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『鬼平犯科帳1 第14話「泥鰌の和助始末」』 1989年日本

2021年09月22日 22時44分00秒 | ■映画・ドラマ
   "鬼平犯科帳1 第14話「泥鰌の和助始末」"


先日、BSフジで放映していた『鬼平犯科帳1 第14話「泥鰌の和助始末」』を観ました。

-----story-------------
木綿問屋・角屋の金蔵で、盗み細工が発見される。
大工の腕を持つ盗賊が、改築の工事中に盗みのための細工をしていたのだ。
「長谷川平蔵(中村吉右衛門)」の調べで、角屋の工事に関わった和助という老大工の名が浮上する。
三ヶ月後、「和助(財津一郎)」が長旅から戻ってくる。
「泥鰌の和助」と呼ばれる彼は、盗み細工の名人だった。
が、「和助」はもう足を洗ったと言う。
「和助」は、大工仲間の「孫吉(小鹿番)」の長屋で、紙問屋に奉公している孫吉の息子「磯太郎(山崎有吉)」に会う。
実は、「磯太郎」「和助」の息子。
「磯太郎」が生まれてすぐ妻をなくした「和助」のために、「孫吉夫婦」が自分の子供として育てていてくれていた。
その「磯太郎」は、小津屋の「源兵衛(南条好輝)」から身に覚えのない盗みの疑いをかけられていた。
侮辱された「磯太郎」は、恨みを残して首を吊る。
しかし、「源兵衛」からは謝罪の言葉はない。
「和助」は、息子のために復讐を誓う。
「和助」は、昔の盗賊仲間に小津屋への盗みを持ちかける。
「和助」は小津屋にも昔に盗み細工をしていた。
難無く金蔵に入り、金箱や証文を小舟に積む「和助」らだったが、船着場には「平蔵」らが待ち構えていた…。
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二代目「中村吉右衛門」主演の『鬼平犯科帳』の第1シリーズの第14話にあたる作品です。


日本橋の木綿問屋・角屋の金蔵に盗み細工が見つかった… 盗み細工とは、大工になりすました盗賊が、後日忍び込むために、普請の最中に抜け穴などの細工を施す仕掛けのことである、、、

仕掛けは、盗人仲間に売りつけられることもあった… 「平蔵」は、金蔵の普請に関わった者をすべて調べさせた。

すると、ひとりだけ行方知れずの渡り大工がいた… 盗み細工の名人「泥鰌の和助」である、、、

「平蔵」は、角屋から目を離さぬよう「酒井祐助」に命じた… そんなある日、紙問屋・小津屋の手代「磯太郎」が、主人である「源兵衛」の罠にかけられ自殺する。

「磯太郎」は、昔の仲間に預けた、「和助」の実の子だった… 息子の死の真相を知った「和助」は、怒りに火がつき、かつて盗み細工を施した小津屋への盗みを計画する、、、

「平蔵」は、妻「久栄」のふとした気づきから、「和助」と小津屋の関係をつかみ、その狙いを知るのだった。


盗っ人稼業からは足を洗っていた「泥鰌の和助」が、理不尽な理由で自殺に追い込まれた息子の復讐を果たすために盗みい入る… ついつい、「和助」に感情移入して観ちゃいましたね、、、

「平蔵」の人情裁きも良かったですねー


-----staff/cast-------------
原作:池波正太郎
脚本:安部徹郎
監督:高瀬昌弘
音楽:津島利章
キャスト:
 長谷川平蔵 - 二代目中村吉右衛門
 久栄 - 多岐川裕美
 酒井祐助 -篠田三郎
 村松忠之進 - 沼田爆
 木村忠吾 - 尾美としのり
 竹内孫四郎 - 中村吉三郎
 山崎国之進 - 中村吉次
 相模の彦十 - 江戸家猫八
 伊三次 - 三浦浩一
 おまさ - 梶芽衣子
 泥鰌の和助 - 財津一郎
 大工・孫吉 - 小鹿番
 磯太郎 - 山崎有吉
 源兵衛 - 南条好輝


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