名心とライバル心が火花を散らせる。
新聞社も巻き込んだ群像サスペンスの傑作が誕生!
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山梨県警本部で殺人などの凶悪事件を扱う捜査一課の強行犯係は、3つの班に分かれ、互いにシノギを削っている… 少しでも多く早く事件を解決し、次のヤマを食う、、、

彼らを突き動かしているのは、その強烈なライバル意識だ… 一班の主任「田中武次(中村俊介)」は、腕利きの取調官。


自分のことを「人の恨み方を知っている人間」だと言う「田中」は、心に闇を抱えている… 「屋敷(相島一之)」率いる特殊班に駆り出された「田中」は、何者かに拉致され性的暴行を受けた「丹羽奈保子(入来茉里)」の聴取を行っていた、、、


2人組の男に監禁され山奥で放置されたというが、供述がどこか曖昧だ… そんな「奈保子」を、「田中」は極限状態の中で犯人に愛情を抱く“ストックホルム症候群”であると推測。

報告を聞いた刑事部長「尾関(伊武雅刀)」らは、「奈保子」を医療機関に託すべきか考え出すが、「楠見(光石研)」は、何かを見落としていると指摘する… そこへ白骨死体を乗せた乗用車が、沼から発見されたとの一報が入る、、、


「奈保子」が保護された場所と沼が近く、捜査中に偶然発見されたという… 所有者は、10年前の12月に家族から捜索願が出ていた、ホステスの「赤坂唯(田代さやか)」

事件を任された一班は、車の移動経路などから不審な点に気づく… さらに当時、車両ナンバーの自動読取システムを調べるよう促した新聞記者がいたことがわかり、事件性を疑う、、、

「田中」「森隆弘(鈴之助)」は、唯が働いていたスナックのママ「魚住貴子(洞口依子)」に会いに行く… 唯は「貴子」に、近く店を辞めることをほのめかしていた。

しかも常連だった東西新聞の記者「阿東久司(鈴木一真)」が、唯の失踪後から店に来なくなり、直後に別の女性と結婚していた… 翌日、2人は「阿東」のもとに向かうが、任意同行を拒否されてしまう、、、

動機と状況証拠が揃い始めた唯の事件は、「阿東」の犯行である線が強まるが、物証が弱い… そこで「阿東」を引っ張り出すため、「朽木」「田中」は、東西新聞へ乗り込む。


その頃、「奈保子」「楠見」に連れられ、取調室の中にいた… 沼から死体があがったと告げると、「奈保子」は驚きの表情を見せる……。


「横山秀夫」原作らしい、骨太の警察ドラマでしたねー トリッキーな仕掛けはないし、主人公の「田中武次」にも、まだまだ足りないところがあるのですが、この続きが… 「田中」の成長が観てみたな… と思わせる作品でした。



-----staff/cast-------------
監督 - 榎戸耕史
脚本 - 窪田信介
原作 - 横山秀夫 「永遠の時効」(『小説すばる』所収)
警察監修 - 古谷謙一
医療監修 - 中澤暁雄
技術協力 - バル・エンタープライズ
編集・MA - ザ・チューブ
CG - イレブングラフィックス
チーフプロデューサー - 橋本かおり
プロデュース - 阿部真士、梶野祐司、越智貞夫
企画協力 - コブラピクチャーズ
製作 - テレビ東京、BSジャパン、ホリプロ
キャスト:
<山梨県警察>
 田中武次(強行犯捜査一係主任 取調官) - 中村俊介
 朽木泰正(強行犯捜査一係班長) - 田中哲司
 森隆弘(強行犯捜査一係) - 鈴之助
 殿村(強行犯捜査一係) - 川口力哉
 楠見正俊(強行班捜査二係班長) - 光石研
 屋敷修(特殊班捜査係) - 相島一之
 田畑昭信(捜査一課長) - 矢島健一
 尾関泰嗣(刑事部長) - 伊武雅刀
<その他>
 阿東久司(東西新聞報道部) - 鈴木一真
 魚住貴子(スナックのママ) - 洞口依子
 田中秀子(田中武次の母) - 岡本麗
 安土 - 菅田俊
 丹羽奈保子(監禁レイプ事件被害者) - 入来茉里
 丹羽文代(奈保子の母) - 栗田よう子
 赤坂唯(ホステス) - 田代さやか
 ピエロ - 加藤良輔
 清水優、渡辺航、青山勝、伊藤毅、菊田大輔、永岡佑、鯨井康介、斧口智彦、長部努、山田昌 ほか







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