"Agatha Christie's Poirot Five Little Pigs"
先日、NHK BSプレミアムで放映していた『名探偵ポワロ「五匹の子豚」』を観ました。
-----story-------------
「アガサ・クリスティー」原作の人気シリーズ「名探偵ポワロ」をハイビジョンリマスター版で放送!
夫殺しで死刑になった母親の無実の証明。
娘の願いに「ポワロ」の推理が迫る!
夫を殺したとして死刑になった母親の無実の証明を依頼された「ポワロ」。
依頼人の「ルーシー」には無実を訴える母「キャロライン」の手紙が残されていた。
「ポワロ」は、当時の事件関係者を訪ねて話を聞く。
画家だった「ルーシー」の父は、次々に愛人を作り妻と口論が絶えなかったという。
そこに、絵のモデルとして「エルサ」という若い女性が現れたのが、事件の始まりだった。
-----------------------
「ルーシー・クレイル」の母親は、画家である夫を殺した罪で絞首刑に処されていた… しかし彼女は、娘に自らの無実を告げる手紙を遺しており、その言葉を信じて「ルーシー」は、真相の解明を「ポワロ」に託す、、、
彼女の切なる依頼を請けた「ポワロ」は、14年前に起きた事件の関係者である両親の親友「フィリップ・ブレイク」やその兄で幼馴染の「メレディス・ブレイク」、愛人「エルサ」、「クレイル家」の家庭教師「ミス・ウィリアムズ」、そして「キャロライン」の異父妹「アンジェラ」を訪ね、5人それぞれが語る当時の様子から事件の真相に辿りつく。
関係者の証言から、過去の事件の真相を追うという難しい事件でしたが… 「ポワロ」が一人ひとりと相対しながら、共通の場所での共通の事柄を繰り返し掘り下げていくので、観る方からはわかりやすかったですね、、、
それにしても、妹の犯行だと思って、自分が全てを背負った「キャロライン」のことを想うと悲しくてやりきれない感じがしましたね… もう幸せな家庭は戻らないですからねぇ。
真犯人がわかったあと、両親を死に至らしめた狡猾な犯人に向かって「ルーシー」がピストルを向けるシーン、、、
緊迫した場面になりましたが、結局、引き金は引けませんでした… 賢明な判断だったと思います。
そこで撃ってしまったら、相手と同じところまで堕ちていっちゃいますからね… 良いエンディングだったと思います。
本シリーズ、本作以降は「ヘイスティングス」、「ジャップ」、「レモン」のレギュラー3人が登場しなくなるらしいです… その影響によりシリーズの魅力のひとつだったユーモアたっぷりでコミカルなサイドストーリーの描写がなくなり、ぐっと暗いトーンでシリアスな叙情を感じさせるドラマになっていました、、、
コミカルなシーンも好きなのですが… ミステリードラマとしては、この雰囲気の方が好みだなぁ。
オープニングタイトルのデザインもシャープになっていたところや、、、
「サティ」の音楽が印象的に使われていたのも、シリアスな展開にぴったりでしたね。
-----staff/cast-------------
原作:アガサ・クリスティ
製作:マーガレット・ミッチェル
監督:ポール・アンウィン
脚本:ケビン・エリオット
出演:
デヴィッド・スーシェ(エルキュール・ポアロ)
レイチェル・スターリング(キャロライン・クレイル ルーシーの母、夫殺害容疑で有罪)
エイダン・ギレン(アミアス・クレイル ルーシーの父、画家)
トビー・スティーブンス(フィリップ・ブレイク クレイル夫妻の友人、株式仲買人)
マーク・ウォーレン(メレディス・ブレイク クレイル夫妻の友人、フィリップの兄)
エイミー・マリンズ(ルーシー・ルマルション 依頼人、本名ルーシー・クレイル)
ジュリー・コックス(レディー・エルサ・ディティシャン アミアスの絵のモデル、旧姓グリヤー)
ジェマ・ジョーンズ(ミス・ウィリアムズ アンジェラの家庭教師)
ソフィー・ウィンクルマン(アンジェラ・ウォレン キャロラインの異父妹)
パトリック・マラハイド(サー・モンタギュー・ディプリーチ キャロラインの弁護を担当した弁護士)
先日、NHK BSプレミアムで放映していた『名探偵ポワロ「五匹の子豚」』を観ました。
-----story-------------
「アガサ・クリスティー」原作の人気シリーズ「名探偵ポワロ」をハイビジョンリマスター版で放送!
夫殺しで死刑になった母親の無実の証明。
娘の願いに「ポワロ」の推理が迫る!
夫を殺したとして死刑になった母親の無実の証明を依頼された「ポワロ」。
依頼人の「ルーシー」には無実を訴える母「キャロライン」の手紙が残されていた。
「ポワロ」は、当時の事件関係者を訪ねて話を聞く。
画家だった「ルーシー」の父は、次々に愛人を作り妻と口論が絶えなかったという。
そこに、絵のモデルとして「エルサ」という若い女性が現れたのが、事件の始まりだった。
-----------------------
「ルーシー・クレイル」の母親は、画家である夫を殺した罪で絞首刑に処されていた… しかし彼女は、娘に自らの無実を告げる手紙を遺しており、その言葉を信じて「ルーシー」は、真相の解明を「ポワロ」に託す、、、
彼女の切なる依頼を請けた「ポワロ」は、14年前に起きた事件の関係者である両親の親友「フィリップ・ブレイク」やその兄で幼馴染の「メレディス・ブレイク」、愛人「エルサ」、「クレイル家」の家庭教師「ミス・ウィリアムズ」、そして「キャロライン」の異父妹「アンジェラ」を訪ね、5人それぞれが語る当時の様子から事件の真相に辿りつく。
関係者の証言から、過去の事件の真相を追うという難しい事件でしたが… 「ポワロ」が一人ひとりと相対しながら、共通の場所での共通の事柄を繰り返し掘り下げていくので、観る方からはわかりやすかったですね、、、
それにしても、妹の犯行だと思って、自分が全てを背負った「キャロライン」のことを想うと悲しくてやりきれない感じがしましたね… もう幸せな家庭は戻らないですからねぇ。
真犯人がわかったあと、両親を死に至らしめた狡猾な犯人に向かって「ルーシー」がピストルを向けるシーン、、、
緊迫した場面になりましたが、結局、引き金は引けませんでした… 賢明な判断だったと思います。
そこで撃ってしまったら、相手と同じところまで堕ちていっちゃいますからね… 良いエンディングだったと思います。
本シリーズ、本作以降は「ヘイスティングス」、「ジャップ」、「レモン」のレギュラー3人が登場しなくなるらしいです… その影響によりシリーズの魅力のひとつだったユーモアたっぷりでコミカルなサイドストーリーの描写がなくなり、ぐっと暗いトーンでシリアスな叙情を感じさせるドラマになっていました、、、
コミカルなシーンも好きなのですが… ミステリードラマとしては、この雰囲気の方が好みだなぁ。
オープニングタイトルのデザインもシャープになっていたところや、、、
「サティ」の音楽が印象的に使われていたのも、シリアスな展開にぴったりでしたね。
-----staff/cast-------------
原作:アガサ・クリスティ
製作:マーガレット・ミッチェル
監督:ポール・アンウィン
脚本:ケビン・エリオット
出演:
デヴィッド・スーシェ(エルキュール・ポアロ)
レイチェル・スターリング(キャロライン・クレイル ルーシーの母、夫殺害容疑で有罪)
エイダン・ギレン(アミアス・クレイル ルーシーの父、画家)
トビー・スティーブンス(フィリップ・ブレイク クレイル夫妻の友人、株式仲買人)
マーク・ウォーレン(メレディス・ブレイク クレイル夫妻の友人、フィリップの兄)
エイミー・マリンズ(ルーシー・ルマルション 依頼人、本名ルーシー・クレイル)
ジュリー・コックス(レディー・エルサ・ディティシャン アミアスの絵のモデル、旧姓グリヤー)
ジェマ・ジョーンズ(ミス・ウィリアムズ アンジェラの家庭教師)
ソフィー・ウィンクルマン(アンジェラ・ウォレン キャロラインの異父妹)
パトリック・マラハイド(サー・モンタギュー・ディプリーチ キャロラインの弁護を担当した弁護士)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます