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『のんき大将脱線の巻』 1949年

2024年01月08日 21時18分28秒 | ■映画・ドラマ
著者 :
ポニーキャニオン
発売日 :
ビデオテープを処分することにしたので、処分前に見納め、、、

『のんき大将脱線の巻(原題:Jour de fête)/1949』を観ました……短篇の『左側に気をつけろ(原題:Soigne ton gauche)/1936』も併録されています。

-----story-------------
<のんき大将脱線の巻>
「乙女の星」で幽霊の役を勤めたジャック・タチが原作、監督、主演する喜劇で、脚本はタチがアンリ・マルケ及び「奥様は唄に首ったけ」「バラ色の人生」のルネ・ウェレルと協力執筆し、撮影はジャック・メルカントン、装置は「バラ色の人生」のルネ・ムーラエールがそれぞれ担当し、音楽はジャン・ヤトヴが作曲した。

のどかなフランスの田舎の年に夏祭の日が来た。
村の広場にはいろいろの見世物のテントや屋台が並び、メリー・ゴー・ラウンドの賑やかな音楽が子供達の心を浮々させる。
この村を受持っている郵便屋フランソワは自転車に乗ってやって来る。
配達するとどこの家でも一杯のブドー酒をお茶がわりにすすめる。
世間話しの無駄口をかわして笑う習わしである。
いよいよ祭の日、村人は野良を休んで広場に集る。
村娘ジャネットはメリー・ゴー・ラウンドの若者の流し目に、恥ずかしそうに答える、子供達は木馬に乗ったり、菓子をほおばったり笑い興じる。
フランソワは顔見知りの若者に袖を引かれ、テントがけの映画館の外からのぞき込む。
スクリーンにはアメリカの郵便配達の有様が写っている。
飛行機、自動車を動員して目覚しいスピード振りである。
アメリカ式に少しは急いだらどうだいと若者にからかわれて、フランソワはその気になった。
その日は祭の祝酒ですっかり酩酊したので、局にも帰らず貨車の中に一夜を明したが、目を覚すとフランソワはアメリカ式だと思い出し、疾風の如く自転車を走らせてスピード配達をしてのける。
ところが余りアメリカ式に走りすぎて、川の中に真逆様にとび込みぬれ鼠になり、フランスの田舎ではアメリカ式よりお国振がよいと悟った。


<左側に気をつけろ>
「ぼくの伯父さん」シリーズの喜劇王ジャック・タチと、「禁じられた遊び」「太陽がいっぱい」の名匠ルネ・クレマンが、ともにキャリア初期の1936年にタッグを組んだ短編コメディ。
タチが主演と脚本を、クレマンが監督を務めた。

田舎のボクサーたちに“次の試合は莫大なファイトマネーがかかっている”という電報が届いた。
農家の息子ロジェ(ジャック・タチ)は家の手伝いをほうり出して、ボクシングの真似をして遊んでいる。
チャンピオンの練習相手が倒れたため、彼が間に合わせにリングにあがることになった。
ロジェハ入門書を片手に珍ファイトを繰り広げる。

ジャン=リュック・ゴダール監督が「右側に気をつけろ」でオマージュを捧げたことでも知られる。
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いやぁ……ジャック・タチの作品は和みますねー ところどころで、クスっと笑いながら、見納めしました、、、

この世界観、好きですねー アメリカ式? 自転車の暴走シーンが印象的でした……フランスの田舎町の風景も良いですね! 

-----staff/cast-------------
<のんき大将脱線の巻>
監督:ジャック・タチ
製作:フレッド・オラン
脚本:ジャック・タチ
   アンリ・マルケ
   ルネ・ウェレル
撮影:ジャック・メルカントン
音楽:ジャン・ヤトヴ
出演:
 ジャック・タチ
 ギイ・ドゥコンブル
 ポール・フランクール

<左側に気をつけろ>
監督:ルネ・クレマン
脚本:ジャック・タチ
製作:フレッド・オラン
音楽:ジャン・イアトーブ
出演:
 ジャック・タチ

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