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『剣客商売2 第7話「いのちの畳針」』 1999年日本

2022年03月10日 21時57分00秒 | ■映画・ドラマ
   "剣客商売2 第7話「いのちの畳針」"


先日、時代劇専門チャンネルで放映していた『剣客商売2 第7話「いのちの畳針」』を観ました。

-----story-------------
「小兵衛」の門弟「植村友之助」は、気のいい若者「為七」を弟のように可愛がっていた。
その「為七」をいたぶっていた侍の目に、「植村」が畳針を刺した。
負傷した侍が「小堀信濃守の若殿」だったため、「植村」「為七」は窮地に陥る・・・。
「植村」達を命懸けで守る岡っ引「富五郎」の人情味溢れるキャラクターが、強い印象を残す。
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「藤田まこと」主演の『剣客商売』の第2シリーズの第7話にあたる作品です。

「小兵衛」門下の「植村友之助」は、体を壊して剣を持てなくなったが、絵を描いて静かな余生を送っていた… 「友之助」が描いていたのは、弟のように可愛がっている若者「為七」、、、

「友之助」はその「為七」が侍たちに追われ囲まれている場面に遭遇し、とっさに絵をまとめていた畳針を投げて侍の目に命中させ、その隙に「為七」を逃がす… 目を負傷したのは五千石の旗本「小堀信濃守」の三男「右京」

「右京」は屋敷に出入りさせている御用聞き「菊坂の富五郎」を使って「為七」「友之助」の行方を探らせる……。


日ごろからの「右京」の横暴振りを知っていた岡っ引の「富五郎」が、「植村」「為七」を守ろうとする姿が印象的でしたね… それが、命を懸けることになるとは、、、

切ない展開でしたが、「右京」の父「小堀信濃守」がしっかりした人物だったことから納得感のある始末のつけ方でしたね… でも、「富五郎」は戻ってこないですけどねー 切ないなぁ。


-----staff/cast-------------
原作:池波正太郎(新潮文庫刊)
プロデューサー:遠藤龍之介・保原賢一郎・佐生哲雄・足立弘平
音楽:篠原敬介
撮影:石原興
照明:中島利男
録音:広瀬浩一
編集:園井弘一
殺陣:宇仁貫三
監督:小野田嘉幹
脚本:野上龍雄
美術:西岡善信・丸井一利
キャスト:
 秋山小兵衛(剣客) - 藤田まこと
 おはる(小兵衛の妻) - 小林綾子
 秋山大治郎(小兵衛の息子) - 渡部篤郎
 秋山(佐々木)三冬(大治郎の妻・田沼意次の娘) - 大路恵美
 弥七(別名「四谷の弥七」・小兵衛の元弟子の岡っ引) - 三浦浩一
 植村友之助(秋山小兵衛の弟子で大治郎の友人) - 渡辺いっけい
 お吉 - 山口美也子
 為七(知的障害者) - 内山信二
 菊坂の富五郎 - 田山涼成
 徳兵衛 - 芦屋小雁
 小堀信濃守 - 家辺隆雄
 小堀右京(侍) - 村井克行
 市木典馬 - 市山澄
ナレーター:橋爪 功



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