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『鬼平犯科帳7 第6話「殺しの波紋」』 1997年日本

2022年03月03日 19時51分00秒 | ■映画・ドラマ
   "鬼平犯科帳7 第6話「殺しの波紋」"


先日、ホームドラマチャンネルで無料放映していた『鬼平犯科帳7 第6話「殺しの波紋」』を観ました。

-----story-------------
ある夜、火付盗賊改方与力「富田達五郎(萩原流行)」が舟上で、ふたりの男を殺害した。
ひとりは薬種商「橋本屋助蔵(滝 譲二)」、もうひとりは船宿・菊川の船頭「留吉」であった。
盗賊「犬神の竹松(河原さぶ)」は、その現場を目撃。
「竹松」は、「富田」の顔を覚えていた。
三年前、「富田」が盗賊「下津川の万蔵」一味を捕えた際、「竹松」「富田」に弟の「長吉」を殺されていたのだ。
「竹松」は、金百両を要求し、「富田」をゆすり始めた。
「富田」の異変に気づいた「平蔵(中村吉右衛門)」は、密偵「小房の粂八(蟹江敬三)」らに命じて、「富田」の周囲を調べさせる。
実は、「富田」が殺した「橋本屋」は、盗賊だった。
かつて「富田」の娘「幸(藤井真理)」が大病を患い、市中見回りもうわの空だったころ、「富田」は、ふとしたことから絡まれ、抜刀してきた若侍を斬ってしまった。
そこを、悪党の「橋本屋」に見られてしまっていたのだ。
「平蔵」たちは、慎重に調べを進め、次第に「富田」の犯した悪事に近づいていくのであった。
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二代目「中村吉右衛門」主演の『鬼平犯科帳』の第7シリーズの第6話にあたる作品です。

ある夜、火盗改メ与力「富田」が、舟上で二人の男を殺害する… この現場を「富田」に怨みを持つ盗賊「犬神の竹松」が目撃して「富田」をゆすり始めた、、、

「富田」の行動に不審をおぼえた「平蔵」は、密偵を使って尾行させる… やがて「富田」が秘密を守るために役宅の門番を殺し、金欲しさに辻斬りを始めたことを知って、遂に「平蔵」「富田」と対峙するが・・・。

ひとつの罪のつもりが、その罪を隠すために罪を重ねることに… 哀しい運命ですが、同情の余地なしですねー

家族に罪はないとはいえ、「平蔵」裁きがやや甘い感じがしましたねー 



-----staff/cast-------------
原作:池波正太郎
脚本:野波静雄
監督:小野田嘉幹
音楽:津島利章
キャスト:
 長谷川平蔵:二代目中村吉右衛門
 木村忠吾:尾美としのり
 小林金弥:三代目中村歌昇(現・三代目中村又五郎)
 小房の粂八:蟹江敬三
 相模の彦十:三代目江戸家猫八
 おまさ:梶芽衣子
 富田達五郎:萩原流行
 犬神の竹松:河原さぶ
 お吉:大藤三莱
 多加:志乃原良子
 幸:藤井真理


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