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『鬼平犯科帳スペシャル 「一本眉」』 2007年日本

2021年05月27日 21時37分00秒 | ■映画・ドラマ
  "鬼平犯科帳スペシャル 「一本眉」"


先日、BSフジで放映していた『鬼平犯科帳スペシャル 「一本眉」』を観ました。

-----story-------------
江戸の大店「豊島屋」が盗賊に襲撃された。
一家皆殺しという残忍な犯行に怒った「平蔵(中村吉右衛門)」は、至急下手人を洗い出すよう命じる。
手掛かりは、錠前を切り取った鮮やかな太刀さばき。
そんな中、かつて凄腕の女盗賊だった密偵の「おまさ(梶芽衣子)」が、尾張の盗賊の頭「清洲の甚五郎(宇津井健)」と接触。
「甚五郎」が近く大仕事を画策しているとの情報をもってきた。
一番子分「佐喜蔵(遠藤憲一)」はすでに「甚五郎」の下にはいないという。
事件との関わりを探るため「平蔵」は自ら「甚五郎」の元に赴く。
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二代目「中村吉右衛門」主演の『鬼平犯科帳』のスペシャル版、、、

テレビ第1シリーズで放映された『一本眉』に、第6シリーズで放映された『墨斗の孫八』のストーリーも交えて新たな脚本にリメイクされた作品… 故「江戸家猫八」が演じていた密偵「相模の彦十」役が「長門裕之」によって6年ぶりに復活しているのも見どころですね。



師走の江戸で、打ち物問屋豊島屋が急ぎ働きに襲われ、一家は皆殺し、金銭二百八十両が盗まれた… 賊たちは錠前をきれいに切断しており、その手口から「平蔵」はただならぬ相手と直感し、捜査を開始する。、、、


一方、煮売り酒屋に来た木村忠吾は以前その店で親しくなった甚五郎という男と偶然出会う… 彼の正体は、「一本眉」の異名を持つ「清州の甚五郎」という盗賊だった。

そのころ、密偵の「おまさ」は偶然、「甚五郎」と再会していた… 「甚五郎」は、「おまさ」に次の盗みを手伝ってほしいと持ちかけた、、、

話を持ち帰ったおまさは、「平蔵」に報告し、豊島屋の一件は、「一本眉」がやったものではないと進言した。

「一本眉」は、急ぎばたらきを何よりも嫌う男であった… ことの真相は、「甚五郎」を裏切った元配下の「佐喜蔵」の仕業だったのだ、、、

浪人に変装した「平蔵」は、「佐喜蔵」に命を狙われた「甚五郎」を助ける… 傷ついた「甚五郎」を介抱するために、「平蔵」は一晩「甚五郎」と酒を酌み交わすことになり、その正体が「鬼平」とは知らない「甚五郎」は、すっかり「平蔵」のことを気に入ってしまう。


同じ盗っ人でも、殺さずに盗むのか、皆殺しにして盗むのかでは大きな違い… 盗っ人同士の争いでもあったので、「一本眉」「甚五郎」に感状移入しながら観ちゃいました、、、


「佐喜蔵」が極刑に処されるところを見せてやりたかったですね… 「佐喜蔵」の部下の扱いについては、今回も「平蔵」の名裁きでしたね。


-----staff/cast-------------
企画:能村庸一
   武田功
プロデューサー:保原賢一郎
        後藤博幸
        足立弘平
原作:池波正太郎
  「一本眉」「墨つぼの孫八」より(文春文庫刊)
脚本:野上龍雄
監督:井上昭
音楽:津島利章
美術監修:西岡善信
料理指導:阿部孤柳
テーマ音楽:インスピレイション / ジプシー・キングス
ナレーター:能村太郎
監修:小野田嘉幹
制作:フジテレビ 松竹株式会社
キャスト:
 長谷川平蔵 - 二代目中村吉右衛門
 久栄 - 多岐川裕美
 酒井祐助 - 勝野洋
 木村忠吾 - 尾美としのり
 村松忠之進 - 沼田爆
 沢田小平次 - 真田健一郎
 三井忠次郎 - 中村吉之助
 竹内孫四郎 - 中村吉三郎
 山崎国之進 - 中村吉五郎
 盗賊改門番 - 松尾勝人
 同心 - 中村吉六
 同心 - 中村吉二郎
 小林金弥 - 三代目中村歌昇
 小房の粂八 - 蟹江敬三
 伊三次 - 三浦浩一
 大滝の五郎蔵 - 綿引勝彦
 三次郎 - 藤巻潤
 おとき - 江戸家まねき猫
 相模の彦十 - 長門裕之
 おまさ - 梶芽衣子
 与吉 - 山田純大
 おみち - 大路恵美
 倉淵の佐喜蔵 - 遠藤憲一
 弥太郎 - 山崎銀之丞
 おもん - 石原舞子
 長屋の女房 - 南條瑞江
 柳田 - 谷口高史
 喜六 - 野口寛
 半造 - 関貴昭
 三橋重慶 - 真田実
 鳶頭 - 本城丸裕
 おしげ - 亜呂奈
 長屋の女房 - 藤原ひろみ
 勘助 - 東田達夫
 佐脇 - 円藤耕成
 板垣 - 小田島隆
 白石 - 鎌田栄治
 伊助 - 上杉祥三
 茂の市 - 火野正平
 清洲の甚五郎 - 宇津井健










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