女性専用車両反対派や痴漢冤罪厨は、いつになったら『男の敵は“男社会”』だと気がつくのか?

女を叩いても、長時間労働や男らしさの押し付け問題は解決しない。悪因は男性主体の競争社会。管理職の9割は勝ち組男。

『日本共産党、性風俗店利用の立民・高井崇志議員の辞職を求める』…それと、高井議員を擁護する野党支持派の〝男尊女卑な本性〟

2020-04-18 15:12:54 | 性犯罪(痴漢)防止対策

日本共産党岡山県委員会のホームページ』に載っていたから、紹介します。

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高井崇志衆院議員の辞職を求める
2020年4月16日
                日本共産党岡山県委員会
                社会民主党岡山県連合

立憲民主党の高井崇志衆院議員が9日、東京都内の風俗店を利用したことが明らかになった。
高井氏は2017年の総選挙で立憲民主党、日本共産党、社民党、「おかやまいっぽん」とそれぞれ、政策協定を結び野党統一候補としてたたかい、比例復活で当選している。
今回の高井氏の行為は、市民と野党の共闘への背信であり、同時に、新型コロナ危機の苦難にある中、国民への重大な裏切り行為である。議員としての資格も問われるものであり、決して許されるものではない。高井氏自身が自ら辞職を決断することを強く求めるものである。
私たちは、市民と野党の共闘、よせられた県民のみなさんの期待の声にこたえるべく、引き続き全力を挙げる決意である。

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以上のことを載せた日本共産党の行動は、これで問題がないんですが…まあ、ポーズととっただけかもしれませんが、言わないよりはマシ。

 

『問題』は…こういう高井議員のような議員を擁護する『支持層』が存在する、という事なんだよね。

リベラル左派・野党支持派の中にけっこういる、ということ。

 

「男がエロいことしちゃっただけだよね!(笑)これくらい、当たり前なのだし、たいしたことないな~い!w」
「男なんだから仕方ないですよね!おれたち男様が、性風俗に勤める貧困女を性的搾取するのは当然!」
「男が、店で女を買うのは当たり前!これくらい許してやれよ~」
「貧困女に金を渡して助けてやったんだ!貧困女どもは、ありがたいと思え!www」
…という感覚で、こういう議員のことを擁護する〝男尊女卑のリベラル左派や野党支持派層〟=支持層・支援者層がいることが問題なんだよ。

 

議員は、支持層の写し鏡。

政治家は、国民の写し鏡。

 

今の野党が政権をとったとしても、その野党の支持層が「女を性的搾取して何が悪いの?その程度の罪なら軽い軽い!男のスケベくらい、許そう!(笑)男の本能っス!」という男尊女卑者ばかりだと、野党が政権とっても、女性差別は減らないし、性的搾取の構造はまったくなくならないんだよ。

それどころか、「性風俗勤めの女をいっぱい確保しておきたいから、性風俗店で働くしかない〝女性貧困層はなんとしてもガッツリ残す社会〟を維持しよう!」と、意識が働くんだよ。

 

こんな議員が集まる政党が与党になったところで、「男女年収格差を縮めよう」なんて政策を、本腰入れてやるわけがない(笑)

 

性風俗店で働く女性たちも、子供の頃からこういう男尊女卑の国(女が性的搾取されるのは当たり前という風景がある国、そういう価値観の国)で育ってしまったために、「女の私達がこういう役割を担当するのは自然なこと。男も喜んでるし、私の懐には金も入るし、いいんじゃない?」くらいの考えしか持てなくなる。そういう女性たちを見て、男達も、「性風俗で勤める女たちも喜んでるし、需要と供給が成り立ってるから問題ない!」と言い出す。

 

問題は、そういう主張する男達というのは、ネトウヨや自民党支持派だけじゃなく、リベラル左派や野党支持派にも多いということ。

 

貧困女性を救済するには、男女の年収格差をなくすこと。
社会福祉を充実させること。
弁護士や支援団体に相談するよう、彼女たちを促すこと。
保護施設を増やして、職業支援をして、昼の仕事に戻すこと。

それと、広告でも、子供の頃から読む少年漫画でも、「ラッキースケベ!男が女を性的搾取するのは当たり前」という価値観につながる『情報』が公にゴロゴロ並んでるような、そういう社会を無くすことだね。もしくは、小学校低学年くらいのうちから、子供たちに、セクハラや女性差別を止めるよう、先手を打って教育すること。
で、萌えポルノでも何でも、エロいもんは、〝個人の視界で見る〟にとどめる(ゾーニング)という『マナー』を徹底させるか。前にもブログで書いたが、私はエロ媒体自体をこの世から無くせと言ってない。

そもそも子どもの頃から、「女性差別やセクハラはこういうことであり、それらはやってはいけない、『女』は若さや外見ばかりに価値があるという考えを持ってはいけない。それは女性の尊厳を傷つける」と習って育ったら、公共の見える場所に女の写真ばかり陳列するとか、広告に萌えポルノを陳列させるような『社会人・大人』なんて発生しないんだけどねえ…

〝自称フェミで表現の自由戦士〟の人が、「女向けエロ、ボーイズラブ、男性ゲイ向けエロも公共の場に陳列し、相殺するというのはどうか?」と言っているようだが、私はそれには同意できない。

 

元性風俗嬢の知り合いが、「私は無知だった。法律相談するとか、そういうことまで意識が行かなかった。というかそんなことすら知らなかった。そして、昼の仕事に戻る気力も当時は奪われてしまった」と言っている。

 

『我々は弱者の味方です!』『貧困者を救済しよう!』なんて表向き言っているリベラル左派男や野党支持派男たちまで、性風俗店で女を買ったことを自慢してくることがある。それくらい、うちの国のリベラル左派・自民党政権批判派はレベルが低い。

 

「女は困ったら性風俗店に勤めるしか選択肢がない社会」という状況はなくさないと。ちなみに、女だけじゃなくて、貧困家庭や複雑な家庭で、そこにいることができない男子も、性風俗店に勤めて、オジサンたちに体を売ってるんだけれども(ノンケの男子も、オジサンに体を売っている。)

 

どこの政党も政権をとるまでは、「弱者救済!女性の人権を守ります!」などを訴えるのだが、与党の座についたとたん、「支持派層も、そんなに女性の人権をどうにかしろとは言ってないから」と、その空気を読んで、議員たちも「俺たち、女性差別問題を解決するなんて約束してねえし」と、態度を変える。要するに、自民党と対してかわらないになるだけ。

 

もう知ってる人達は知ってるのだが…単なるミソジニー思想でしかない「トランスジェンダリズム」だの、女性差別思想でしかないのをごちゃごちゃ屁理屈で固めた『男に寄り添うフェミニズム』だのを自民党政権批判派・リベラル左派たちも絶賛・推奨しはじまってる。どのみち、右が政権とっても、左が政権とっても、生得的女性は蔑ろにされる。

 

 


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