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『鬼平犯科帳8 第9話「さらば鬼平犯科帳~鬼平死す~」』 1998年日本

2021年03月17日 21時45分00秒 | ■映画・ドラマ
"鬼平犯科帳8 第9話「さらば鬼平犯科帳~鬼平死す~」"


先日、BSフジで放映していた『鬼平犯科帳8 第9話「さらば鬼平犯科帳~鬼平死す~」』を観ました。

-----story-------------
シリーズ10年を飾るスペシャル版。
「池波世界」の常連である大悪党「白子屋菊右衛門」を登場させたオリジナルストーリーをメインに、これまでの名場面を挿入したファン必見の1本。

安政7年5月、「平蔵」「忠吾」を連れて京都へ父の墓参りに赴いた。
その帰り道、鈴鹿山で崖から落ちて「平蔵」が死んだと言う。
「鬼平」死亡の報はすぐに全国に広まり、大阪の裏社会を牛耳る「白子屋菊右衛門」は、この機に乗じて江戸へ進出するために動き出した。
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二代目「中村吉右衛門」主演の『鬼平犯科帳』の第8シリーズの第9話(最終話)にあたる作品です。


火付盗賊改メ長官の「長谷川平蔵(中村吉右衛門)」は父の墓参りのために、公儀に届けを出して京へ向かった… お供は「木村忠吾(尾美としのり)」ただ一人である、、、

久しぶりに江戸を離れた「平蔵」は、日頃の激務から解放されてくつろいだ気分で旅を続け、無事墓参りを終えた… ところが、帰路の途中で大変な事が起こった。

「平蔵」は江戸には帰って来なかった… 「忠吾」によると、「平蔵」は鈴鹿峠で忠吾とはぐれ、谷底に足を滑らせて命を落としたのだと言う、、、

妻の「久栄(多岐川裕美)」始め、「小林金弥(中村歌昇)」ら部下の同心たちには信じられない… しかし、「忠吾」に同行した鈴鹿の関所の役人二人が、鈴鹿山中での捜索の模様を話し、鹿も通わぬ難所で「平蔵」の足跡が発見され、やがて愛用していた銀のキセルも見つかったことを聞くに及んで、遺体は見つからなかったものの死んだとしか思えなくなった。

「平蔵」が好んだ軍鶏鍋の店、本所の五鉄には、密偵と言う立場のために、葬儀にも顔を出せない相模の「彦十(江戸家猫八)」「おまさ(梶芽衣子)」「小房の粂八(蟹江敬三)」「大滝の五郎蔵(綿引勝彦)」が集まって「平蔵」をしのんだ… その頃大坂では、「平蔵」が死んだ、と言う話を聞いた凶悪な盗賊「白子屋菊右衛門(金田竜之介)」が、これを機会に江戸へ乗り込んで荒らし回ろうと企んでいた、、、


朝が来て、「彦十」「おまさ」「粂八」「五郎蔵」が五鉄から外へ出ると、霧の中に深編笠の男が立っていて… 敵を欺くにはまず見方から、ということで「平蔵」事故死の情報は、「白子屋菊右衛門」を大坂から誘き出す手段だったという展開。

第8シリーズの最終話にあたるスペシャル版ということで、亡くなった「平蔵」への想い出を回想するシーンが多用されており、総集編という感じでしたね、、、

ストーリー的には物足りなさがありましたが… 過去の名場面がどんどん出てくるので、ファンには堪らない構成でしたね。


-----staff/cast-------------
企画:市川久夫
   能村庸一
   武田功
プロデューサー:西渕憲司 松本宗大
原作:池波正太郎
脚本:古田求
監督:酒井信行
音楽:津島利章
制作:フジテレビ 松竹株式会社
キャスト:
 長谷川平蔵 - 二代目中村吉右衛門
 久栄 - 多岐川裕美
 小林金弥 - 中村歌昇
 酒井祐助 - 勝野洋
 木村忠吾 - 尾美としのり
 おまさ - 梶芽衣子
 相模の彦十 - 江戸家猫八
 小房の粂八 - 蟹江敬三
 白子屋菊右衛門 - 金田龍之介
 谷村彦九郎 - 西園寺章雄
 磯辺十郎左衛門 - 南条好輝
 松平定信 - 十七代目市村羽左衛門
 浪人 - 前田忠明





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